アメリカ国内を小型旅客機で飛んでいる、裕坊といいます。
5月も後半…5日勤務して2日のお休みのパターンを3週連続で続けています。
5日立て続けにフライトをしていると、さすがに50台の体には堪えるので、帰宅後の1日目は何もできず…
大抵は1日ずっとこの状態…2日目以降にやっと動けるようになるのですが…
お休みが2日だけですと、2日目には翌日以降の出勤に備えて、アイロンがけをしたり、
荷物を詰めたりしているうちに、1日はあっという間に過ぎていき…
出勤…
気分としては、重いカバンをズルズルと引きずるような感覚で出勤することもしばしば…
そんな時には、しっかりと栄養をつけましょう。
ただ食べ過ぎには注意しないといけません……
裕坊も愛妻ちゃんも、カロリー消費にはやや苦労しているここ最近なのですが、
それでもやっぱり、何か楽しみは欲しい…
というわけで先週のお休みには、新しいカフェにもやってきておりました。
フォード通りを西へと行くこと、キャントンから車で15分ほど。ミシガン大学の町、アナーバーへと通じる道沿いに昨年の12月にオープンした、まだ新しいカフェ。
既に聞きつけていたのか、早速日本人女性グループの姿もありました。
建物は完成しているものの、中は一部だけがオープン。
現在は建物の裏側で、お持ち帰りの受付のみになっています。
内装はほぼ完成。細かい仕上げ作業やテーブルの設置などがこれからのようで、
店内での飲食は、しばらく先のことになるそうです。
そんなわけで、お日様が出ている外のテラスで、ちょっとしたブランチ…
旬の野菜を取り入れたこだわりのサラダ。この時期はアスパラガスが新鮮ということで、
アスパラガスサラダに、
マルゲリータピザ。
薄めの生地のピザで、しかも石窯で焼いたばかりのピザを持ってきてくれるので、すごく香ばしいです。
デザートも注文…
愛妻ちゃん自ら調べて見つけていたこちらのお店。
本人の思うツボにはまるお店だったようで、ご満悦。かなりのお気に入りのお店になったようです。
翌日の木曜日は、夕方の出勤…
デトロイト空港内を走る電車は整備が続いていて、まだ再開には至っておりません…既に北端、南端の出発ゲート運用が再開になっているので、デトロイトから航空便をご利用の際は、ちょっと早めに出かけておいた方がいいです。
5日勤務の1便目は、ニューヨークのケネディ空港行きでした。裕坊にとっては1年以上ぶり。調べてみると、コロナ禍の中で来ていたのは、昨年3月が最後…
一時はニューヨーク州では、空路で到着する際に2週間の自主隔離が義務付けられていました。既に自主隔離義務は解除。ニューヨークを発着する旅客便も徐々に戻ってきています。
アトランタ行きも、搭乗時はかなり混み合っていました。
1年ほど休業になっていたレストランも、既に営業を再開。
折り返しの時間が短く、空港内を探検する時間がなかったので、コンコース中央の様子は今回は見ることができず。また次回以降に探検してみます。
ターミナル内の様子に、ほとんど変わったところは見られませんでしたが、ソーシャルディスタンスを呼びかける看板などが、大きく掲げられていたのは、コロナ禍以降ならではの変化……
一部の州ではマスク着用義務の撤廃に動いているところもありますが、RNAウィルスによる感染症は、歴史的には大きな感染増減を繰り返し、完全終息までには2年以上かかっていることが多いので、もうしばらくマスク着用は継続していた方がいい、に裕坊は一票。
アメリカの場合は感染被害がかなり大きく、一時的に感染大爆発していたところもありますので、このまま終息するのかも知れませんが(そうあって欲しいですが)、まだまだ注意はしておいた方がよさそうです。
2日目以降は、ここ最近多くなったアトランタを拠点とする往復便を担当しています。デルタ航空の本社があるアトランタから、地域航空会社が発着する便は、南部の地方都市を担当することが多いのですが、
たまにフロリダの海岸沿いにある都市への発着を担当することもあり、
2日目にはオーランドからやや南東にある、メルボルン空港への往復便なども入っておりました。
ちなみにメルボルン空港からですと、ちょっと北に行くとケネディ宇宙センターがあったりします。
スペースシャトルやロケットなどの打ち上げ施設があり、打ち上げ後の機材の管制業務をも行う機能を備えた、宇宙プログラムの重要な拠点の1つ。
ケネディ宇宙センターのあるメリット島には、スペースシャトル帰還時に使用されていた滑走路もあります。全長は4,600メートル。
全米では4番目に長い距離を持つ滑走路で、近くを飛んでいると、その大きさに目を見張ります。軽飛行機なら、一度離陸したあとにしばらく飛んでまた着陸もできてしまうという、異例の長さ……ケネディ宇宙センターにはメルボルンからでも行けますし、ディズニーワールドに近いオーランドから立ち寄ることも可能です。
アトランタ空港では、最近になってレストランも多くが営業を再開。
Dコンコース中央にあるシーフード屋さんも、営業を始めています。ここでは4年目となる日本人客室乗務員の方と一緒に会食。
5名在籍する日本人客室乗務員の中でも、2番目に経歴が長い乗務員さんなのですが、なかなか裕坊とはスケジュールが合わず、一緒に乗務するのは今回が初めて…
お勧めのロブスタービスクと、
カニサンドイッチと共にいただきました。
入社したての乗務員さんとは同乗する機会があるのに、ベテランさんとはなかなか同乗の機会がなかったり……航空会社でのスケジュールの妙を感じる1日でした。
食後は、北西へと飛んできて、
アイオワ州のシーダーラピッズで、しばしの休憩をいただいています。