アメリカの地方路線を中心に結ぶ地域航空会社に勤める、裕坊といいます。こんにちは。
火曜日に出勤していた4日間のフライトが終わって、昨日金曜日に帰宅…4日間の締めくくりとなった金曜日は、カンザス州のウィチタから出発していました。
前日の木曜日は、アメリカでの感謝祭。多くの家庭では家族が集まって七面鳥を焼いた料理などを並べて、映画を見たりしながら過ごしています。午後の移動は極端に減るので、大抵の乗務員は午前中にて担当するフライトも終了。
ほとんどの航空会社では、長時間の宿泊滞在が入る時は、到着した都市のダウンタウン、もしくはその周辺のホテルに宿泊しています。エンデバー航空でも、3年前からそのシステムが導入になりました。ダウンタウン周辺のホテルは、駐車場の関係もあって送迎用のワゴンを所有していないところがほとんどなので、お迎えは大抵の場合はタクシー会社。木曜日は午前10時過ぎには担当便も終わり、黒塗りの高級セダンがお迎えに来てくれておりました。
高級車だけあって、中は革張りシート……
当日は、ウィチタのダウンタウンの東に位置する、オールドタウンのホテルが宿泊先。ウィチタのオールドタウンは、かつては鉄道の大きな駅や配送センターなどがあり、物流の中心地だった時期もあったらしいです。
キーン・カッター(Keen Kutter)というナイフ、フォークの類などの金属製品専門の会社だったり、
万能ナイフなども、この会社のウリの商品の一つ…
あとはアウトドア商品で有名なコールマンなども、ウィチタに大きな販売網を持っておりました。
創業の頃の主力商品だったアルコールランプ。
鉄道のネットワークが集まり、流通の中心地として栄えたウィチタには、当時の面影を残すレンガ建ての建物が数多く残っていて、
窓から見ていても絵になる景色が広がっておりました…
実は宿泊していたホテルの中まで煉瓦造りになっていて、雰囲気作りに一役買っていたのですが……
木曜日は早朝3時起きだったとあって、到底外を出歩く気分にはなれず……
翌朝ホテルの入り口からこんな景色を撮るのが精一杯……
また次回、機会があればダウンタウンを散策してみよう……
その次回はあるんやろか……
まだ夜が明けきらないうちから、昨日乗ったばかりのセダンに乗って、
空港に戻ってきておりました。
連休中真っ只中とあって、閑散としたターミナル。
それでも現在の上限56名(客席自体は合計76席)に対して8割となる45名の乗客の方を乗せて、ミネアポリスまで。
ミネアポリス空港。ゲートB12に、快晴の中到着。
数ヶ月前から再開営業しているオーガニック食材専門のお店で、
カプリースサンドイッチを購入。ここはクロワッサン生地を使用しています。
ちなみにカプリースサンドイッチといえば、デトロイト空港マクナマラターミナルの出発ゲートA36の横にある「プラム・マーケット」にあるトマトカプリースサンドイッチがとてもオススメなのですが、コロナ禍の営業再開以降、まだ一度も並んでいるのを見ておりません。
空港自体はオハイオ川の南に位置するので、空港の敷地はケンタッキー州にあり、空港内の案内放送でも北部ケンタッキー州であることを、かなり繰り返して強調しています。
デルタ航空管轄のフライトが発着するのは、Bコンコース。
そのBコンコースのフードコート。昨日は人気のチキンバーガーのお店、チックフィレーは既に閉店しておりました。
このフードコートに来たからには、是非こちらのお店に立ち寄ってみていただきたいです。
シンシナティ市内に本社がある、チリドッグで有名なお店、「ゴールド・スター・チリ」。
チリソースを使ったチリドッグが3つ入って、ドリンク付きで10ドルとかなりお買い得。
チリドッグをフライドポテトにするとさらに安く、9ドル。
3時間の地上待機が2回入っていたこともあって、デトロイト到着はすっかり日が暮れた7時半。
空港から約25分かけて我が家まで帰ってくると……
いつの間にか、クリスマスの装飾が終わっとる……
裕坊が4日間出勤している間、頑張ってくれていました。いつもは家族3人総出で飾り付けをするのですが、ほとんど愛妻ちゃんが1人で頑張ってくれていたそうです。
こちらは、窓の庇の下…
地面に挿し込むタイプのキャンディーケーン。
赤と緑の光が交互に入れ替わります。
植木をネット型の電球を被せて、
玄関前…
今年はそこに、トナカイさん家族が加わりました。
4日間、あまり得意ではない早朝のパターンのフライトをこなしたご褒美となりました。
日曜日から3日間お休みをいただいています。