Yuichibow’s diary

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊、明日からまた2日間フライトです。

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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昨日は目覚ましを無意識のうちに消していながら、急ぐ必要がない久々のゆっくりの朝…………

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自らは操縦桿を握ることなく、お客さんになって帰るだけののんびりの1日でした。
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デトロイト・メトロポリタン空港のマクナマラターミナルの中央にある噴水。

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普段は噴水が見えると出口へと向かうのですが、今日は買いたいものが一つあって、クルー用品が売られるお店へと向かいます。デルタ航空のオペレーションのある通路の端にあるのですが、
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裕坊がお店に着いたときには、担当者が外していて……………………………………10分待ち………………………………………相変わらずの裕坊ならではのタイミング……………………………………
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それでも買いたいものは購入できて………………………

空港内を走る電車に乗って、出口へと向かいます。今は2編成ある電車のうち1編成が点検のためお休み中で、稼働しているのは一本だけ。エレベーターで乗り場へ向かうと、電車はちょうど発車した後でした…………………………………………なんでいつもこういうタイミングなんやろ?……………………………………
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火曜日は裕坊の自宅のある地域のゴミ出しの日。芝生の刈った残りも収集に来てくれるので、月曜日のうちに芝刈りを頑張っておきます。精を出して芝刈り………………
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裏庭から大抵作業を始めます。

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こちらではガソリン式を使う人が多いのですが、バッテリー式だとガレージにガソリンを保管しておく必要がないので、庭作業の機械は例外なく電気式を使う裕坊一家。最近は電気式の機械の性能も飛躍的に上がって、吸引力も見違えるようになりました。先月購入したばかりの芝刈り機も、裕坊のお気に入り。
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けれども途中から雨が降り出して、結局表側を済ませることはできず…………………………………お店寄らんならよかった………………………………………

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さすがに疲れが出て、昨日のお昼は裕坊はこんな状態………………………
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今日も雨がシトシト降るデトロイト地方。本当ならアップルサイダーと呼ばれるりんご絞りのジュース、さらにはそのりんご農園で販売されるドーナツがとても美味しい時期なのですが、

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明日からまた始まる2日間のフライトに備えて、家でのんびり。ニュースを何気なく読んでいると……生活を脅かされている方たちのニュースなども……その中で今日裕坊が目を奪われたのが、椎茸産地の話題でした。

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東京電力福島第1原子力発電所事故による原木露地シイタケの出荷制限を数年ほど前に解除された岩手県の産地。放射性物質検査で放射線が一定以下の原木を使用するなどの管理を継続しなければならないらしく、現在では基準を満たす原木を地元で入手することが大変困難になっているのだそうです。

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地域外から調達せざるを得ない状況だということなのですが、絶対供給数自体が激減しているようで、値段は事故前の2.5倍に高騰。東電からの賠償なしには、営農継続が困難な現状に陥っているそうです。
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2015年春から2,000本を植菌し生産を再開したという一関市の山間部にある興田地区。全て地元産で賄っていた原木は全て地区外産に置き換わったのだそうです。かつて5,000本のほだ木の植菌を手掛けていたという生産体制。今年はほぼ3,000本の水準にまで回復はしたそうなのですが…………

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生産環境は事故前には程遠く、ほだ木を地面に接触させないなど放射性物質を避ける管理を徹底しなければならず、手間が増えたそうです。さらに打撃が大きいのは、地元の原木を使用できないこと。使えるようになる時期は、未だに不透明なままなのだとか………

原木の調達費用は高騰し、さらに干ししいたけのの価格は事故前の8割の水準。東電からの損害賠償で、賠償ありきの営農再開。賠償がなければ離農せざるを得ないという苦しい状況が続き、岩手県のJAいわて平泉管内では離農者が続出。生産者は15人にまで減ってしまったそうです…………深刻なのは、後継者不足。毎年1、2人いたという新規就農者は、事故後ゼロ…………岩手県全体で見ても2010年には1157戸あった生産者は、2016年で588戸にまで減ってしまったのだそうです。

岩手だけでなく、宮城、福島、茨城、栃木、千葉も含めた6県で未だに出荷制限が続いていて、各県における生産量、生産者はかつての半分ほどまでに激減しているようです。このままだとシイタケはマツタケと同じ運命を辿ることになってしまうのか………………………………

 

先日は飛行機を必要とする乗客の皆様とクルーのために、本来仕事が終わるはずの時間になって業務延長を受け入れて飛行機を回送し、さらには故障した飛行機を整備工場へと運ぶため、さらなる業務延長を受け入れていた裕坊。

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今更ながらに、何不自由なく仕事ができる環境に置かれている自分の立場を、改めてありがたく思わされた1日でした。

 

明日からまた2日間のフライトへと出かけます。

 

裕坊

今日もまた予定変更になりました。

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です

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5日間のフライトを木曜日に始めていた裕坊。金曜日はお天気にかなり影響を受けて、ダラス到着が午前様になり、昨日は担当2便が外されて、ほとんど何もすることなくダラスで1日を過ごしていました。外には出たものの、やったことといえば中華料理を食べに行ったくらい……………

気を取り直して4日目………………

スケジュールの上ではニューヨーク・ケネディ空港まで飛んで、そこからお客さんとして飛行機に乗り、デトロイトへと帰るスケジュール。愛妻ちゃんと息子くんに会える………………………………………はず…………………………………………

スケジュールを見る限り……………………………

ダラス空港は日曜日の朝とあって、比較的閑散としていて、

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定時より10分ほど早くゲートを出発します。なかなか順調………………………………………
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この機械がクセモノ………………………………………

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操縦席備え付けのコンピューターで、通常はナビゲーションや飛行機の重量計算などに使われるのですが、本社との連絡機能も付いています。連絡やメッセージが入るたびに、機械が「セルコール セルコール」と大きな叫び声をあげます。今日も「セルコール セルコール」と叫び声が上がり………

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「またスケジュールが変わったから、ケネディ空港に着いたら、乗務員管理課に電話入れてな」……………………………………

最近は電話を入れなくても、本社のスケジュール管理のソフトウェアに直接アクセスできるアプリがあり、ゲートに到着後にスマホの電源を入れると、自動的にスケジュールの変更が知らされるようになっているので、電話をかける手間は省けるようになりました。

で、そのアプリを開けてみると…………………

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「回送便で、今乗っている飛行機をノースカロライナ州のローリーまで運んでくれ」…………………………

ってことは、そのまま降りずにローリーまで乗っていけばいいんやな………………………………

でもまだ着いた先のローリーからは、お客さんとしてデトロイトまで飛ぶスケジュールは入っています。とりあえず今晩デトロイトへ帰れるのは帰れる…………………

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全米中どこに行ってもすぐに見かけるファーストフードのお店から、鱈サンドイッチを買ってきてすぐに折り返します。

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回送便ですので、お客さんは乗っていません。フライトクルーであれば10名ほどは乗せていいことになっているのですが、乗ってくる人はいませんでした……
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上空は雨雲がかかっていてけっこうな揺れ…………まぁでも愛妻ちゃんと息子くんに会えるんであれば、少々揺れたって構わんわ…………………どうせお客乗っ取らんのやし……………………

「セルコール セルコール」

……………………………………………………………………

ローリー到着後、恐る恐るアプリを開けてみると…………………………

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「故障した飛行機が、貨物機の駐機場に止まってるから、そこからその飛行機をシンシナティまで運んでくれ」……………………………

どうやらノースカロライナ州・ローリーからフロリダ州・タンパまで行くはずだった機材に不具合が発生して乗客を乗せてのフライトができない状態になり、飛行機が急遽必要になって裕坊たちが乗っていた飛行機を使うことになったようです。

で、裕坊たちはというと………………………………

故障を抱えた飛行機をシンシナティまで運ぶことに………………………………

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但し故障を抱えたままですので、連邦航空局からの特別な許可を取る必要があります。その名も『Ferry Permit』。フェリーというと日本人的には島と島を結ぶ船を想像してしまいますが、ここでは回送という意味で使われます。Permit、パーミットとは許可。飛行機が充分安全に飛べる状態であるのならば、故障があっても整備工場のある空港までは飛んでもいいという特別な許可になり、大抵の場合一度だけフライトをすることが許可されます。

こんな感じの書類を……………

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通常のフライト用の書類とともに受け取り、機長と副操縦士の2人だけで出発。

同じ回送便になるのですが、目的は整備工場のある空港への飛行機の回送ですので、乗客の皆さんはもちろん、フライトクルーといえども同乗することは許可されません。

大抵故障した飛行機はターミナルから離れた駐機場に置かれているので、地上係員が使用するワゴンに乗って移動………

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空港の敷地内を駐機場まで移動して…………………
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飛行機へと到着………
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どうやら機体を地上で支えるランディングギアから、ほんのちょっと油圧液が漏れていて、それが完全には直っていないようです。若干油圧液の水溜りもできていました………………
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ただ漏れる量を最小限に抑える処置自体はしてくれていたみたいで、1時間ちょっとのシンシナティまでのフライトには何ら問題はなし…………

地上係員は今日はこんなことの繰り返しで、さすがに疲れているようでした………
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乗客が誰1人いない静まり返った客席。
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1時間10分ほどのフライトでやってきたのは、シンシナティの修理工場。ここで直接修理作業が行われますので、着陸後はこちらへとやってきました。
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一般の旅客ターミナルは遠くに見えます………
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尾翼がある飛行機を収める必要があるので、天井が高い飛行機の整備工場。
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通路を通って、
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普段は機材などでいっぱいになるピックアップトラックの荷台にカバンなどを載せて、直接ホテルまで整備員の1人が運んでくれました………
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整備工場はシンシナティ空港の南側にあり、貨物専用機がたくさん駐機する駐機場の横を通り抜けます。
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やっとのことでホテル到着。
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それにしても長い1日やった………………………
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至福の瞬間……………………
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明日は5日目。元々は3便を担当するはずだったのですが、いずれも外されて、明日はお客さんになってデトロイトまで帰ります。長い1日やった………………………………………

もう「セルコール セルコール」は、いらないです…………………………………………

 

裕坊

裕坊、思いがけず今日はダラスに1日滞在です。

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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5日間のフライトの3日目。昨夜のブログ、ニューヨーク・ケネディ空港からテキサス州のダラスに向けて出発する前にほとんど書き上げてて、あとは送信ボタンを押すだけ。ホテルの部屋に着いて見直しをしてアップするつもりにしていました。で、実際にそうしました………………………押したのアメリカ中部時間で午前3時ごろ…………………………デトロイトの時間では午前4時……………………………

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ダラス行きにご搭乗の皆さま、お疲れ様でございました………………………

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昨日は2本のフライトを担当……

1本目は何事もなく定時に到着し、ケネディ空港にあるサンドイッチ屋さんから……

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マジメにサラダを買ったりして……。

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お天気のいいケネディ空港からダラスにひとっ飛びして、
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夜の9時には本当なら終わるはずでした……………

 

ところがお天気を見ると……………………
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積乱雲がいっぱい上がっとる…………………………

離陸制限がかかり、1時間遅れ……………………それでも70名ほどの乗客の皆さまをお迎えして、1時間ほど遅れながらも出発………………目指すはテキサス州ダラスです。数年ほど前にカリフォルニア州トーランスからトヨタ自動車も北アメリカ本社が移転してきて、今すごく人気のある町。しかし昨晩は、こんなお天気が大暴れ…………

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積乱雲、通称うろこ雲とは大量の水蒸気を吸い上げてかなりの上昇気流が発生する所から始まる現象。雨粒が雲の中で大きくなり水蒸気がそれなりの量になってくると下降気流も発生しだすので、上昇気流と下降気流がお互い激しくぶつかり合って、空気の流れはかなり乱れることになります。
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最悪の場合、飛行機の構造そのものにダメージを与える恐れがありますので、航空管制としても積乱雲が発生している区域に飛行機を通すわけにはいきません。その場合には影響を受ける空路自体を完全に閉鎖してしまうのです。昨日はよりにもよって、ダラスに近づくにつれて裕坊のフライトが登録していた空路が塞がれることになり、航空管制によってかなり西寄りの針路を指示されることに………………
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操縦席備え付けのコンピューターで燃料計算をしたり、本社の運航管理課の担当者とやり取りをしたり…………………

どう計算しても燃料が足りない………………………

 

裕坊、数年ぶりに再給油のためにダイバートしました。

空軍機であれば、こんなことも不可能ではないですが……………

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民間機ではそんなことはできないので、一旦最寄りの空港に着陸して再給油……昨日は数年ぶりにオクラホマ州のタルサという町までやってきました。

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ただダイバートしていたのは裕坊たちだけではなく、他にも6機ほどいたようで、しかも深夜でしたので、給油トラックが稼働していたのは1台だけ。30分ほどこんな景色を見ながら、ひたすらトラックが来るのを待つことに………

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再給油後は、比較的お天気が落ち着いている西へと向かって離陸し、大回りでダラスを目指したのですが、こちらにもかなりの雨雲自体は残っていて………………

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最終の滑走路へのアプローチでは木の葉のように揺られました。それでも何とか滑走路が途中から見えてきて何とか着陸…………もうあとはゲートに向かうだけや……………………………………

と、思ったのも束の間………………………………………オペレーションにコンタクトを取ってみると……………………………………

「すまんな〜〜、まだ稲妻が光っとるから、地上の係員が外に出られんのや…………ゲートに止まっとる飛行機動かさんとゲートが空かんのやけど、この状態だと動かせんのよ。最低20分は見といてな」………………………………………

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しかも他にもゲート待ちの到着便があり、裕坊たちは4番目。ゲートに入るまで着陸後ほぼ1時間を要しました……………

 

やっとホテルへ行ける…………………………………はず………………………………

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どうもダラス地方を襲っていたゲリラ豪雨で、あちこちで増水が起こったらしく、しかも深夜を過ぎているのでホテルの送迎シャトルサービスは終わっています。結局タクシー待ち………………皆、疲れた表情でタクシーが来るのを待ちます…………………けれども深夜を過ぎているので、稼働しているタクシーの数は少なく、しかもウーバーもほとんど出てない…………………タクシー待つしかないんか…………………………………

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待てど暮らせどタクシーはなかなか姿を見せず…………………
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やっとのことで現れたセダンに4人分のクルーの荷物などを無理やり押し込んで……………………
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ホテルへと向かいます………………
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やっとのことで着いたの、午前3時。東部時間では既に4時。酔っぱらいのサラリーマンみたいやな………………………
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今日は本来2便を担当するはずだったのですが、両方とも担当から外され、そのままダラスでゆっくりと過ごすことになりました………まだ寝足りん…………………

お昼寝の時間です………………………

 

裕坊

裕坊、2日目

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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裕坊、今日は5日間のフライトのうちの2日目。昨日の到着先インディアナポリスでのホテルは朝食がついていて……

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ここではオレンジジュースをいただき………
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こんな感じでまとめて朝食…………
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アメリカのホテルで提供される朝食でお野菜がつくことはまずありません……とうもろこしに黒豆もどきがつくのはマシな方……………


………………………………つーか、ホテルで無料の朝食が提供されるのは、かなりマシな方……………………………………………

 

昨夜は長い1日を過ごしていたので、やっぱりこれがないと起きられん…………
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インディアナポリスと聞いてアメリカ人が想像するのは、ほぼ例外がないといっていいくらいインディ500と呼ばれる、デイトナ500とともに双璧をなすアメリカを代表するカーレース。

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4月の末ごろからスピードサーキットがオープンして様々な練習ラップ、予選が開催されて、決勝が行われるのは5月の最終日曜日。メモリアルデーと呼ばれる休日の前日になります。その時期は各高速道路もかなり渋滞………実は裕坊、6年ほど前、メンフィスでの機長昇格訓練を終えて車で帰っている途中にインディアナポリスを通っていて、渋滞に巻き込まれたこともありました………

 

最近ではインディ500や10月に行われるレッドブルエアレース用のプロモーション用に、エアレース用の飛行機がレーシングカーとともに空港内にも展示されています………………ちなみにこのエアレースは、インディ500が行われるスピードサーキットにて開催。今年の開催は10月6日と7日の週末。

レースカー………………

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エアレース用の飛行機………
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こちらはナスカーレース用の車。ただしレプリカですが………………

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今日の出発はお昼過ぎ………大抵リージョナルジェット機ではクルーはカバンを荷物棚に置くのですが、機体によってはギャレーにスペースがあることも。ここにカバンを今日はしまい込みます。
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向かうはニューヨーク・ケネディ空港。ニューヨークにはクイーンズ北部にあるラガーディア空港、クイーンズの南部にあるケネディ空港、そしてハドソン川を挟んで西側、お隣ニュージャージー州に位置するニューアーク空港とが、お互い40キロほどずつ離れて位置しています。
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海側に位置するケネディ空港。ここの出発便、到着便はニューヨークの上空をかなり高高度で通過して、航空管制が各便をレーダー誘導。ケネディ空港を発着する便は、ほぼ例外がないといっていいくらい海の上で上昇や下降を繰り返します。これは近隣のラガーディア空港とニューアーク空港の発着便との交差を避けるため………………
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使っている滑走路によっては海側をかなり大きく旋回しながら下降して滑走路へと誘導されますので、10分ほど余計に乗ることも…………

 

各地で既に始まっているGPSによるナビゲーションを前提にした各主要空港からの到着経路、出発経路。デトロイトでも遂に先週この発着が行われるようになり、遅延の可能性がグンと減りました。

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上の図を見てもお分かりのように、地上航法援助装置による航法(上の図だと左)だと航空管制も広い空域を確保しておく必要があるので、飛行機を捌ける数は必然的に制限されることになります。

デトロイトで最近始まったのは、真ん中の図のシステム。GPSを使ってより細かい経路を描けますので、より多くの便数を捌けるようになり、

さらに右の図のように、曲線までも各便が辿ることができるようになると、さらに空域の効率が上がることになります。

ニューヨークではまだ地上航法援助装置がベースの航法で、飛行機は発着していますので、下の図の左のような航跡……………今日も管制官のレーダー誘導を受けながら滑走路まで。ニューヨークの管制官は皆ほぼ例外なく早口。一回で聞き取りできないと、イライラが口調にすぐ出てきてしまいます。

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5年ほど前から右の図のような整理された出発経路、到着経路が検討はされているものの、具体的なものはまだ出てきていません…………そんなわけでまだ上の図の左のようにゴチャゴチャした航跡を管制官が全て手作業で捌くことに………………ちょっとお天気が下り坂になると、すぐニューヨーク行きが遅延に悩まされるのがお分かり頂けると思います。

それでも今日はお天気はまずまずで、ケネディ空港にはほぼ定時で到着…………
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今日は次の目的地、テキサス州ダラスへ向かうのに、3時間半待ち。そしてダラスのお天気を見てみると…………………

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積乱雲の束………………………ダラス行きの離陸規制がかかって、地上で出発遅延が1時間半……………………………

合計でほぼ5時間近くも待たされることになりました………

そしていろいろとあった1日、ホテル到着は中部時間で夜中を過ぎた午前3時。詳しくはまた明日アップします……

 

寝る時間がない……………………急いでシャワーに入ります…………………………

 

裕坊

裕坊、間近で超大型旅客機を見学

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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今日から5日間のフライトに出発。大抵1人の副操縦士と出かけている間ずっと一緒になるので、ゲートでご対面、握手をして自己紹介をするところからフライトは始まります。

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インド出身の同年代のパイロットが今回の5日間のフライトの副操縦士。その横に1人、もう1人のパイロットの姿。なんか見覚えがあるな、と思ったら、そのパイロットも裕坊と同じピナクル航空の出身組。聞くと今日は実機を使ってのフライトテストなのだそうで…………………

裕坊: え、誰をテストするの?

試験官:裕坊、お前以外に誰がおるん?…………………………

 

………………………………………

 

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フライトテストといっても特別変わったことを試されるわけではなく、マニュアル通りの運航が出来ているかどうかのチェック。最近では飛行技術よりも、危機管理を重視する方針にほとんどの航空会社も変わっていて、連邦航空局からもそちらに重点を置くように各航空会社に指示が出されています。

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定期的に試験を課されるフライトクルー。その試験をパスしないと、資格が維持できないので、誰も避けて通ることはできません……………………………またやってきたか……………………………

操縦室には機長席、副操縦士席の他に、観察飛行用のジャンプシートというのがあるのですが…………………試験官が座るのはこのジャンプシート…………………

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写真で見ても分かるようにリクライニングなどとは無縁で、シートは切り立っているので、乗り心地がいいはずもなく……………………ピッツバーグを経由してニューヨーク・ケネディ空港までの2便をこなしていましたが、さすがに降りるときは辛そうな顔をしていました…………………

結果は…………………無事合格………………………………

 

今日と明日はケネディ空港を行ったり来たり。

トランプ大統領の鶴の一声で220%という前代未聞の関税がかけられることになっていたカナダのボンバルディエ社の最新型機Cシリーズ、

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エアバスとの合弁が決まって、新しくエアバスA220という名前をつけられ、アラバマ州のモービルという小さな町の工場で組み立て作業が行われていたのですが、いよいよデルタ航空の塗装に身を纏い、近々路線にも投入されることになりました。

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2019年には正式にデルタ航空の新機材として、2019年初頭にも投入されることになるそうです。

 

それに先立ってなのか、ニューヨーク、特にケネディ空港では最近デルタ航空本体の機体が数多く導入されるようになり、第4ターミナルの南端にある本来リージョナルジェット機用のゲートにもエアバスなどが多くやってくるようになって、リージョナルジェット機を運航する裕坊たちは、ゲートから遠く離れた駐機場へと送られることに………………………

自らワゴンの後ろに荷物を積んで……………

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ワゴンで揺られること、約10分………………
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やっと我々の飛行機にご対面…………………
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大抵ここまで来ると、大型の国際線用機材のすぐ隣に止まったりします………………

今日止まっていたのは、アラブ首長国連邦アブダビに本社を置くエティハド航空エアバスA380型機。

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嬉しげに子供のようにはしゃぎながら、4人で写真を撮りまくり………迫力がハンパねぇ〜〜……………………
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この全2階建のこの機体は機内がとても広いのがウリ。ラウンジがあったり………

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個室になっていたり…………
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中にはスイートルームのように、ベッドが置かれている機体もあったりするのだそうです。f:id:Yuichibow:20180921133238j:image

 

それに比べると、狭くてスミマセン………………

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ここは通常はフライト予定の入らない機材が停泊するのに使われるので、当然ながらボーディングブリッジはありません。ですから荷物は階段を使って、自らの手で運び込みます………………
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準備ができると、お客さんも同じようにバスに乗せられてやってきて……………

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お客様をお迎えし…………
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1時間半ほどをかけてやってきたのは、インディ500というレースで知られるインディアナポリス。レーシングカーや……………
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エアレースなどに使われるプロペラ機なども展示されています。
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至福のひととき……………
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今日は1日長かった……………
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明日はまたケネディ空港へとお昼過ぎに出発して、テキサス州はダラスまで大陸を…………………………半分ほど…………………………………横断です。

 

裕坊

明日からまた5日間のフライト

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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秋の夜長の季節。今日は息子くんのサッカーの練習がてら、3人でちょっとしたドライブ。10面のサッカー場が悠に取れる広いフィールドの奥では夕日が綺麗に見える日でした。日中は25度まで気温も上がった日でしたが、夕方になると一気に10度台に冷え込みます。まだまだ暑い、っ思ってたけど、もう秋なんやね………………………

 

朝晩がかなり涼しくなって、芝生の成長も夏に比べて断然勢いがよくなります。先日届いた新しい芝刈り機、実は購入後、今回が3回目でした。以前使っていたやつだと、芝生の背が高くなると明らかにパワー不足で刈り残しが激しかったのですが、技術は日進月歩で進化しています。遥かにパワーが増し刈り残しとかもなくなりました。

こちらが届いた時の状態…………

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箱を開けると、まずは電池を充電………
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こんな状態で、箱の中に入っています。
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ハンドルを伸ばして………
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さらに先端を伸ばし………
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充電が済むと、バッテリーを据え付け………
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刈り方は前のと変わりません……
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写真を見ただけではあまり違いが分かりませんが、刈り残しが全くなくなり、
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往復をする回数がかなり減った分、作業は断然ラクになりました。
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この芝刈り機のもう一つのウリ、立てかけて保存できること。ガレージのスペースがかなり効率的に使うことができます。
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秋といえば、食欲の秋。この時期は食べるものが美味しくなりますね。

魚介類も……………………………

秋刀魚には脂が乗り……………
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これさえあれば、ご飯はいくらでもおかわりできる……………………

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ボストンかメイン州ポートランド辺り、宿泊滞在入ってなかったかな〜〜…………………
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やっぱカニの王様といえば、これやね…………………………
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果物もお野菜類も……………………

ゆでるもよし、焼くのもよし、ご飯に入れて食べるもよし………………………

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オリーブオイルで軽く炒めて塩胡椒…………………………
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日本の八百屋さんに行きたい………………
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皮にもしっかりついている、あの甘さがタマラン……………………
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そしてこの季節は、ミシガン州ではりんごの収穫が本格化します。

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そして各りんご農園ではそれぞれのりんごを絞ったジュースが売られ、アップルサイダーという名前で各農園で販売されます。
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そして一緒に売られるのがドーナツ。週末にもなると人がたくさん並びますので、ドーナツも揚げたてホカホカ。

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そして来月に迫ったハロウィンの準備のために、ジャコランタン用のカボチャが並び始めるのももうすぐ。
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ウチでも毎年このオレンジ色のカボチャを買って、中身を掘り掘り。
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ただ残念なことに、ハロウィンの10月31日にはフライトが入ってしまって、今年もハロウィンパーティーへの参加は叶わず…………………

昨年はハロウィンの日になって息子くんが風邪をひいてしまい、参加を見送ることになったのですが、今年は休暇を取ることができず………………涙を飲むことに………………

 

今年のリベンジは叶わず、また来年トライです。明日から裕坊はまたも5日間のフライトへと出発します。さー、何を食べようかな〜〜……………

今日の夕食は豚肉バーベキュー。

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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ここ10日間のうち9日間をフライトに費やして、やっとのことで2日間のお休みに入る裕坊、さすがにちょっと無謀すぎました。起きられん……………………学校へと出かけていく愛妻ちゃんと息子くんをお見送りした後の、今日の裕坊………………………………

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旅客機のパイロットは、1週間のうちのどこかで連続30時間の休養を取ることが連邦航空法117条にて義務付けられています。また拘束時間の合計や飛行時間などにも細かい規定があり、ほとんど規定ギリギリで10日間を終えていました。乗務員管理課からも電話がかかることなく、平和な1日…………………やれやれ休まった………………………

今日はなかなか出来なかった拭き掃除をほんのちょっとした程度で建設的なことは何もせず、気づいたら夕食の時間…………………………
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昨日研修をオンライン研修を忙しくこなしている愛妻ちゃんに変わって鶏肉料理をしていた裕坊。昨日のうちに解凍していた豚肉を使って、今日も裕坊が………………………………料理の腕を………………………………………振るいます…………………………………

料理って呼んでいいんやろか…………………………………

今日のお題目はバーベキュー。

裕坊が勤めるエンデバー航空、現在の本社はミネソタ州ミネアポリスにあるのですが、前身であるピナクル航空の本社はテネシー州メンフィスにありました。アメリカにお住まいの方なら、多分エルビス・プレスリーを想像するでしょう。

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メンフィス国際空港から車で約15分ほど西へと走ると、エルビスがかつて住んでいたグレイスランドと呼ばれる豪邸があり、邸内のツアーもあります。

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小泉元総理がエルビス・プレスリーの大ファンであるのはよく知られた話。ブッシュ大統領時代にエアフォースワンでメンフィスに訪れた際には、こちらにも立ち寄っていたそうです。

あとメンフィスといえば世界最大の貨物航空会社フェデックスの本家お膝元。
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一部の例外を除くと、貨物機が飛ぶのは基本的には深夜。昼間の間は宅配や集配などが忙しく動いているので、長距離運送を担う貨物機は羽を休めます。従ってたくさんの飛行機が止まった駐機場には動きはなし。人気もほとんどなく、しーんと静まりかえっていることがほとんど。

そして夜になると集配されてきた荷物が集まり、各目的地ごとに仕分けされて飛行機に積み込まれます。その作業が始まるのは大体夕方6時ごろから。従業員が6時を過ぎると一斉に集まり出して飛行機に次々に荷物が積み込まれ、飛行機を送り出すのが深夜2時から3時にかけて。一気に飛行機を送り出すと、また早朝になって静けさを取り戻すという不思議な世界。

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そしてメンフィスのもう一つのウリがバーベキュー。裕坊も研修でメンフィスに長く滞在しているときは、ほぼ毎週のように通っていました。メンフィスでバーベキューといえば、有無を言わせず豚肉になります。骨付きのリブをオーブンで焼いて、スパイスをかけるのがメンフィス流。

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メンフィスではこれをドライリブと呼び、ソースをかけて食べるのがウェットリブ。

お店もたくさんありますが、裕坊のお気に入りはコーキーズ(Corky's)。テネシー州を中心に約10店が出店されています。本店はメンフィス空港からフリーウェイを東に走ること約15分。ポプラー通り沿いにあります。

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メンフィスのダウンタウンにはこちらもメンフィスバーベキューを代表するレストラン、ランデブー(Rendezvous)というお店も。こちらは小泉元総理がグレイスランドを訪れた後に、お食事に立ち寄ったお店。ちなみに小泉元総理が訪れた日、偶然にも裕坊の新人研修の座学が終わった日で、同じ日にこのお店を訪れていました。ただ1時間ほど前にお店は出ていたらしく、小泉元総理への面会は実現できず……………………………

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余談にはなりますが、ランデブーのすぐお隣にはアヒルさんが定期的にお散歩をすることで有名なピーボディーホテルというのがあります。とても格式の高いクラシックなホテルのロビーで、可愛らしい姿を見せてくれます。是非必見。

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地元の人に言わせると、セントラルバーベキューもなかなかのものらしいです……………裕坊は行ったことないですが…………

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以前はクルーハブの一つだったメンフィスですが、そのクルーの所属先としての機能を失い、あまり寄らなくなったメンフィスですが、行った際には大抵こんなものを買ってきます。

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ポークバーベキュー用のスパイスとバーベキューソース。小さい方がスパイスで大きい方がソース。裕坊が大好きなコーキーズのスパイスとソースは右側。

料理は至って簡単です。本当に何も施す必要がありません。スーパーで売っているBaby Back Ribというのを買ってきて、

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トレイにアルミホイルを敷いて、あとはオーブンに入れやすい大きさに切って、オーブンに入れるだけ。塩胡椒をかける必要も全くなし。味付けは焼きあがってから………………
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オーブンを華氏で400度、摂氏で約200度くらいに予熱しておいて、トレイを入れて……………
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自然解凍できているお肉であれば、1時間がちょうどいいです。これが出来上がり………………
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スパイスをかけたものと、ソースをかけたものと2種類を用意しました。
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裕坊のお好みは断然スパイス付き。メンフィスでこれを戴いてからというもの、これに病みつきになってしまいました。ただお店では炭火で焼いてくれるので、香ばしさはやっぱり断然違います。
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もしメンフィスにお立ち寄りの際は、是非メンフィスならではのバーベキューを楽しんでみてください。

 

裕坊、もう1日お休みです。