Yuichibow’s diary

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

今日の夕食は豚肉バーベキュー。

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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ここ10日間のうち9日間をフライトに費やして、やっとのことで2日間のお休みに入る裕坊、さすがにちょっと無謀すぎました。起きられん……………………学校へと出かけていく愛妻ちゃんと息子くんをお見送りした後の、今日の裕坊………………………………

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旅客機のパイロットは、1週間のうちのどこかで連続30時間の休養を取ることが連邦航空法117条にて義務付けられています。また拘束時間の合計や飛行時間などにも細かい規定があり、ほとんど規定ギリギリで10日間を終えていました。乗務員管理課からも電話がかかることなく、平和な1日…………………やれやれ休まった………………………

今日はなかなか出来なかった拭き掃除をほんのちょっとした程度で建設的なことは何もせず、気づいたら夕食の時間…………………………
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昨日研修をオンライン研修を忙しくこなしている愛妻ちゃんに変わって鶏肉料理をしていた裕坊。昨日のうちに解凍していた豚肉を使って、今日も裕坊が………………………………料理の腕を………………………………………振るいます…………………………………

料理って呼んでいいんやろか…………………………………

今日のお題目はバーベキュー。

裕坊が勤めるエンデバー航空、現在の本社はミネソタ州ミネアポリスにあるのですが、前身であるピナクル航空の本社はテネシー州メンフィスにありました。アメリカにお住まいの方なら、多分エルビス・プレスリーを想像するでしょう。

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メンフィス国際空港から車で約15分ほど西へと走ると、エルビスがかつて住んでいたグレイスランドと呼ばれる豪邸があり、邸内のツアーもあります。

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小泉元総理がエルビス・プレスリーの大ファンであるのはよく知られた話。ブッシュ大統領時代にエアフォースワンでメンフィスに訪れた際には、こちらにも立ち寄っていたそうです。

あとメンフィスといえば世界最大の貨物航空会社フェデックスの本家お膝元。
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一部の例外を除くと、貨物機が飛ぶのは基本的には深夜。昼間の間は宅配や集配などが忙しく動いているので、長距離運送を担う貨物機は羽を休めます。従ってたくさんの飛行機が止まった駐機場には動きはなし。人気もほとんどなく、しーんと静まりかえっていることがほとんど。

そして夜になると集配されてきた荷物が集まり、各目的地ごとに仕分けされて飛行機に積み込まれます。その作業が始まるのは大体夕方6時ごろから。従業員が6時を過ぎると一斉に集まり出して飛行機に次々に荷物が積み込まれ、飛行機を送り出すのが深夜2時から3時にかけて。一気に飛行機を送り出すと、また早朝になって静けさを取り戻すという不思議な世界。

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そしてメンフィスのもう一つのウリがバーベキュー。裕坊も研修でメンフィスに長く滞在しているときは、ほぼ毎週のように通っていました。メンフィスでバーベキューといえば、有無を言わせず豚肉になります。骨付きのリブをオーブンで焼いて、スパイスをかけるのがメンフィス流。

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メンフィスではこれをドライリブと呼び、ソースをかけて食べるのがウェットリブ。

お店もたくさんありますが、裕坊のお気に入りはコーキーズ(Corky's)。テネシー州を中心に約10店が出店されています。本店はメンフィス空港からフリーウェイを東に走ること約15分。ポプラー通り沿いにあります。

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メンフィスのダウンタウンにはこちらもメンフィスバーベキューを代表するレストラン、ランデブー(Rendezvous)というお店も。こちらは小泉元総理がグレイスランドを訪れた後に、お食事に立ち寄ったお店。ちなみに小泉元総理が訪れた日、偶然にも裕坊の新人研修の座学が終わった日で、同じ日にこのお店を訪れていました。ただ1時間ほど前にお店は出ていたらしく、小泉元総理への面会は実現できず……………………………

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余談にはなりますが、ランデブーのすぐお隣にはアヒルさんが定期的にお散歩をすることで有名なピーボディーホテルというのがあります。とても格式の高いクラシックなホテルのロビーで、可愛らしい姿を見せてくれます。是非必見。

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地元の人に言わせると、セントラルバーベキューもなかなかのものらしいです……………裕坊は行ったことないですが…………

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以前はクルーハブの一つだったメンフィスですが、そのクルーの所属先としての機能を失い、あまり寄らなくなったメンフィスですが、行った際には大抵こんなものを買ってきます。

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ポークバーベキュー用のスパイスとバーベキューソース。小さい方がスパイスで大きい方がソース。裕坊が大好きなコーキーズのスパイスとソースは右側。

料理は至って簡単です。本当に何も施す必要がありません。スーパーで売っているBaby Back Ribというのを買ってきて、

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トレイにアルミホイルを敷いて、あとはオーブンに入れやすい大きさに切って、オーブンに入れるだけ。塩胡椒をかける必要も全くなし。味付けは焼きあがってから………………
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オーブンを華氏で400度、摂氏で約200度くらいに予熱しておいて、トレイを入れて……………
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自然解凍できているお肉であれば、1時間がちょうどいいです。これが出来上がり………………
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スパイスをかけたものと、ソースをかけたものと2種類を用意しました。
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裕坊のお好みは断然スパイス付き。メンフィスでこれを戴いてからというもの、これに病みつきになってしまいました。ただお店では炭火で焼いてくれるので、香ばしさはやっぱり断然違います。
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もしメンフィスにお立ち寄りの際は、是非メンフィスならではのバーベキューを楽しんでみてください。

 

裕坊、もう1日お休みです。

 

裕坊、午前中のうちに帰宅

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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昨日ニューヨーク・マンハッタンでの長時間宿泊滞在のはずが、機長の不足のとばっちりを受けて、ニューヨークでの宿泊ができず、結局ボストンまでやってきていた裕坊。

本当ならこんなお部屋から…………………………………

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こんな景色を眺めて…………………………………
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こんな街でゆったりとしているはずだったのが……………………………
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実際にやってきたのはボストン。ただ昨夜泊まったボストンのホテルもクラシックな調度品をいろいろと揃えて、いい雰囲気を醸し出していて、それなりに面白いコンセプトのホテルではありました。女性受けしそうやな〜〜………

こちらがロビー。
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お部屋の壁紙もベッドもサイドテーブルも………
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浴室もアンティークがふんだんに揃えられているホテル。
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そのホテルはまだ朝早いうちに出発。

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今日は本来ならニューヨークからモントリオールへと向かうフライトが入っていて、帰りのデトロイト行きに間に合うかな〜〜、と気を揉んでいたのですが、会社からは帰りの航空券までもらって、午前中のうちにはデトロイト行きのフライトへと向かっていました。
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8時台には搭乗。

ボストンのような大都市の主要空港ともなると、狭いスペースを効率的に使うために出発ゲートを通って、飛行機に乗るまでのボーディングブリッジがやたらと長いところがあります。

よー歩いた……………………

搭乗券をスキャンしたあと、歩く歩く……………………
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このあとまた角を曲がるとやっと飛行機が見えてきて……………………
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やっと搭乗橋までたどり着きます……………………………………
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長すぎ……………………………
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やっと搭乗……………
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朝のうちにはデトロイトにも到着。
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今日はスタンバイの数も十分に足りているので、急な呼び出しとかに怯えることもなく、駐車場へと向かいます。幸せな瞬間やわ〜〜………………………
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こちらアメリカでは9月から新学年が始まり、幼稚園でアシスタントを勤める愛妻ちゃんも年次研修を義務付けられます。家に帰ってくるとこの時期は大抵iPadとにらめっこ。しかも研修は英語。普段は日本語で過ごしている愛妻ちゃん。英語でのビデオをソファに座って見ていると、どうしても眠そう…………………………家にいる時くらい、家事もちったぁ手伝わんとあかんよな〜…………………ということで、今日は裕坊が夕食のおかずの支度。

と言っても手が込んだ料理が出来るわけではなく…………………お肉料理だけ…………………………

 

取りあえず鶏肉のモモの皮付きを出し、味付けは鶏肉用のシーズニング、もう一つはダックソースの2種類。それをかけてオーブンにかけるだけ。

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愛妻ちゃんはスパイス派、裕坊はダックソース派なので、味が交わらないようにアルミを2枚敷いて、
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途中でダックソースが足りなくなって、ダックソースも2種類使ってます………………
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このダックソース、日本では裕坊自身はあまり使った記憶がないのですが、こちらアメリカの中華料理のファーストフードのお店に行くと大抵ついてくる調味料。りんごや梅、あるいは梨などの果物のエキスがたっぷりと入った酸味の強い、こちらではごく普通に出てくる調味料。

実は愛妻ちゃん、息子くんの出産に当たってほぼ2年に渡って帰国していたのですが、その当時フロリダのフライトスクールで飛行教官をしていた裕坊、取りあえず食事は裕坊自身で準備を頑張っていました。

男の料理の定番のこんなのや………………

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これもどきや………………………

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これに気分だけ真似たものを作ったりはしていたのですが………………

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時として朝6時前に家を出て、夜は10時近くまで帰ってこないなど、日本のサラリーマンも顔負けのような生活をしていた時期もありましたので、そんなときには中華料理のファーストフードにもよくお世話になっていました……………

アメリカにお住いの皆さんなら、絶対に一度はお世話になったことがあるセサミ・チキン。これが裕坊の大好物。

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そしてどういうわけか、必ず中華のファーストフードでは頼みもしないのに、醤油とダックソースとをつけてくれます。

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貧乏性の裕坊、食材を捨てるというのが大の苦手な人なので、なんとか使い道はないのかな〜、と頭を捻り、この酸味って鶏肉に合わないかな〜、と試してみたのが、今晩の夕食のおかず。

で最初に調理した時の裕坊の正直な感想。けっこういけるやん……………………………………

オーブンを摂氏で約190度(華氏だと約380度)くらいに予熱しておいて、アルミを敷いた鉄板の上にダックソースをたっぷりとかけた鶏肉を入れます。皮付きが断然オススメ。

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自然解凍済みのお肉であれば、40分ほどで出来上がり。
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ちなみに右側のはよくスーパーで売っている鶏肉用のスパイスをただかけて、同じように40分加熱してます。もう本当に簡単、誰にでも出来ます。今日はお料理する気分じゃないな〜という時に手軽にできてしまうお料理です。

 

明日から裕坊は2日間のお休み。飛行機のことは忘れて、大人しくしておきます…………………

 

裕坊

裕坊、今日は思いがけずボストンへ。

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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昨日は束の間の1日のお休みを取って、美味しいラーメンをデトロイトダウンタウン近くでいただいて、今日からまた2日間のフライトへと出かけた裕坊。今朝のデトロイト地方はスカッとする秋晴れ。ターミナルの建物の中にも、いっぱい日が差し込みます。
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まずはお客さんとしてスカスカの飛行機でシンシナティまで。そのあと1本のフライトを担当してニューヨーク・ラガーディア空港まで。そこで20時間以上の宿泊滞在が入る…………………………………予定になっています………………………………………
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ちょうどお昼前に着いたので、しばらくぶりに人気のチキンバーガーでも食べようとフードコートを訪れると、お目当てのお店は日曜日でお休み……………………………
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まぁニューヨークまで行けば、美味しいもの食べられるから、とそこはガマンして担当のラガーディア空港行き出発まで、フライトクルー用の商品がたくさんの売られるお店でカバンでも見ようと訪れると……………………………やはり日曜日でお休み………………………………
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ウィンドウショッピングで、時間を潰すか…………………………………
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フライトクルー用の用品、パイロットの制服や帽子、カバンに取り付けるタグ、少々のことでは壊れない金属フレームのカバンなどは、大抵こんなお店から購入します。

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また次回やな……………………………

ちなみに大きな主要空港には大抵あるこのフライトクルー用の商品のお店、ほとんどの空港では関係者専用の階に行かないとお店そのものには入れないので、一般の人はなかなかアクセスがないのですが、シンシナティ空港は例外。

もしシンシナティ空港に立ち寄る機会があれば、是非一見の価値はあります。特に出張が多い方にとても便利なカバンが探せること請け合い。飛行機のモデルなどもお土産屋で買うのよりも遥かに安価に、しかも質のいいのが買えます。BコンコースのゲートB20のすぐ横にあります。ただし日曜日は閉まっているので、要注意………

そしてそのシンシナティを出発し、目指すはニューヨーク・ラガーディア空港。
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完全に満席のフライトで、乗客の皆様のうちの1人がiPhoneをゲートに忘れてしまったらしく、それをゲートの係員が必死に探す羽目になり、結果的に2分遅れて出発……………でもニューヨークで長時間過ごせるなら、それくらいなんてことはない…………………………はず…………………………………

ところが……………………………

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これ、実は操縦席に搭載のコンピューター。普段はフライトプランを入れたり、燃料の情報を入れたり、ナビゲーションに主に使われるのですが、本社の運航管理課とも繋がっていて、本社の運航管理担当者ともやり取りができるスグレモノ。飛行機に不具合が発生した時には、直接整備課ともやり取りができます。

ところが本社に繋がっているということは、スケジュールの変更が入った時にも通知がこれを通じて来るわけで……………………………イヤなタイミングでメッセージが入ってきてしまいました………………………

「ラガーディアに着いたら、本社の乗務員管理課に電話してな。スケジュールの変更が入っとるで」……………………………

宛先を見ると………………………裕坊やん………………………

担当者に電話をすると「申し訳ないな、楽しみなんは分かっとったんやけど、スタンバイがおらんようなってしもてな……………残ってるの裕坊だけなんや」…………………………ホンマや〜〜。明日は18人もスタンバイおるのに、何で今日に限って…………………………………

今日は20時間以上の滞在の予定で、マンハッタンのホテルが予約が入っていて、こんな景色や………………

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あるいはこんなレストランで、

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こんなのを食べたりするのを想像していたのが…………………………………………
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結局ここ、ラガーディア空港のフードコートへとやってきて…………………………………

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これで夕食を済ませるハメに…………………………………………払ったの6ドル…………………………………
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こんなタクシーに乗って、颯爽とマンハッタンへと向かっているはずが……………………………

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結局これに乗り込んで……………………………………

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同じバスに乗ってこられた乗客の皆様をお出迎え…………
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せっかくめちゃいいお天気なのにな〜〜…………………………
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さよならニューヨーク………………………………………
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結局バージニア州ノーフォークを経由して、
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ボストンまでやって来ました……

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ふて寝してやる……………………………
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でも明日本当は午後から入っていたはずだった午後の往復便は免除されて、午前中のうちにデトロイトへと帰れることにはなりました……………

 

生活に不自由しているわけではなく、今年は例年以上に猛威を振るっている自然災害に遭っているわけではありません。その方たちの不自由に比べれば、裕坊の不満など小さい、小さい………………………

 

フィリピンではフィリピンの観測史上稀に見る大型台風が直撃して、大きな被害を出しているようですね………

日本でも今年は稀に見る大きな被害を受けましたが、北海道の胆振東部地震で緊急停止していた苫東厚真火力発電所全3基のうち、1号機を今週前半にも再稼働させることになったそうです。復旧時期としては9月末以降を当初見込んでいたそうですが、予想よりも損傷が軽かったようですね。

また関空でも同様、9月18日の始発から鉄道が運行再開になるようですね。橋桁が最大で50センチずれていたようですが、急ピッチで復旧作業が進められ、17日の午前2時から試験運転なども行われ、安全確認作業も順調に進んでいるようです。早く一つ一つのインフラが復旧し、影響を受けた地域の日常が戻ることを祈っています。

 

裕坊

デトロイトダウンタウンでラーメン屋さん。

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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今日は久しぶりに裕坊一家は3人ゆっくりお休みの日。午後からは息子くんのサッカーの試合へと出かけます。

のどかなミシガン州の森の中のような道を走ること40分ほど…………
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この時期はミシガン州のリンゴの収穫の繁忙期。りんご農園では収穫されたリンゴを使ってりんご搾りたてのジュースが各地でドーナツとともに販売されます。

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こちらではアップルサイダーと呼ばれる、リンゴのエキスたっぷりのこのジュース。ドーナツと相性がとてもよく合います。

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そんなりんご園の横を通過してひたすら今日は北上。

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やってきたのは芝生の手入れが見事なほどに完璧なフィールド。サッカーの試合会場が10面取れる敷地にひたすら広がる芝生。
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女子の間での人気が上がりつつある印象があるサッカー、今日も女の子のチーム同士の試合も開催されていました。

息子くんが所属するチーム、15歳以下の子が所属しますが、既に中学校高学年、高校生へと皆上がっているとあって、各チームとも所属する子供の数はうんと減っていますので、試合は7対7。先週は相手チームの平均年齢が1歳半も上とあってかなりハンディを抱えた上での試合になり惨敗でしたが、今日は6対4で勝利。パスがよく繋がっていました。
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サッカーが終わり、今日は愛妻ちゃんの同僚を1人乗せて、デトロイトダウンタウンへと向かいます。
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目指すは最近になって出来たというラーメン屋さん。デトロイトダウンタウンの中心部から伸びるウッドワード・アベニューにあります。以前は鉄格子のある古びた店が並んで、今一つ近づけない雰囲気が漂っていたダウンタウン周辺。再開発がかなり進んでいる印象を受けました………

とりあえずウッドワード・アベニューからは、以前の窓ガラスが割られ落書きが書かれた建物が消え去り、雰囲気がかなり変わっとる………………

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いつの間にか路面電車まで開通しています。調べてみると、去年の5月には開通していたらしいです。
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路面電車といえば、架線からパンタグラフで集電をするというイメージがありましたが、この電車をよくみると、電車の上にあるはずの架線が………………………………ない………………………………
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よく見るとある停留所の先からは架線がなくなり、その停留所を出発する前に、パンタグラフを収納してしまいます………
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ここの停留所の先には架線がないので、運転手さんがボタンを押してパンタグラフを下ろして出発。多分蓄電池でも使っているのでしょう。最近の電気関係の技術がここでも駆使されています。
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この電車の前方をよく見ると、DTE Energyと書いてあります。実はこれデトロイト地区を代表する電気会社の名前。ちゃっかりしとるわ〜〜………………………

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それだけの技術提供はしとるんやろうけど…………………

そのウッドワード・アベニュー沿いに新しく出来たラーメン屋さん。夜は5時から開店するのですが、既に4時半に来た時には結構な行列もできていました。

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5時になると店員さんが看板をいくつか持ち出し、外で並んでいる人に注文を聞きます。
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窓にはメニューも貼られているので、その中から選択。基本は3種類のラーメン。

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お店の中へと通されると、こんな感じになっていて、
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今日は愛妻ちゃんの同僚のオススメで、チキンパイタンラーメンをいただきました。

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こちらは鳥の唐揚げ。
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率直な感想を言わせていただきますと、麺はもう十分いけます。このチキンパイタンラーメン、十分スープもなかなかのお味で、中に入っている味玉子の加減もチャーシューもほぼ完璧。ただ今日は外の気温がかなり上がっていて、特に歩道のコンクリートの照り返しがとても暑く、待っている間にかなり汗をかいていたので、素直に醤油にしてもよかったな、というのはありました。また近いうちに豚骨、醤油の方もいただいてみたいと思います。

帰る頃になってもまだ行列の人気のお店。デトロイトダウンタウンというと危険なイメージがつきまといますが、かなり中心部は再開発が進んでいる印象を受けました。
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通りを挟んで向かい側には、ミシガン州有数の大富豪と呼ばれたデイビッド・ウィットニー氏の自宅を改装して出来たレストランもあります。1980年代になって修繕が行われ、1986年以降はレストランとして経営されています。

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当時の価格にしておよそ40万ドル、現在の米ドルの価値に換算するとおよそ1050万ドル、日本円に換算すると12億円ほどの費用がかけられたのだそうです。

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ちょっとした旅行気分を味わうことができた1日でした。

明日からは2日間のフライトへと出発。またも休日返上でフライトを入れてしまっています………………………相変わらず節操のない裕坊です……………………………………

 

裕坊

デトロイトで新しいナビゲーションが始まりました(その2)

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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今日は休日を返上して、ペンシルベニア州のとある小さな都市を往復。今日は従業員駐車場からターミナルまでの送迎シャトルには、小さなバスに乗って行きました。

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そして小さなリージョナルジェット機がたくさん止まっているデトロイト空港のB,Cターミナルへはトンネルを抜けます。いろんな光のショーを楽しめるトンネル、AターミナルとB,Cターミナル間に2本ある誘導路の下をくぐり抜け、
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Bターミナルへと上がります。Aターミナルとあまり景色は変わりませんが、こちらにはAターミナルを走る赤色の電車はありません……
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そこからやってきたのは、50人乗りのCRJ200型機を担当していた頃によくやってきていたペンシルベニア州スクラントン。
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アパラチア山脈の麓にある田舎町。阪神ファンの方なら元阪神の井川選手が、この地で長らくマイナー暮らしを続けていたのをよく覚えていらっしゃると思います。
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ニューヨーク・ヤンキースの傘下の3A。スクラントン・ウィルクスベリ・レイルライダースの本拠地。ここを本拠にして井川投手は数年のマイナー生活を過ごしていました。
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そしてこのスクラントン行き往復便も、昨日から施行になった新しいナビゲーションシステムにて運航。まだ違和感は拭えませんでしたが、何となく板については来たのかな〜〜…………

下にある写真はVORと呼ばれる航法援助装置。ここから発される信号を飛行機が受け取るとこの信号からどの方角に飛行機がいるのかを把握できます。今でもバリバリ現役の地上施設。長距離のナビゲーションではまだまだ主力として活躍している、とても精度が高い電波を発することができるスグレモノ。
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このVORを使って、オーランドの東にあるメルボルンという都市からマイアミへと向けてセスナで飛ぶとしましょう。

下の地図の赤い印がメルボルン、ここを飛び立ち、メルボルンVORから165度の方向、ほぼ南に向けて飛び、まずは黄色の印、ベロビーチを目指します。そしてベロビーチ上空を通過した後は、ベロビーチにあるVORから164度の方向を目指すと、マイアミへと向かうことができます。これが基本的なVORを使った航法。

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主要空港からの出発経路、到着経路でも似たような航法が使われていました。下にある航法マップはデトロイト空港への到着経路の一つ。赤で示したのが航法援助装置VORが設置されている場所で、そこから描かれる直線を辿ることによって、従来はデトロイト空港へと向かっていました。実際にインディアナポリスなど南西からデトロイトへと入るときには、ほぼ例外なくこの到着経路が使われていました。
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ただこの航法ですと、飛行機はこのVORからの伸びる直線に頼るしかありません。高い高度を保って大陸間を縦断をしているような状況においてはあまり問題になることはないのですが、いざ空港周辺の領域に入った時、細かい飛行経路をこの航法だと描くことができず、滑走路の出入りには航空管制官によるレーダー誘導に頼らなければならなかったため、管制官の負担を軽減できないという問題があったのです。

それで主要空港周辺での出発経路、到着経路で頻繁に利用されるようになってきたのが、GPS。これだとランダムに通過地点を設定することができ、飛行機にGPSが搭載されていれば細かい経路を辿ることができるようになったのです。
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上の地図に取って置き換えられたのが、下にある新しい到着経路。南西からより直線的にデトロイト空港へと近づくことになり、各通過地点の目標高度も細かく規定されています。
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この航法によるメリットは実はパイロットの視点ではあまり感じることはありません。むしろ、各通過地点の高度や速度などを常に監視しておく必要があるので、パイロット的にはむしろ負担は若干増えることになります。しかし航空管制側の視点に立つと、空域をかなり効率的に使うことができるというメリットがあるのです。
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上の図で見てみると、1番左がVORなどを使った従来の航法による必要空域。誤差を考慮しておく必要があり、細かい出発経路、到着経路を描くことができないが故に、大きめの空域を確保しておく必要があります。

対して新しい航法が施行されると、真ん中の図のような空域配分になります。GPSによって飛行機も正確な位置通過をしますので、確保が必要になる空域が狭くて済み、新たな経路を描いてさらに多くの飛行機を空域へと入れることができるのです。

実際にダラス・フォートワース空港における出発便を従来の航法、現在の新しい航法によるもので比較すると、こんなに違いがあるのだそうです。
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これによる最大のメリット、それはずばり空域の効率化。より多くの出発便、到着便を同じ空域に安全に引き込むことができますから、航空管制が扱える便数を劇的に増やすことができます。引いてはお客様の立場からしても、遅延が起こる確率が劇的に低くなり、少々の悪天候でも簡単には遅延が起こりにくくなるというメリットを享受することに繋がります。そういうメリットがある以上、少々パイロットの負担が増えても、頑張って慣れていかなあかんのやね……………

今日はちょっとしたお小遣いを稼いで、お昼過ぎにデトロイトに戻ってきました。f:id:Yuichibow:20180915094245j:image

さぁ明日からゆっくりと………………………………………1日だけ……………………………………お休みです………………………………………

 

裕坊

デトロイトで新しいナビゲーションが始まりました。

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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昨夜は急なスケジュールの変更で、ニューヨークのクイーンズへと宿泊。美味しい焼肉をお腹が破れそうになるくらいいただいて、今朝は早朝の出発…………

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コーヒーを買う列を横目に見ながら…………
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朝は乗客の1人になって、まずはニューヨークからデトロイトへと移動……本来4便を担当するはずだったのですが、そのうち2便をスタンバイのクルーが担当して、我々が乗ったのは2便だけ…………
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向かった先はインディアナポリスデトロイトからだと車で走ると4時間ほどかかるのですが、飛行機だと僅か40分ほどの距離………
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普段だと鼻歌歌いながら終わることができる路線なのですが、今日は肩こった〜〜〜〜…………………………………………………

 

今日2018年9月13日木曜日は、実は裕坊が所属するデトロイト・メトロポリタン空港のナビゲーションのデータベースが全面置き換えになった日。まさに記念すべき日となったのですが…………………………

飛行中の目的通過地点が全面的に書き換えられ、出発時、到着時ともそのフライトのパターンが大幅に入れ替わって、裕坊は操縦席に座ったままiPadとにらめっこ。飛行機の計器盤とiPadに示されたガイダンスとを比較しながら………………これで合ってるんよな〜……………でも何とか無事違反とかもなく担当の往復便を終えて、デトロイトへと戻ってきて、お昼過ぎには任務も完了…………………

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やれやれ………………今までですと鼻歌歌いながら終えられていた路線、今日は疲れた…………………

 

まだGPSとかもなかった時代の、飛行機のナビゲーションといえば専ら地上から信号が頼りでした。大抵主要空港には一つは設置されているVORという地上に設置されたナビゲーションシステム。

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上の写真からも分かるように、何となく灯台に似た形をしています。役割も灯台に似たところがあって、
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ここから発される電波を受け取り、この地上設備に対して自分が方位何度の方向にいるのかを飛行機に搭載された機械が解析をします。さらにこの地上設備からの距離を同様に発射される電波を頼りに計算し、自分のいる位置を把握。これが従来の飛行機の航法の基礎でした。
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それ以前の航法援助装置に比べて位置把握の精度が非常に高いことから重宝されてきたこのVORという航法援助施設ですが、維持費が高く、さらには直線距離でしか電波が届かないため山岳地帯に設置すると照射距離や方角が限られたり、VORから距離が離れると誤差が大きくなるなどの欠点があります。

これに置き換わって航法の中心になってきたのが、GPS。皆さんのスマホにももう既に当たり前のように搭載されているこのナビ機能。使っているのは上空にある衛星から送られる電波。
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元々はアメリカの軍事用に開発されたものです。レーガン大統領時代に非軍事目的で運用されることが表明され、アメリカでは1995年に完全運用宣言が成されました。それ以来民間でも手軽に使用できるようになり、機械はますます小型化されて、今では普通にスマホタブレットにも当たり前のように搭載。

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原理そのものは至って単純。各衛星から発信される信号を電波受信機が受け取り、それぞれの衛星からの距離を計算。いくつか(最低4個の衛星からの電波が必要になります)の衛星からの距離が把握できれば、あとはそれをコンパスで円を描いて、その円が一致した所が自分の現在地になるという仕組み。原理自体はとても単純なのです。


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ほぼ30個の衛星が中地球軌道で地球上の全域をカバーしていて、地球上のどこにいても、同じように自分の現在地を把握することができます。
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地上設備からの電波を頼りにしていた航法ですと、地上設備から描かれる直線を頼りにでしか航法ができないという大きな欠点があります。それに対し、GPSだと地球上のどの位置でも目標地点を設定して、そこに向かって直線で飛ぶことができますから、従来よりも遥かに細かい航路を描くことができるのです。

 

ただ明日またデトロイトからペンシルベニア州の小さな都市を往復するフライトを入れてしまって、もう寝なダメや〜〜…………………………またやっちもうた……………………

 

またデトロイトで起こった新しいナビゲーションへの移行について、明日詳しくご説明します。(書く気力と体力が残っていればですが……………)

 

おやすみなさい。

裕坊

裕坊、今日は思いがけずニューヨークに宿泊です。

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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この間の日曜日に我が家を出発して5日間のフライトへと出ている裕坊、今日は4日目。3便を担当してコネチカット州ハートフォードで終わる予定で早朝にホテルをお出かけ……

出発する頃はまだこの暗さ………ちなみに6時発のデトロイト行きを担当しています………
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実は今朝出発したシンシナティ空港は、全米で8番目に貨物機の往来が多い空港。出発ラッシュにかち合ってちょっと遅れて、デトロイトに着く頃には外はすっかり夜が明けてました………………
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そこからシンシナティへとトンボ帰り………
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ここで主翼上の非常口が一つしかない、69人乗りのCRJ700型機へと乗り換えて、東海岸沿いにあるコネチカット州ハートフォードへと向かいます。
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あともう1便頑張ったら、今日ももうおしまい………………………………だったはず……………………………

スマホがブルっ………………………………………スケジュール変更………………………………………

ハートフォードで今日の予定終了だったはずなのに……………もう1本フライトが加えられてニューヨーク・ラガーディア空港まで……………………………………

いざハートフォードに着いてみると飛行機はゲートに停まったまま。

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どうやら先日ご紹介した特定の夜間飛行パターンをこなしていたフライトクルー、お天気が下り坂で雲がビッシリと張った状態だったラガーディア空港に着陸できず、代替空港へと向かったのだそうです。

特定の夜間パターンとは、夜最終便にて主要空港を出発し、朝の始発便で帰ってくるというパターン。主要空港へと戻ってきてまとめて規定で定められた休養の時間を取るというパターンなので、初日の夜最終便を担当したあとの現地宿泊滞在時間が法律による規定より短くても、合法と見なされるのです。ただ夜寝る時間があまりないので、大抵朝はこんな感じ………………

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バーモント州バーリントンを出発していたニューヨーク・ラガーディア空港行きのフライト、ニューヨークのお天気が悪くて着陸ができず、代わりに向かった先がコネチカット州ハートフォードでした。裕坊たちが向かっていたのもコネチカット州ハートフォード………………………

ニューヨーク行きを担当していたクルー達、ハートフォードに着いた途端時間切れ。この夜間特定パターンの場合、原則として拘束時間が14時間を超えることが法律で許可されないのです。結局フライトを完了させるために、裕坊たちが4人とも駆り出されることに…………

そのニューヨーク、確かに雲がかなり多い日で、しかも視界も効かず、裕坊が担当した時間ですら着陸に必要な条件を辛うじて満たしてました…………

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そんな訳で、今晩はニューヨーク・ラガーディア空港近辺に宿泊。但し今日はご褒美が待っていました。

泊まったのが中国人街があることで知られるクイーンズのフラッシング。どこを見渡しても中国語の看板で溢れかえり、言葉はあちこちで中国語が飛び交う、自分がどこにいるのか分からなくなる不思議な町です。

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中国系の銀行まで…………………

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裕坊は一度だけ上海に行ったことがあるのですが、実際には行ったというより1泊だけ止むを得ず過ごしていただけなので、実際の町並みまでは体験していないのです。本物の上海とかもこんな感じなんやろか………人でいっぱい……………
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そんな中やってきたのがこちらのお店。日本人の皆さんならお馴染みの牛角

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ただ入口を探すのにけっこう苦労しました。一階はどう見ても中華料理のお店にしか見えんし………………と思っていたら、建物の脇にこんな入口…………

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これじゃ分かんないよ〜………………………

でドアをやおら開けてみると、すぐ階段があり、3階へと繋がっていました。あ〜、ニューヨークまで頑張って飛んできた甲斐があった………………

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お店の中はこんな感じ…………………
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食べ放題があるよ、と店員さんに言われて、すぐに飛びついてしまいました……………しかも1人40ドル…………………焼肉をその値段で食べられるなんて、そら食いつかん手はないやろ………………ということで、一緒に引き連れていた副操縦士のショーンくんとともに食べ放題のメニューを選びます。
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取りあえずお味噌汁こそつけたものの、
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前菜にはほとんど見向きもせず、食べるのは肉、肉、肉………………………

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日本食が好きで、お寿司もお箸を使って器用に食べるショーンくんでしたが、さすがに焼肉というものは生まれて初めての経験だったようで、とにかく焼くのは裕坊の係。

実は製薬会社勤務していたころ、裕坊が所属していた部署においては新人が裕坊のあとには誰も入らず、しばらく1番下っ端の時代が続いていたので、この手のことは鍛えられました。焼き肉の調理係は今でも自らやってしまう裕坊。今日もガンガン行きました………

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お腹を空かせて次々に箸をコンロへと伸ばしてくるショーンくんに合わせるかのように、次々に焼きまくり…………
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注文するのは牛ばかり……………
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倒れそうになるほど、食べまくりました。それで1人あたり40ドル………………充分元は取りました…………

この牛角、ここクイーンズのお店では日本人従業員は2人ほどしかいないのだそうですが、お店を尋ねると従業員の皆さんが「いらっしゃいませ〜」と出迎えてくれ、帰りの際には「ありがとうございました〜」と快くお見送り。余分な1本のフライトを頑張ってきた甲斐がありました。

 

明日は5日間のフライトの5日目。またも朝3時起きです………………はよシャワー入らな…………………

 

裕坊