アメリカの地域航空会社で、小型旅客機の操縦を担当している、裕坊といいます。
4月に入りました。
既に日本ではプロ野球も開幕し、4月1日(木)の試合では、オリックスの山本由伸投手が、あのソフトバンク打線を相手に2塁を踏ませない好投で、見事完封勝利。
三冠王3度を獲得した落合博満氏が中日監督時代、野球は1にも2にもピッチャー、とよくおっしゃってましたが、全球が決め球のような見事なピッチングだったそうです。そりゃ、ソフトバンクも何もできんわな……
最近、裕坊的にはこの選手の成績を毎日チェックしています。
阪神の佐藤輝明選手。オープン戦で6本のホームランを放つも、開幕してから執拗なインハイ攻めに合い、かなりの苦戦を強いられています。それでも広島戦で2本目のホームラン。掛布さんも、黙って100試合以上使えば確実に20本以上はホームランを打つ、と公言していらっしゃいますし、裕坊の最近の朝の楽しみになっています。
そしていよいよ大リーグも開幕……
今年はデトロイト・タイガースがワールドチャンピオンになる!!!
デトロイト・タイガースの大ファンである裕坊の、エープリルフールの叫びでございました……それでもスプリングトレーニング中の試合では、14勝12敗と5割を上回る大健闘。ここ数シーズン、こんなのなかったので、“”ほんのちょっとだけ“” 期待しています。
裕坊的には、今年は本気モードで勝ちに来ているサンディエゴ・パドレスに注目。ダルビッシュ投手が開幕試合での先発を言い渡されていますし、
是非ともワールドシリーズリングを獲得してほしい。ちょっと投手に怪我人が多いのが気がかりなのですが、タンパベイから加入した左腕ブレイク・スネル、昨年14年契約を結んだばかりの、フェルナンド・タティスJr、強打強肩のマニー・マチャド、率を残せる巧打者、エリック・ホズマーなどなど、タレントは揃いました。昨年久々のワールドチャンピオンに輝いたドジャースが構えるナ・リーグ、西地区はタフで容易くはないですが、今年は大いに注目しています。
そのアメリカでは夏時間というものが今年も始まり…
毎年3月の2週目の日曜日になると時計を1時間早めて、その分夜が長くなって日が高い時間を楽しめるようにはなるのですが……
その時間に慣れるまでには、時間がかかるのです……誰がこんなもん、思いついたんやろか…
日本も戦後、一時期採用していた時期があったそうです。ただし日本の風土には合わず、確か5年ほどで打ち切りになっています。余暇が充実して、経済も活性化され、明るい時間を有効に使えるそうですので照明の節約にもなったりなど、それなりにメリットはあるそうですが、起床時間を早めないといけなくなるが故に、夏時間へ移行したばかりの春の時期での健康への影響も大きいそうな…
早起きは健康である、と誰もが信じ切っていた通説は、最近の研究では必ずしも正しくはないことも分かってきています。オックスフォード大学の研究で発表された内容を見ていると…
「朝6時に起きて、日課のジョギングを1時間ほどこなし、カフェでゆっくりコーヒーを啜ってから余裕を持って会社へと向かい、9時から仕事に取り掛かる」
こんな理想の模範のビジネスマンのような生活が、実は重大な病気の原因になり、命取りになることもあるのだとか……せめて夏時間への移行は、太陽がもっと早く上がる時期になってからにして欲しい、が裕坊の本音……
これを意識して、ということではないですが、裕坊自身は元々が朝の早起きが大の苦手なので、毎月のスケジュールの入札においては、毎日空港への出勤時刻を午後にするように希望を出しています。今回は火曜日に出勤して、4日勤務のフライトへと出かけているのですが、4日とも午後出勤。
ただそのあとは怒涛の6日出勤で、しかも後半3日間は午前5時台の出勤……健康管理には、しっかり気をつけます…
2日目となる水曜日は、イリノイ州のほぼ中央に位置する、ブルーミントンという町にやってきての宿泊滞在でした。
旅客航空会社の利用を促進する目的があるのか、連邦政府が拠出した資金で多くの空港がターミナルを建て替えたり、内装を全く新しいものへと変えたりしていて、最近では天井が高くて広々としたターミナルを誇る空港が多くなっているのですが、
ここブルーミントン空港も、その1つ。
人口規模が7万人ほど。お隣の都市、ノーマル市を含めても13万人ほどと小さめの規模の地方都市なので、就航数自体は決して多くはないですが、
ターミナル自体は新しくて、とても快適。
ただ昨夜は出発直前になって、出発空港だったアトランタで急に突風が吹き出して離陸便が20分ほど地上待機……
到着は、ちょっと遅くなりました。
中西部の地方都市は、ダウンタウンが煉瓦建ての建物になっていて、落ち着いた佇まいになっているところが多いです。
ただアメリカの地方都市には、全米に誇る企業が本社を置くところも少なくなく、
実はここブルーミントンも、全米の自動車保険の最大シェア(2020年度で、全米シェア16%で1位)を誇る、ステート・ファーム保険が本社を置いています。
さらにイリノイ州の中央部付近は、あちこちで風車が見られるのが特徴。
その中でも最大の基数を誇るツイングローブ社が保有する風車の数は、240基。
400メガワットを供給する能力があり、12万軒の家庭が必要とする電源供給能力なんだそうです。
ちなみにここには日本語補修校もあるそうなのですが、ウェブサイトが休止状態になっておりました。今も運営されてるのかな……
今日も午後出勤で、夜にはカナダのモントリオールに向かう予定です。