アメリカの国内線を、小型旅客機で飛んでいる、裕坊といいます。こんにちは。
もう〜♪♪い〜くつ寝〜る〜と〜♪♪♪
あと357回ほど寝れば、また次のお正月……でもこのお正月は、もう終わってしまった……本当なら昨日木曜日は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの日。胃を休めなければいけませんが、お餅はやめられん……
本当は胃を休めて『お腹の余分な贅肉落とし』に励まなければならない1月7日。裕坊一家は“体をちょっと動かす“ことで、『贅肉落とし』に励みました。
クリスマスからお正月にかけて飾ってあった、クリスマスツリーなどの片付け…
ホワイトクリスマスとなっていた、去年の我が家のイルミネーション。
昨年からは、トナカイさん家族も参加してくれておりました。
すっかりとお片付け…
気温は0度と決して暖かくはないのですが、いつの間にかすっかり雪も溶けてしまっています。
こちらがイルミネーションの種明かし。実は柱の裏側は、電気のコードがいっぱい散らかっているのです。
それもすっかりと片付きました…
家の中を彩っていたツリーも…
今度のクリスマスまで、おやすみなさい…
そして、日常が戻ってきました…
そんな中で、アメリカじゅうを賑わせていたニュースといえば、もちろんこちら……
熱狂的なトランプ支持者による、連邦議会議事堂占拠事件……
コロナ禍における都市封鎖を巡っては、昨年4月にミシガン州議事堂が占拠されて、経済再開を求める人たちで溢れるという一件がありましたが…
今回のは連邦議会議事堂…
なんでもチャーターのバスにまで乗り込んで、議事堂に押しかけていたそうです。
ギャラップ社による「アメリカで最も尊敬されている男性」アンケート2020年度版では、12年連続で首位の座に輝いていたバラック・オバマ氏を押さえて、トランプ大統領が18%の支持を獲得して堂々の1位に躍り出ていました。
次期大統領のバイデン氏が6%だったことからも分かるように、トランプ氏の人気は今も尚根強いものがあります。
ところが1月6日の選挙人による投票結果の集計をめぐって、またも一悶着。
目立たないところで中東和平に尽力し、コロナ禍の中では1年以内にワクチンの完成に漕ぎ着け、日本に対しても北朝鮮拉致被害者の解放に尽力するなど、日本にとっても恩恵の大きい大統領でした。
既に腹心であるペンス副大統領やポンペオ国務長官らもトランプ氏を見限ってしまった様子……この一件はさすがにトランプ氏の命運が尽きるのを見た気がしました。裕坊はトランプ氏の再選を心から願っていただけに、本当に残念です……
そんな騒動がまだ収まらない中、裕坊は会社からのオファーで、デトロイトから同じミシガン州にある西側の町、カラマズーまでの1往復をこなしてきました。
出発ゲートは、C15。
デトロイト空港、マクナマラターミナルでは、保安検査場を通ってメインターミナルからトンネルを潜って抜けたところにあります。
ちなみに中2階には、C1からC7の出発ゲートもあるのですが、
こちらは未だに運用が停止になったまま…
一時期は乗務員が休憩の場所に利用していたこともあったのですが、
待合用のベンチなども片付けられて、しばらく本格的に閉鎖することに決めたようです…
定刻は3時41分発。
ミシガン州内にあるカラマズーは、デトロイト・メトロポリタン空港からまっすぐ西へフリーウェイでやってくると、
およそ2時間の距離にあります。
ターミナルは数年前に改装されて、すっかり綺麗になりました。
カラマズーといえば、最近ではファイザー製薬が世界で最初に承認されたコロナウィルスワクチンを出荷させた工場で名を馳せ、
これは昨年、コロナウィルスワクチンの最初の出荷になった時の一コマ。
シリアルでお馴染みのケロッグ社は、カラマズーのお隣、バトルクリークにあります。
アメリカのスーパーでは、特大サイズのシリアルが当たり前のように陳列されていて、およそその半数近くがケロッグ社製。
ただこの会社は、裕坊的には常に労使間の争いが絶えないというイメージがあり、2014年にはテネシー州メンフィスにあるシリアル工場を半年以上にも渡って閉鎖し、
従業員と大揉めに揉めたことなどもありました。
そしてカラマズーと聞いてもう1つ名を馳せているのが、6年前の2015年に起きた雪道の高速道路における玉突き事故……
衝突した車の数の合計………
なんと、193台………
雪が道全体を覆っていた上に、視界が悪かったことも手伝って、
止まりきれない車が次々に衝突……
衝突した車の中から避難する人たちが、終わりの見えない衝突の光景を動画撮影……その動画の中ですら次々に車が突っ込んできて、「早く逃げろ、ここにいると危ない」と叫び合う光景がユーチューブなどでも取り上げられるなど、衝撃的な事故になりました。
事故の舞台になった94号線は、デトロイトからシカゴに出かける時に裕坊自身も通る高速道路。
その年は年末にシカゴ行きを計画していて、大雪が降ったために計画を変更することになり、結局ミシガン州に居残り…
雪道の怖さを改めて思い知らされる一件になったのを、今でもよく覚えています。
2日間のお休みをいただいて、月曜日から2日勤務のフライトです。