Yuichibow’s diary

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊、アトランタからのフライト、1日目

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン、裕坊です。

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日本のお天気図を見ていると、今回の台風はどうやら日本列島を縦断しそうな予報になっていますね。どうかどうか、被害が広がりませんように……

 

 

4日間のお休みのうちの2日間を返上して、フライトを組み込んだ裕坊。土曜日は丸々お休みではありましたが、移動に費やし、アトランタに自費にて宿泊。4日間のお休みのうち、実質3日間を返上することになりましたが……

 

これくらい頑張らないと、生活はラクにはなりません……

 

 

この時期の南部地方は、お天気がいい日が多く、今日も快晴の広がる気持ちのいいお天気でした。空港行きの送迎シャトル出発前の、ホテル前…

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まるで南国リゾートにでも、来ている気分…

 

これがビーチに行くシャトルならいいのに……
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各ターミナルへと向かう地下鉄に乗る人の列を垣間見て、現実に戻る裕坊……

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いつ来ても、ここの空港は人影を見ない日がありません。実は昨年度の年間利用者が発表になり、昨年2018年度の利用旅客数は1億700万人。21年連続の世界一の座を死守だそうです。2017年度に比べても、3%の旅客数の伸びだったのだとか…

 

快晴の中を出発して、最初に向かったのは、
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ペンシルベニア州のアランタウン。
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アメリカの地方の町には、大リーグやNFLプロスポーツチーム傘下のマイナーリーグのチームもたくさん存在し、こちらはフットボールのリーハイバレー・ファントムズ…

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そしてリーハイバレー・アイロンピッグス。こちらはフィラデルフィア・フィリーズ傘下のトリプルAチーム。
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メジャー昇格を視野に入れている、若手のホープがたくさん存在します。

 

ここアランタウン空港には、裕坊は50人乗りCRJ−200型機を担当している時には、デトロイトからよく訪れておりました。

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規模は小さいのですが、何度か改装工事が行われて、ターミナル内もとても清潔。

 

現在のターミナルは、1976年に開業して、
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2000年代に入って、一度大きな改装工事も行われたそうです。

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200型機担当時は、デトロイトからの往復便も多く、当時はよく宿泊滞在にも来ておりました。

 

そしてここペンシルベニア州アランタウンの、もう一つの顔といえば、

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アメリ東海岸から中西部における、ラストベルト(Rust Belt)を代表する都市の一つであること…

 

ラストとは錆。1980年代になってアメリカの製造業の製造拠点の海外移転に端を欲して、工場が次々に閉鎖。鉄鋼を代表するピッツバーグ自動車産業を代表するデトロイトなども、その一都市に入ります。使われなくなった工場や工業用の機械が錆び付き、それが中西部一帯に広がったことから、この一帯がラストベルトという名前で呼ばれるようになりました。

 

一時は炭鉱の町として隆盛を極めた、アランタウン。

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町には市電が走り、多くの人が行き交う活気のある町だったそうなのですが、

 

工場は移転、炭鉱は閉鎖になり、失業者に溢れかえったアランタウンは、大きな変貌を遂げる運命に……
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とても同じ町には思えない惨状になってしまいました…

 

立ち並ぶ住居からも人が消え去り、残った建物は朽ち果てた状態になったそうです。
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裕坊がよく訪れていた2000年代初期は、まさにアランタウンにとっての過渡期…

 

宿泊先はダウンタウンのほぼ真ん中にあったのですが、このような光景を、当たり前のように目にすることに……
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その都市の惨状を風刺した歌までが発表になりました。ビリー・ジョエルが1982年に発表した「アランタウン」が正しくそれ。「ナイロンカーテン」というアルバムの中から先行シングルとして、『アランタウン』が発売され、全米17位にまでつけて、ラストベルトを代表する曲にもなりました。中西部の斜陽の町を代表する歌として、一躍注目を浴びることになった、ここアランタウン。

 

最近では都市再開発も始まり、

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アランタウンは、徐々にかつての輝きを取り戻しつつあるようです。
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再びアトランタへと戻ってきて、
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今日やってきたのは、フロリダ州の州都、タラハシー
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州都とはいえ、空港の周辺には何も見当たりません……
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空港周辺にはホテルもほとんどないので、
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契約先のホテルまでは、高速を使って15分ほどドライブ…

 

環境はまずまず…
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木漏れ日の景色がとてもいい、静かな環境でのホテルに今晩は滞在して、
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明日は3時台起きです…………

 

 

 

 

裕坊、アトランタへ出発

皆さんこんにちは、リージョナルジェット機フロントオフィス管理人、裕坊です。

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また次の台風が、日本列島に差し掛かりそうなことになっていますね。アメリカからですと、被害が広がらないことを祈るくらいしかできませんが、どうか本当に被害が広がりませんように……

 

4日間のフライト(実質フライトを担当したのは3日だけでしたが)を昨日金曜日に終了。その前日は、1日丸々アーカンソー州リトルロックに滞在で、ダウンタウンを観光…

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こじんまりとした規模のダウンタウンながら、しっかりと堪能させていただきました。

 

 

その翌日となった昨日金曜日は、早朝から久しぶりに5便を担当……

 

 

人影がまだまばらな空港へと、暗いうちに到着して、

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セキュリティーへと向かいます。
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ターミナルには、早くからゲートでフライトを待っているお客さんの姿が…
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一足先に、ボーディングブリッジを通って、
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昨夜到着していた飛行機へと乗り込みます…
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まだ真っ暗なコックピット。少し湿気もあり、窓が曇っているのが見えます…
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やっと日が昇り始める頃に離陸して、東方面を目指すと、こんな景色を拝むことも可能…
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早朝にショーアップした時の、ご褒美のひとつ……

 

中部時間となるアーカンソー州リトルロックから、それより1時間早い東部時間となるデトロイトへと向かいますので、早朝の出発でもデトロイトに着く頃には、しっかり夜も明けてしまいます。
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中部時間で6時15分に出発し、デトロイトに到着したのは、東部時間で9時15分。

 

連邦航空法の乗員拘束時間の規定に触れないスケジュールで5便をこなすためには、到着先でほぼ間髪置かずに、次のフライトへと出なくてはなりません。

 

 

慌ただしく折り返して、次のフライトへ……

 

 

やってきたのは、ピッツバーグ
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ちょうどお昼に差し掛かりますので、急いで昼食を買いに、
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フードコートへと向かいます…
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やってきたのは、ここ中華料理店…
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でも中華には手をつけることなく、

 

裕坊がお目当てにしていたのは、こちら…
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パック入りのお寿司を購入……
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袋を手に下げて、急いでゲートへと戻ります…
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搭乗が進む間に、急いで昼食タイム…

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ピッツバーグからだと、デトロイトまでは40分ほどの距離…
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また同じゲートへと入って…

 

 

またしても40分ほどで、間髪入れず折り返し…旅行シーズンはとっくに終わっているはずなのに、どの便もほぼ満席で、搭乗作業もバタバタ……

 

 

そして次にやってきたのは、インディアナポリス
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ピッツバーグまでとほとんど距離が変わらないインディアナポリス。40分ほどでデトロイトから到着します。

 

朝3時には起きておりましたので、さすがにちょっとお疲れモード…
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実を言いますと、本日2回目の給油…………

 

そして40分ほどかけて、やっと最終目的地、デトロイト到着……
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家路……
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至福のひと時……

 

我が家に近づいたところで、付近を1枚ほど撮ってみました……
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しかし、ベラボーに高騰が続く医療費に、息子くんの将来の学費に、と、ここで歩みを止めるわけにはいかず……

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翌日の今日土曜日には、また空港へと舞い戻っておりました……

 

4日間の休日のうち2日間を返上……実はアトランタからのフライトで、しかも日曜日の午前中には始まりますので、前日泊をしなければなりません……

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こちらが従業員駐車場から、ターミナルまでを結ぶ専用のシャトルバス。以前は15分待たされることもザラにありましたが、最近ではほぼ5分おきに走るようになり、便利にはなりました……

 

土曜日の午後とあって、比較的落ち着いたデトロイトマクナマラターミナル。

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アトランタ行きは普段ですと、スタンバイだといつも乗れるかどうかドキドキするのですが、

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今日は比較的、座席にも余裕がありました。それでも9割の座席が埋まるアトランタ線。

 

アトランタ空港到着……

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世界一旅客数が多い、アトランタ・ハーツフィールド・ジャクソン空港…

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各ターミナル間は、地下鉄が結びます。Fターミナルが開業して以来、総延長はほぼ4キロになりました

 

明日から始まる2日間のフライトに備えて、今日はホテルに自費で宿泊…

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アトランタには裕坊は所属しておりませんので、税金控除の対象にはなりますが…

 

微々たる金額なので、実質税金の節約には、ほとんどなりません…………

 

 

しばらく6日出勤1日お休み、6日出勤1日お休みの日が続きますが、

 

 

裕坊の父親は、ほぼ毎日365日、休まず仕事をしておりました。父親と過ごした時間は、かなり限られておりましたが、仕事をしているのだけは知っていた裕坊。その背中を見ながら裕坊は育ちました。ですので、裕坊も息子くんの手本にならんといかん……

 

 

手本になれるよう、頑張ってまいります……

 

 

 

 

 

裕坊、リトルロックで1日のんびり

皆さんこんにちは、リージョナルジェット機運転手、裕坊です。

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今週火曜日に始まった4日間のフライト。数年ぶりにデトロイトを起点としてのフライトだけが入る4日間。

 

昨日水曜日は、夜遅くになってアーカンソー州の州都、リトルロックに到着…

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現在エンデバー航空の、リトルロック空港の直接の担当便があるのは、デトロイトへの早朝出発、デトロイト発深夜到着のパターンだけ。連邦航空法の規定で、夜間の宿泊滞在は、最低でも10時間を取らないといけないとあるので、機材の運用パターンの関係で、30時間の宿泊滞在が入ることもしばしば……

 

狭い部屋に泊まっていた一昨日から一転、お部屋も広々……

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今日木曜日はフライトが一切入らない、リトルロックでゆっくりの1日…

 

ということで、朝からダウンタウンを探検……
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ダウンタウンの規模自体は、それほど大きくありません。中心部には可愛らしいトロリーが走ります。ちなみにこのトロリー、ダウンタウン周辺の企業のスポンサーが多くついたらしく、社長さんの意向で昨年のクリスマスから、1年間無料で乗車することができるそうです。

 

運転手さんの案内つき…

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のんびりと走る電車で、街の様子をゆったりと堪能できます。

 

 

ここリトルロックには、いくつか見所もあり、本来訪れたかった場所はというと……

 

 

アーカンソー州リトルロックは、第42代アメリカ大統領、ビル・クリントンの出身地なのですが、

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そのクリントン氏が手がけた、クリントン・ライブラリー…

 

政界引退後は、クリントン財団を立ち上げ、財団が入るライブラリーを2004年にオープン。
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ダウンタウンからやや東へと行ったところに、大きな建物が聳えています。

 

アーカンソー川が北に見える広大な敷地にある立派な建物で、クリントン氏の州知事時代から大統領時代の、政治家としての経歴などが掲げられています。ただし英語でライブラリー(図書館)となっているものの、図書館とは一線を画しているようです。
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歩くとダウンタウンからおよそ30分。最高気温が33度になると聞いて、ちょっと躊躇してしまいました……

 

あともう1箇所、訪れたかった場所は、こちら。リトルロック・セントラル高校。
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1954年以降ブラウン判決によって、それまで公立学校における白人と黒人の分離教育が違憲となり、各地で白人と黒人が同じ学校に通う融合教育が進められていた矢先に起こったリトルロック高校事件は、ここが舞台となりました。リトルロックダウンタウンからだと、およそ西に5キロほど行ったところに建物は今も現存。現在は博物館として公開されています。

 

リトルロック市長が融合教育を積極的に進める傍ら、当時のアーカンソー州知事、オーバル・フォーバス(写真)は、自ら異人種融合教育に反対。州兵まで送り込んで、黒人の登校を阻止します。

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残念ながら、白人も大群衆となって学校を取り巻き、黒人の登校を阻止……最終的にはアイゼンハワー大統領が陸軍兵士を送り込んで、事態を収める事態になりました…ただそのアイゼンハワー大統領も、事態収拾にはあまり積極的ではなく、事態が大きく発展するまで、静観していたそうです。

 

その後入学した9名の黒人生徒は、激しいいじめや、命に関わる暴力や嫌がらせを受け続け、耐えかねた生徒が次々に脱落…それでも1958年に1人が立派に卒業を果たしました。

 

ただその後もフォーバス知事は融合教育に反対、融合を命じられた3校を突如閉校にするという暴挙にまで及びました。それでもフォーバス知事は、地元民の支持が大きかったらしく、その後も12年間、知事職を務め上げたそうです…アーカンソー州に今も付き纏う負の歴史が、ここリトルロック・セントラル高校で窺い知ることができます。

 

 

リトルロック・セントラル高校は、是非訪れてみたかったのですが、次回の宿題に残しておくことにして、今日木曜日は徒歩と無料で乗車出来るトロリーで行ける範囲に限定。

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アメリカのダウンタウンは、昔ながらのレンガ造りの建物が多く、どこを見渡しても絵になります。

 

ホテルを出て、まずはダウンタウンの北を流れるアーカンソー川を目指します。
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ジャンクション橋と名のついたアーカンソー川にかかる、エレベーター式の橋ですが、
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既に開通から135年が経過し、南半分の橋梁は上がった状態で固定されていました。

 

ですので、橋を渡るには階段を登っていかなくてはいけません…
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今日の散策に同行してくれた、副操縦士のロブ君も、インスタ用の写真を撮るのに一生懸命…

 

ブルックリンブリッジを思い起こさせる歩道…
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北まで渡ると、潜水艦が留まっておりました。
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既に引退してここに静止保存されている潜水艦。

 

海洋博物館として通常は営業しているのですが、週末にしかオープンしないため、今日は閉館……
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小さなカフェなどが立ち並ぶ北側の街をぶらぶら……
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昔ながらの雰囲気をよく残した、ドラッグストアなどもあります。
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そして無料で乗車できるトロリーへと乗り込んで…
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車内では南部訛りの英語で、運転手さんがいろいろと各地をご紹介…
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ダウンタウン周辺は、アパートもすっかり整備されておりました。
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再び川を渡って、街の南側へと戻ります。
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こちらが中心部になるのですが、こじんまりとした可愛らしい街並みのダウンタウンリトルロック
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今日の次のお目当て、リバー・マーケットに近づいたところで、トロリーを下車。
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3時間ほど散策をして、ちょっと喉も乾いていたきたので、リトルロックの目玉の一つ、リバー・マーケットへと立ち寄ってみます…
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中へと入ってみると…
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10種類以上のお食事のお店が、軒を連ねておりました。
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せっかくここまで来たので、お土産も1つ買っていきたい……
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ということで、こんなものを1つ調達…
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およそ8,000歩、距離にして7キロとそこそこいい運動もしましたので、

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ちょっと喉の渇きを癒します…
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数あるお食事もお店から、裕坊が今晩選んだのは、こちら……
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地中海料理のお店。

 

こちらのお店を切り盛りするご夫婦は、お二人ともギリシャ出身。
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チキンとライスにほうれん草をつけていただきました。
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ギリシャといえば、「オリーブオイル」。オリーブオイルにしっかりと浸けられて煮込まれた鶏肉には、しっかりと味が染み込み、それで肉汁が逃げずにお肉は全体がしっとり。ちょっとクセになりそうなお味でした。またリトルロックに長時間滞在が入るときには、間違いなくこちらに戻ってきます。

 

 

明日は早朝の出発で、5便を担当です。

 

 

 

 

 

 

 

裕坊、2日目終える

皆さんこんにちは、リージョナル航空会社員、裕坊です。

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昨日火曜日から、次の4日間のフライトへと出かけている裕坊。2日目が既に終わりました。昨晩はアイオワ州の州都デモインにて、19時間とちょっとの割に長時間の宿泊滞在が入って、ダウンタウンのホテルへと宿泊…

 

最近流行りの背が高いホテルの送迎シャトル。大柄なアメリカ人でも、比較的乗りやすくなりました。

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身長170センチの裕坊なら、屈まなくても十分乗り降りできる、快適なワゴン。

 

最近はデモイン空港からやや西に行った、町外れのホテルでの宿泊が多かったので、デモインのダウンタウンは久しぶり…
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ステートハウスと呼ばれる州議事堂なども見えてきて…
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外観が立派なホテルへと到着。
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通路もとても綺麗なのですが…
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部屋は2人がやっと泊まれる広さ…
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雨風凌げて、ベッドの上で寛ぐことができますので、もちろん文句はありません。
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この小さなテーブルを使用して、なんとかiPadを使うこともできたので、やれやれ。
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ニューヨークの空港周辺のホテルに泊まると、デモインの値段は倍で、大抵この広さ。

 

デモインのダウンタウンのほぼ真ん中のホテルに滞在しておりましたので、本当なら町を探索してもよかったのですが、ここ最近ずっと寝不足が続いておりましたので、今日はホテルから一歩も外に出ることなく、空港行きシャトルの乗車の時間まで、ずっとホテルでゆっくり……

 

 

実を言いますと、この4日間のフライトは、ずっとデトロイトを起点に行ったり来たり。裕坊が勤めるリージョナル航空会社は、今でこそデルタ航空の子会社で、デルタ航空の便名を使ってのフライトを請け負っていますが、裕坊が入社した当時は、かつてのノースウエスト航空の下請け。ノースウエスト・エアリンクとして飛んでおりました。

 

デトロイト空港は、その当時のノースウエスト航空が主要基幹空港として使っていた空港の中でも、最大規模…

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当時の裕坊の会社(ピナクル航空、現在のエンデバー航空)が使っていた機材はというと、ファーストクラスもなく、エコノミークラスだけの50人乗り、CRJ−200型機……我が社だけで、なんと最大140機を抱えていた時期がありました。

 

古い塗装を纏った飛行機も数多く……
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B、Cターミナルには、この塗装の機体で溢れかえっておりました…

 

他には、既に我がエンデバー航空の一部にもなった、当時のメサバ航空も別会社として存在。
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主力は、アブロBAe 146型機。リージョナルジェット機でありながら、4発エンジンを抱えています。

 

メサバ航空のもう一つの主力だったのが、こちらサーブ340型機。日本では、日本エアコミューターが、最大11機を保有していたこともありました(ちなみに、日本エアコミューターのサーブ340型機は、2019年11月を以って、全機退役の予定だそうです)。
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デトロイト空港は、当時のノースウエスト航空の主要基幹空港の一つでしたので、当時は見渡す限り、ノースウエスト航空の塗装をまとった飛行機だらけ…

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デトロイト空港のAコンコース。

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当時のノースウエスト航空の主力機材はといえば、国内線であれば、エアバスA320型機であったり、
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マクドネル・ダグラス社のかつての主力、ダグラスDC−9であったり……
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国際線主力機材となると、ヨーロッパ線にはエアバスA330が多く投入され、
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日本行きには、ほとんどがかつてのジャンボジェット機ボーイング747型機が投入されておりました。
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デトロイトからですと、日本行きの路線、本数も充実していて、一時はデトロイト発、関空行きが就航していたことも…
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他にも名古屋行き(現在も週3−4便が運航中)に東京行き。当時は成田行きといえば毎日2便の運航でしたので、スタンバイで搭乗するにも、乗れるチャンスは大でした……現在はちなみにA350型機による1日1便になっていて、客席数は当時と比べるとほぼ3分の1になっています…

 

当時は、ノースウエストのロゴで埋め尽くされていた、デトロイト・メトロポリタン空港。

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業務提携先として強い提携関係にあった、KLMオランダ航空のロゴもあちこちで見かけておりました。

 

そのノースウエスト航空、2008年にデルタ航空との合併を発表。2年の歳月を経て、完全にデルタ航空となり、かつてのノースウエストのロゴも塗装も、どこを見渡しても見ることができなくなりました……

 

ユナイテッド航空は、コンチネンタル航空との合併の際には、コンチネンタル航空のそれまでの経緯に敬意を評して、機体の塗装にコンチネンタル塗装を残したというのに……………

 

こちらが、デトロイト空港の国内線出発、荷物預け入れカウンター。

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どこを見渡しても、ノースウエスト航空の面影は一切残っておりません……
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これが現在のデトロイト空港・マクナマラターミナルの、Aコンコースの様子。
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ちなみに、Aコンコースでは全く見ることがなかったリージョナルジェット機。デルタ航空の本体によるデトロイト空港の発着数は、ノースウエスト航空時代と比べると、3分の2ほどに縮小していて、リージョナルジェット機の奇数側の発着の半分ほどは、リージョナルジェット機に変遷しています。デトロイト空港の風景も、以前とは大きく様変わりしました。

 

今日の夕方の、Aコンコースの様子。平日の夕方で、既に夏休みの旅行シーズンは終わっているのですが、
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夕刻は、かなりの混雑。

 

そして今日水曜日の夜の便でやってきたのは、裕坊にとってかなり久しぶりとなる、アーカンソー州の州都、リトルロック
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裕坊は入社当時、ほんの数ヶ月、当時のピナクル航空の本社があったメンフィスに所属していたのですが、
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4日間のフライトを担当すると、訪れることがないことがなかったくらい、よく訪れていた、典型的な南部都市、アーカンソー州リトルロック

 

実をいいますと、水曜日から金曜日の早朝出発まで、長時間滞在となりますので、
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リムジンがお迎えに来てくれて…

 

目の前を、トロリーの線路があるダウンタウンのホテルまでやってきて、

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昨日とは打って変わって、広々としたお部屋で、束の間のひと時を過ごしています。
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明日は、リトルロックダウンタウンを、ほんのちょっと探索してみます。

 

 

 

 

 

 

裕坊、明日からまた次の4日間

皆さんこんにちは、航空会社サラリーマン、裕坊です。

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実は今、ブログで使っているアプリのデータの内部処理エラーが発生して、3時間かけて書き上げていた内容が全消去……

 

心がメゲそうになってしまう……

 

 

裕坊は、ブログだけでなく、自身用の日記に、iPad Air 2を使用。そのiPadにはブルートゥース経由で使える市販のキーボードを繋げて、文章を打ち込んでいるのですが、どうやらiPad Air 2も型がかなり古くなってきて、内部処理機能が最新のOSや画像処理などの要求に追いついていない様子…

 

 

そろそろ買い替えどきかも知れませんが、先立つものが……

 

 

こまめにデータ保存をしないといけません……

 

 

 

知っとるんなら、やれって……

 

 

 

コンピューターは、iPadに限らず、ノートパソコンなどでも、万が一データが保存されなかった時を想定して、数分おきにデータを保存する、というのは基本中の基本……製薬会社で営業を務めた経験まであり、そんなのは十分承知していたはずなのに……

 

知識はあっても、それを実践に移さなければ、意味はないってことやね……

 

 

王陽明さんのおっしゃる通りです。

 

 

裕坊が尊敬する哲学者の1人、王陽明氏。日本ではあまり馴染みがない『陽明学』の創始者です。宋の時代を代表する哲学者「朱熹」が説いた『朱子学』を批判し、読書のみによって理に到達することはできないとして、実践儒学陽明学』を起こした人物。

 

朱子学」は11世紀の宋の時代の儒教の教義の集大成。上下関係における「礼」を重んじ、「敬(つつしみ)」を持って礼を弁え、主君に従うことを教訓とすることを説いています。日本の江戸時代では、この「朱子学」がとても重用され、秩序を重んじる保守的な体制を作り上げるのに、大きく貢献。17世紀以降の、白人社会による大航海時代、植民地政策時代の大激動の時代にあって、2世紀半にも及ぶ天下太平の時代を作り上げるのに、大いに役立ちました。

 

 

その「朱子学」に真っ向から反論したのが、『陽明学』を世に出した、15世紀の「王陽明」。「礼」という形式的なものだけでなく、「孝」を実践することを説きます。心の正しさを尊重し、行動・実践することの肝要さに重点を置きました。

 

陽明学』の骨格を形成する格言の一つが、「知行合一」。漢文読み風に直訳すると「知(知識・学問)」と「行(行動・実践)」は同一ものである、となります。知と行を2つ別個のものとして分けることはできず、一体して連続したものである、というのが王陽明の考え方。「知行合一」とは、と弟子に問われ、「知って行わざるは、未だこれを知らざるが如し」と答えたのは、儒教の世界では有名なエピソード。「どれほど知識があっても、行動が伴わなければ、その知識は無駄である」という王陽明の自らの教義を示した言葉なのです。

 

 

実は今日月曜日、我がリージョナル航空会社から、2人の若手有望株が、本体であるデルタ航空での研修を始めました。2人とも、新人時代は裕坊の相棒として、副操縦士として飛んでいて、今日から本体の社員…この2人に限らず、かつて裕坊の副操縦士として一緒に飛んだ若手のパイロットたちは、既にかなりの数が、デルタ航空の本体のパイロット。

 

お給料が倍以上の差…福利厚生も、我がリージョナル航空会社とは雲泥の差。休日にスタンバイなどで旅行へ行く際にも、デルタ本体の社員が、いつも例外なく優先搭乗…

 

 

ハワイへ行く際に、リージョナル航空会社の社員である裕坊の一家は、座席指定が受けられず、西海岸で3日間身動きできなくなったことも……

 

 

それなら本体へ行けばいいやん……

 

 

実を言いますと、5年ほど前にデルタ航空の面接へは赴く機会があり、裕坊なりには準備をしたつもりだったのですが、残念ながら不合格…筆記試験や心理学テストなどには合格していたのですが、3名の面接官との面接において、不合格……

 

しかも数日後には、「デルタ航空における採用は今後いかなる事情があってもありません」旨を明記した手紙まで受け取ることになり……今後、デルタ航空への就職の道は、一切閉ざされることになりました……

 

 

裕坊とかつて一緒に飛んだ若手のパイロットたちは、粛々と準備を進め、各自が持ち得るポテンシャルをフルに発揮して、次々と大手航空会社へと旅立っていきます…それを羨ましい眼差しで見つめる日々…

 

大手航空会社への採用に必要な、面接への準備の心構えを知っているなら、もうちょっと「実践に移すべき」だった……

 

反省……

 

 

ただ、裕坊自身は、薬学部へと進学して、薬剤師の免許を取得。そこから5年間製薬会社の営業として務めた経験がありながらの、転職組。先が全く見えない中での転職から、途中大いにもがき苦しみながらも、ここまでの地位には辿り着くことができました。

 

薬業界から航空業界へと転身を「実践し」、家族や周りの協力や支えを受けながら、「エアラインパイロットになる」という『夢』は叶えました……そこまでの「行動」ができたことには、裕坊自身は充実感に満ち溢れています。「大手航空会社のパイロットになる」には「行動力」が足りませんでしたが……

 

 

息子が今月になって高校に通い始め、大学入学を視野に入れている今日この頃。学費を工面していかんといけん……しかもここ最近ずっとになって、尋常とは思えない医療費に現実を突きつけられ…

 

まだまだ飛べる時は飛んどかんと……

 

 

来月以降、補欠要員である「リザーブ」へと回帰して、しばらく「羽休め」をすることを考えたこともありましたが、それも延期。しばらくは、担当便が確定している通常のスケジュールで、ガンガン飛んでいきます。今月の休日は、3日。スケジュールも詰めまくり……

 

 

明日火曜日から、次の4日間のフライトへと出発です。

 

 

 

 

 

 

 

 

裕坊、4日間のフライトから帰宅

皆さんこんにちは、『ちょっと疲れた』パイロット、裕坊です。

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台風15号一過の千葉県に、またも大雨が降りそうな予報が出ていますね。台風一過で屋根などがダメージを受けていると、ダブルパンチになってしまいますが、できる限りの応急処置をしながら、何とか乗り切っていただきたいです。被災された方の日常が、1日でも早く戻りますように…

 

 

裕坊は水曜日から始まっていた4日間のフライトを、3夜連続で連邦航空法に定められた最低休息時間10時間を過ごし……しかも2日目の滞在は、混雑が激しいニューヨーク・ラガーディア空港。

 

当日は夜が遅くなり、既に宿泊先のホテルの送迎シャトルサービスが深夜になって終了していて、一般の乗客の皆さんに混じって「ウーバー(スマホアプリで予約する、新しい輸送サービス)」を利用……

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そのウーバー、最近になって自動運転車によるサービスを目論んで、試験車を導入しているらしいのですが、
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自動運転車において先を行くグーグルと、どうやら揉めているらしいです……グーグルもタクシーに置き換わる輸送サービスへの参入を、恐らく狙っているに違いない……

 

ただ最近では混雑が激しいニューヨークでも、タクシー待ちのこんな列を見ることが、本当になくなってしまいました。
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大幅にタクシー乗り場も縮小しているせいか、タクシー乗り場すら見つからない始末…

 

 

先日到着便が一斉に集まった深夜11時ごろには、ホテルや自宅に向かう到着客でかなり混雑していましたが、各自ウーバーで予約を入れていたせいか、大きな混乱とかはなく、裕坊も予約したウーバーを待ったのは、30分ほど。

 

以前なら列に並んでタクシー待ち……しかもあの混雑ぶりからすると、軽く1時間待ち…

 

 

時代は、変わりました……

 

 

変わったといえば、身体障害者の方が受けられるサービスにも、かなり幅が広がっています。

 

特に進化が著しいのが、車椅子による空港内、機内でのサービス。

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空港内での移動、或いは乗り継ぎ便がある場合のゲート間の移動、到着後も空港にお迎えのご家族の元にまでお届けしたり、予約が入ったタクシー乗り場までお届けしたり…

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地方の小さな規模の空港ですと、各航空会社の空港職員が直接車椅子を押して、移動のお手伝いになりますが、

 

デトロイト空港やアトランタ空港などの、主要基幹空港ですと、
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航空会社との提携先の、カスタマーサービス専門の会社が、一手に車椅子のサービスなどを引き受けていて、乗客の皆さまの移動をお手伝い。

 

機内での座席への移動が困難な場合でも、最近では機内通路用の車椅子もありますから、係員がそれを使って機内までご案内。
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通常の車椅子から、幅が狭い機内の通路の移動が可能な、専用の車椅子へと乗り換え…

 

車椅子から落ちないように、両肩からベルトをしっかりと締めた上で、機内へと入ります。

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通路の幅がとても狭いプロペラ機やリージョナルジェット機でも、機内の移動が可能。

 

また空港によっては、ボーディングブリッジがなく、地上から階段を利用して乗り降りしないといけない空港がありますが、こんな時には、
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タラップに据え付けのエスカレーターを利用したり、

 

車椅子専用の「リフト」と呼ばれる機械で、車椅子の乗客を地上から搭乗口まで運んだり、
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手動式もありますし、モーターによってエレベーターを上下させる機能がついたものなど、見た目も手段も様々…

 

通常は、車椅子の利用が必要な場合は、航空券発券の際に、車椅子利用のサービスを申し込みますが、
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ターミナル内の移動が長く、徒歩による移動が辛い場合などには、ゲートの係員に直接お願いすれば、気軽に車椅子の利用も可能。

 

 

時代が変わったといえば…

 

 

これを抜きに、今の生活を語ることはできなくなりました……スマホタブレットなどの、電子機器…

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以前は紙による媒体が主体だったマニュアル類。紙に印刷されたマニュアル類がコックピットから姿を消し、
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今は全てタブレットに情報が収められるようになり、

 

セスナなどのコックピットにも、タブレットが普通に持ち込まれる時代…
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タブレットが世の中に流通し始めた当時は、電子機器のコックピットへの持ち込みに頑なに否定的だった連邦航空局も、時代の趨勢にさすがに逆らうことができなくなり、僅か数年の間に各空港の情報が収められたマニュアルは、全てタブレット版に置き換え…

 

現在、アメリカ国内を拠点とする定期運送航空会社は、機内でのマニュアルの使用は、全てタブレットに置き換えられました…

 

ちなみに、この流れは客室乗務員の業務にまで及んでいます。

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本社のコンピューターと直接やり取りも出来ますから、各便の出発前に、機内清掃、飲料水から機内食の要望も直接送信できますし、各自のスケジュールの確認、出発便の出発ゲート、遅延の情報まで、必要な情報がスマホ一つで全て確認できるようになりました。

 

大抵の会社では、会社からスマホ、もしくはタブレットが支給され、既にダウンロードされているアプリを使い、マニュアルとしても使用できる仕組みになっているようです。

 

それまでは、フライトクルーのお供として、いつも携帯していた紙の媒体によるマニュアル類…
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パイロットは、その分厚いマニュアル類を、大抵5冊、6冊ほどフライトケースに詰め込んでおりました…

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いい運動にはなっておりましたが…

 

中には、その重いカバンを持ち上げるのに、肩を脱臼するような場面に遭遇することも…………

 

この違いは、やはり大きいです……
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そのタブレット1枚に、ヘッドセット1個だけを持ち込むカバンは軽くなったものの……

 

 

さすがに10時間の宿泊滞在が、3夜続くと、かなり堪えます。今日は帰ってくるなり、ベッドの上に横になると、30分ほど起き上がれず……

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航空会社のパイロットとして勤めること13年になりますが、さすがにこんなことは初めて……

 

裕坊自身が、歳をとったせいももちろんありますが…………

 

 

日曜日と月曜日は久々に2日間のお休み…休日返上でのフライトも考えましたが、さすがに今回はちょっとお休みを取りたいと思います……

 

 

 

 

 

裕坊、3日目

皆さんこんにちは、リージョナル航空操縦係員、裕坊です。

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台風15号が過ぎ去った関東地方、千葉県の被害が大きかったようで、未だになかなか停電から復旧できずにいる、とのニュースを目にしました。一刻も早く全てが元に戻って、日常が取り戻せることを、心から祈っております。

 

裕坊は今日は3日目。1日目、2日目はニューヨークを行ったり来たり……この時期はまだまだお天道様の大運動会シーズン。あちこちで稲妻という名の花火をあちこちに打ち上げて、旅客機の行く手を拒んでくれます……

 

しかも1日に限らず、2日、3日と連続で……

 

 

先日のメンフィスからのニューヨーク・ラガーディア空港までのフライト……アトランタ東海岸沿いの都市からと同様に東海岸沿いでニューヨーク入りする経路は、普段から混雑が激しいので、それを回避するために、クリーブランドを経由してピッツバーグ上空を通過するという、やや北回りの経路を組むのですが……

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先日は大きなお天道様の打ち上げ花火に行く手を阻まれる形になり……他のニューヨーク行きと同様、ほぼ2時間の遅れ……

 

 

2日目も同じような遅れに見舞われ、しかも2日目の宿泊滞在はニューヨーク・ラガーディア空港の最寄りのホテル……

 

 

着いた時刻は深夜11時…

次の日の金曜日の、空港ショーアップは午前10時…

 

 

ホテルに電話を入れると、送迎シャトルの運転手の数が足りず、今日はお迎えには上がれないとのこと…………

 

 

仕方なくホテルが代金を支払ってくれる条件で、ウーバーを使うことに……

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値段はイエローキャブとさほど変わらず、しかもスマホのアプリから直接予約を入れ、車の動きも運転手も運転手の評価も値段も、全て事前に分かる仕組みで、あっという間にアメリカでは利用者が増え、今や通常のタクシーを越す勢い……

 

ただ運転手さんにとっては、タクシー会社のような福利厚生がなく、車は運転手が各自自車を準備。報酬は各州が定める最低賃金にやっと見合うほどしかなく、労働条件は必ずしもよくはないそうで、度々本社に対する抗議活動なども見られるのが、残念ながら現状……

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しかもウーバーの台頭が、タクシー運転手の仕事を、脅かす存在にまでなってきて、
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各地でウーバー反対運動のデモまでが起きる始末……

 

 

それでも利用者からすると、とても便利なので、裕坊も最近では気軽に利用するようになりました…

 

 

使っていいのか悪いのか…………

微妙………………

 

 

昨日木曜日は、ラガーディア空港到着が遅れて、ゲート到着が深夜11時。既にターミナルの中は閑散としていたのですが…

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タクシーやウーバーを待つ列は、昨夜は激混み……

 

それでも以前のように、なかなかやってこないタクシーを順番待ちで、こんな風に待つ風景というのは本当に見なくなりました。

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現在老朽化が著しいラガーディア空港は、建物が全て建て替え工事の真っ最中。デルタ航空とその系列会社が共有しているCターミナル、Dターミナルは、建て替え工事が始まるまでは、各ターミナルから空港敷地を出る出口が、それぞれ別々にあったのですが……

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現在は、CターミナルとDターミナルが、出口を共有するようになり……

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一部が一車線にまで減ってしまうために、CターミナルとDターミナルの間の道は、いつも最近は大渋滞……
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ターミナル間を結ぶシャトルも、この狭い経路を通らないといけないので、渋滞を避けることができません……
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大変お急ぎの方が多いここニューヨークですから、各車から発せられるクラクションによるオーケストラを、ほぼ毎晩お楽しみいただくことができます。
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昨晩は11時に予約を入れたウーバーは、11時半にターミナルにお迎え。空港の敷地を抜けるのにほぼ20分を要して、ホテルに着いたのがちょうど12時ごろでした……

 

 

渋滞に引っかからず、普通に走れば、10分とかからない距離なんやけどな〜〜……

それでも、以前のように、タクシー待ちで1時間も待たされることはなくなったのは、利用者には朗報かも……

 

 

走るように急いでシャワーを浴びて、なんとか1時前にはベッドへと潜り込み……

 

 

今朝は8時前に目を覚まして、9時過ぎのシャトルに飛び乗り……

 

 

寄りにも寄って、今日は3本ある担当便の間で、2回とも3時間の待機が入り……

 

 

 

今晩の宿泊滞在も、10時間…………

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これからミネアポリスを出発して、アイオワ州の州都、デモインへと出発します。