米国の地域航空会社で小型機操縦を担当する、裕坊です。
昨年のコロナ禍の影響による旅客数激減から一転して、大賑わいを見せているアメリカの旅客航空業界。
こちらはアトランタ空港での、とある日の様子。
長らく運休していた空港内のターミナル内の電車も、既に再開しました。
そんな中にあって、秋以降の旅客需要予測が社内にて発表。
例年であれば秋になるにつれて旅客数も一段落し、それに伴って旅客便数もやや落ち着くのですが、今年度は夏とほぼ変わらない便数の運航を予定している、とのことでした。ちなみに6月以降のこれまでの搭乗率の平均は、およそ84%。多くの便で90%を超える搭乗率を記録し、乗客を乗せきれずに、搭乗便を振り替えざるを得なくなった方もかなりの数に上ったそうです。
コロナウィルスがまだ終息に至っていないとされる中で、これだけの人が動けば陽性と診断されるケースが増えるのも致し方ありません…多くの場合は、ほぼ無症状か軽い症状のままのようですが、
重症化して入院を余儀なくされる方も増えてきているようで、全米における入院患者数は8月17日(火)現在で、83,000名を超える事態になっている、とのこと…
ここで注目すべきなのは、CDC(アメリカ疾病管理予防センター:The Center of Desease Control and Prevention)が年内にてPCRテストを廃止の方向である、ということ。7月21日(水)に「PCR検査は推奨しない」という新たなガイドラインが発表され、アメリカでは今年いっぱいでPCR検査による陽性診断が廃止される方向となりました。
検査器内で温度を上げたり下げたりのサイクルを繰り返すことで、目標物となるウィルスの数を増やし、値が一定以上になると陽性と診断されてきたPCR検査法。サイクル数に世界統一基準などがなく、そもそも導入当時から偽陽性、偽陰性など問題が多いと指摘されてきた検査法でした。
さらに付け加えるならば、8月17日(火)現在、緊急承認下で接種が進んでいるコロナワクチンとほぼ同様、『緊急使用許可申請』下で使用されていた、ということ。同じRNAウィルスであるインフルエンザでも、コロナ陽性と診断されていたケースが相当数含まれていたのではないか、ということらしいです……WHOですら、PCR検査は診断の補助であるという見解を表明しました。
PCR検査に変わって新たに導入されることになったのは、『マルチプレックスアッセイ検査法』。
米CDCによると、感染症の急性期にある患者の上気道、または下気道から採取した検体で、コロナウィルス、インフルエンザA型、インフルエンザB型などのRNAを識別できるようになるんだそうです。
しかも最大12検体を一度に検出できるというスグレモノなのだそうで…
ただ1つだけ引っかかることがあるとすれば、PCR検査廃止の方向への発表があったのが、7月21日(水)で、その2日前の7月19日(月)には、投資家であるジョージ・ソロス氏と元マイクロソフト社会長であるビル・ゲイツ氏が、「10分検査」の開発に当たっていた英国のコロナ検査会社であるモロジック社を買収することを発表していた、ということ…
なんか不穏な匂いがする……悪い予感は、なるべくであれば外れていて欲しいです。
ただどんな経緯があったにせよ、コロナウィルスの診断に関していうなら、正確性が上がることにはなりそうなので、乞うご期待です。
我が家のあるミシガン州。学校によっては、既に新学年が始まっているところもあるそうです。息子くんは、9月から新学年。高校生活残り2年となり、夏休みを利用して様々な活動に取り組んでいるのですが、たまには息抜きも必要…
ということで、晴れた日などは、お散歩へと出掛けて、
テニスなどをしてみたり、
先日は遥々お隣オハイオ州まで出掛けて、
レストランへお食事に行ったりもしました。
立ち寄ったのは、日本人の謙吾さんが経営されていて、お店の名前もそのまま「謙吾」という本格日本食屋さん。
予約までに時間があったので、ちょっと近くも散策…
週末とあって、夕方近くになりながらもファーマーズマーケットなども開催されておりました。
ここではとうもろこしと黄桃などを購入…
「謙吾」には、6時に予約を入れておりました。おまかせコース(1人当たりのお値段、95ドル)であれば、予約も受け付けてくれます。
最初のお題目は、オーナーさんが腕を振るう創作料理。
数品目出された中でも、裕坊のお気に入りだったのが、ウナギ豆腐。ウナギのタレにやや硬めの豆腐との相性がバツグン。
こちらは焼きアボカド。お醤油の味がとても染みていて、味にもキレがありました。
さらに、ここ「謙吾」のご自慢といえば、焼き鳥…
こちらはハラミ。
お寿司もイケます。トロは特にオススメ。
もちろんお値段はそれなりに張りますが、一度トライしてみて損はないです。
ホタテも炭火の上でじっくりと焼かれた後で、香ばしさが抜群でした。
裕坊の寿司ネタでのお気に入りは、ハマチ系。
カンパチと共に、裕坊大満足でした。
締めはネギトロだったのですが、
こちらも外すわけにはいかず、サーモンを追加注文。
お腹いっぱいで、大満足しての家路となりました。
「謙吾」は、オハイオ州トリードのダウンタウン内、マイナーリーグの野球場からほぼ1ブロックのところにあります。
裕坊はもう3日ほど有給を残しているのですが、
息子くんに譲ることに決めている15年もののセダンを、“お化粧直し“中……
どこまで「元の綺麗な姿を取り戻せる」か、奮闘中でございます……