Yuichibow’s diary

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊、日本の運転免許証更新

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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昨夜岡山の実家に帰って来た裕坊、今朝は5時ごろに目を覚まして運転免許センターへと向かいます。結局は早起きする運命なんやな………………………

岡山県は北の方へ行くと小高い山が続きますが、南の方はかなりの平地。通勤も通学もかなりの量の自転車が行き交います。運転免許センターは岡山市のやや北寄り、岡山市内の朝の通勤通学の渋滞を抜け県北へと抜ける国道へ入り、岡山空港への入り口の横を通り過ぎると小高い丘の上に大きな建物がそびえます。相変わらず立派な建物やなーー…………………………………

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岡山空港からもそんなに離れていないので、ジェット機の発着などがあるときは、その轟音もしっかりと響いて来ます。やってきました。岡山県運転免許センター。

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裕坊、前回の切り替えの時はかなり期限が過ぎてしまっていて特別更新。そのときは係りの方がパスポートのすべてのページを開いては、日本の出入国の記録を念入りに調べてらっしゃいました。そんな訳で今回は初回更新扱いになるので、講習は2時間。講師の先生は今日は外の気温が31度にまで上がるので、脱水症などにならないよう、講習中でも水分補給を忘れないように、と若い人たち中心のクラスにしきりに警告します。けれども講習室は冷房などの施設もないのに至って快適。ただ2時間は長かった…………………………

新しい免許証は青帯。有効期限3年。しかもなんでそんなにビックリしたような顔してるの、裕坊くん、という顔つき。せめて写真の出来くらい確認させてくれたらなー……………………日本ではほとんど運転してないのに、なんでずっと青帯なんやろ?ということでまた3年後にはメモリアルデー周辺で有給休暇取得……………………………2時間の講習が終わってやれやれ。母親の乗っている軽自動車に乗って、岡山市内中心部へと向かいます。

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こんな風にあんな風に安全運転しろ、というビデオまで見せられて、帰りはこわごわ運転。向かうは、愛妻ちゃん行きつけの美容院。1時間敢えて余裕を持って予約を入れているので、そのすぐ近くにあるというラーメン屋に行ってみると、ラーメン屋が…………………………………ない……………………………元々薄利多売で頑張ってらっしゃったのか、ステーキ屋さんに変わってました。ステーキっていう感じでもないしなー、と目に入ったのがパン屋さん。結局こんなもん買ってお昼がわりに……………………

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そういえばこの辺りは住宅街。どこで食べよう…………………………

車をウロウロ走らせていると、たまたまスーパーがいい具合にありましたので、ここの駐車場にしばらく停めさせてもらってお昼をいただきます。

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そういえば裕坊は大学卒業後は製薬会社で営業を約5年勤めました。担当は主に九州北部。福岡を中心に北九州や佐賀なども担当。よくこんな感じのお店に来ていました。こんな所でよくサボっていたなー、と当時の記憶が鮮明に蘇ってきます。

お昼を簡単にいただいて、愛妻ちゃん行きつけの美容院に到着。

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本来ならこっちに先に来て免許証更新にすればいいのに、すでに新しい免許証の写真、別人になってます。今日は久しぶりに岡山の町を車でのんびり堪能の1日でした。

明日は大学時代の同級生との旧交を温めるべく、また西へ向かってお出かけです。

 

裕坊

裕坊、49回目の誕生日

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皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

49回目の誕生日を迎えた裕坊。大台目前…………………もうほぼ50年…………………………いつの間にそんなに時間を過ごしとったんや?明日の免許証更新を控えて、せっかくの時間を有意義に使います。昨夜は岐阜のとある市内にあるホテルに宿泊。外国人の宿泊客が多いのもさすが見所が多い岐阜ならでは。ほとんど一晩降っていた雨も止んで、今朝は見事な青空が広がります。我が家の周辺の景色に、ホントよく似てます。ここなら今日からでも住める!!

今朝は久しぶりに純和風の朝食もいただきました。ご飯にお味噌汁がめちゃウマいわ〜〜。

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岐阜は調べれば調べるほど回ってみたいところが目白押し。無形文化財にまで選ばれた美濃和紙はかなり捨てがたい。けれども今日は時間の関係から場所を絞って、郡上八幡一箇所に集中することにしました。高山に向かって少し北上。高速を降り少し小高い丘を登っていくと、日本人の心に響く城下町に入っていきます。こういうところに来るには車でのアクセスは不可欠。運転免許証の更新、通常の更新期間にすること決断する甲斐があるってもんやな…………と勝手に1人で納得……………

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郡上八幡といえば夏の間を通して開催される盆踊り。8月のお盆の期間中には夜通しで皆が踊りまくり。訪れる観光客の数は年間で300万人にもなるのだそうです。もちろん一番混み合うのはお盆の時期。人がすれ違えないくらいの人で賑わうのだそうです。

その盆踊りに欠かせないのが手ぬぐい。地元の方やいつも盆踊りに参加しに来られる方などは、すでにマイ手ぬぐいをお持ちなのだとか。その手ぬぐいを自らの手で手軽に作れるお店に立ち寄ってみました。

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予め用意された生地に、自分のお気に入りの型取りをしたプラスチックのスクリーンの上にペイントを垂らし、2回ほど硬めのヘラで塗り込みます。どんな感じにできるんかいな、と見てみると、けっこういけるやん!

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一度色を塗り込んだあとは、こうしてヘアドライヤーで乾かします。それをするのも全部自らの作業。

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手ぬぐいだけでなく、トートバッグにも出来るのだそうで、裕坊はこういったカバンが一つあると何かと便利、とトートバッグを作ってみました。こちらが出来上がり。裕坊的になかなか満足の出来栄え。ええんちゃう?

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面白いことにサンプル工房のお店なども軒を並べています。有名人も結構来られているようで、木梨憲武さんの写真もありました。この辺のサンプル、どれもパクっとやってしまいそうなものばかり。奥では従業員の方達がオレンジを作っている真っ最中でしたが、細かい気の遠くなるような作業を黙々と続けてらっしゃいました。

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せっかくですのでお城の天守閣も目指してみます。さっきは駐車場から上を見上げていた郡上八幡城。今度は城下町が眼下に見えます。高速道路の下の辺りで長良川に合流する吉田川が流れているのもよく見えます。

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この吉田川のほとりには古い町並みも並んでいて、夏になると子供たちが川遊びをするのもここの風物詩なのだとか。確かにお水を手で触ってみると、気持ちのいいヒンヤリ加減でした。

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そろそろ明日の免許証更新に向けて家路に着かないといけません。今日はここで時間切れ。信長さんの絵が入ったバスをみながら岐阜駅を経由し、

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一旦逆方向の電車を乗り継ぎ、

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名古屋から新幹線で実家のある岡山まで。

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岡山に到着。向かい側には飛行機をモチーフにしたという500系新幹線が止まっていました。今も山陽新幹線のこだま号で使われているようです。

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カレンダー上3日かかった旅を終えて、明日はいよいよ早朝から運転免許試験場です。

 

裕坊

裕坊、名古屋到着

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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アメリカ東部時間で12時過ぎにデトロイトを出発した裕坊。太平洋横断のフライトでは日付変更線を通過するため、日本へ到着するときには日付は1日先になるので22日に出発すると、到着は23日。名古屋にはほぼ定時到着の2時過ぎに到着しました。お世話になったエアバス機です。快適なフライトでした。

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今回はたまたま空いていたビジネスクラスへのご招待。シートは180度目いっぱい倒れますし、お食事もちゃんとしたプレートで出て来るので、ゆっくりそれを楽しめばいいところですが、今回は独り身だし、ちっとは見聞も広めなあかん……………

ということで前々から気になっていた岐阜県を今回はちょっと訪れてみることに。日本は大抵どこへ行っても文化の宝庫ですが、ここ岐阜の中身の濃さは他に引けを取りません。裕坊あえて飛行機の中で調べました。20ドル払ってWifiのアクセス確保して。よくよく調べてみると、すげ〜〜……………

飛騨高山に下呂温泉、刃物の関市は他にもアジサイロードに千本桜。透き通った水で有名なモネの池。高橋尚子シドニーオリンピックで給水用に使用したという黄金の水、高賀の森水。歴史を辿れば三関の一つの不破関、そして関ヶ原の合戦跡地。伝統的工芸品の認定を受け、ユネスコからは無形文化遺産としても認定された美濃和紙、そして戦国時代から城下町が残る郡上八幡。飛騨高山、下呂温泉は製薬会社に勤めていた当時に行ったことがあるのですが、他はというと………………………つーか、どんだけやねん…………………………………

ただ到着したばかりの今日は長旅の疲れを癒すべく、食べ物の方の目標だけを達成させます。やっぱり日本はどこへ行っても何を食べてもウマい。裕坊の『これは絶対外したらあかんで』リスト。お寿司食べて、焼き肉食べて、ウナギ食べて、日本でしか食べられないステーキ食ってついでにデザートにはとろけるプリン……………………これも絶対外せん………………

ということで、今日のお題はウナギくん。ビタミン豊富の白身魚で疲れた体を癒します。名古屋のウナギといえばひつまぶし。香ばしく焼いたウナギとタレの相性がもう絶妙。明日はこれで体力回復や〜〜…………

ただ稚魚のシラスウナギの数が減少していて、ウナギの漁獲量が減っている影響はかなり深刻なようで、今日もさすがにお値段は高めでした。稚魚そのものから育成するという完全養殖は実験による成功例こそあるものの、まだコストが高く商用化には至っていないようですね。絶滅危惧種にまでなっている日本の土用の丑の文化を守るためにも、何とか完全養殖の実現を願いたいです。

明日は美濃和紙、郡上八幡などを訪れてみたいと思っています。

 

裕坊

 

裕坊、名古屋経由で日本へ向かう

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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空港でのチェックインを済ませ、座席指定を待つ裕坊。ちょっとドキドキ状態……………

今朝も大嵐のように8時前に普段通り学校へと向かう愛妻ちゃんと息子くんをお見送りし、空港までやってきました。出発前にはパスポートと永住者であることを証明するカード、それと日本の運転免許証があるのを確認。見慣れた光景を見ながら空港へと向かいます。従業員証さえ身につけていれば、空港の従業員専用駐車場に旅行の間車を止めるのは自由。

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我がセダンくんとも1週間ほどお別れ。

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これからお仕事に向かうクルーは、ターミナル行きのシャトルでは皆無言。いつもならクルー専用セキュリティーに直行するところ、今日は一般の乗客の方に混じってチェックイン。待合席で座席指定待ち。乗れるかどうかドキドキ。出発ゲートはA56。

以前はリージョナルジェット機の発着はほとんど例外なくトンネルをくぐって抜けたところにあるB,Cターミナルからの発着でしたが、最近ではリージョナルジェット機といえどもかなりの便数が国際線の発着があるAターミナルから出るようになり、顔見知りのクルーがときどき通りかかります。そのリージョナル機専用のB,Cターミナルが窓越しに見えます。小さなリージョナルジェット機が止まっているのも見えます。

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そのB,Cターミナルに抜けるトンネルがこちら。音楽がかかっていて、それに合わせるように色も変わります。デトロイト空港のちょっとした名物。

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空港のターミナルのレイアウトはこんな感じ。

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ちなみにデトロイト空港、デルタ航空エールフランスやエアロメヒコ航空など一部の国際線が発着するこちらマクナマラターミナルと、デルタ以外の国内線が発着するノースターミナルとに分かれているので、デルタ航空から他社に乗り換えるときは、ちょっと不便。とても歩いて行ける距離にはないので、ターミナル間を結ぶ送迎シャトルバスでそちらへ向かうことになります。アメリカン航空ユナイテッド航空サウスウエスト航空なども全部こちらノースターミナルから。

ドキドキしながらキーボードを叩いて、気を紛らわしているうちに、座席指定も受け、めでたく日本へ発てることになりました。では行ってまいります。

 

裕坊

裕坊、帰国準備ほぼ完了

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

外は雨がシトシト。今晩夜中には雷の予報も出ているデトロイト付近。3時ごろに外に出て芝刈りをしようと準備を始め、息子くんの通う中学校の駐車場で息子くんが出てくるのを待っている愛妻ちゃんに芝刈り始めるからね〜、とテキスト入れると、「雨降ってきたけど?」の返事。ウソやろー……………………………………………ほんまやし……………………………………帰国前に芝をきれいにしておこうと思ったのに、午前中があまりにお天気よくて油断してました…………………………………

明日はいよいよ帰国の日。荷物もほぼ………………………整いました………………………実を言うとパスポートを忘れたまま空港まで行ったことがある裕坊、大抵大事な物をどこかで忘れてしまうので、もう一度出発前には確認をしないといけません……

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ちょっと大きめの荷物、こちらは預け入れ。着替えを1週間分詰めてます。右にあるカバン、こちらは普段裕坊がお仕事で使っている操縦席持ち込みタイプ。管制塔とやり取りするのに使っているヘッドセットなどはいらないので、音楽聴く用のヘッドセットと入れ替え。左側が非常用の着替えを1泊分。カバンが到着地で出てこなかったときでも、取りあえずこれさえあれば生き延びられます。

実はこのバックパック、4年前に間質性肺炎という病気で亡くなった裕坊の父親の大切な形見。本来は携帯用の酸素ボンベ運搬用です。酸素ボンベとともに小物を入れることができるポケットが外側にも内側にもたくさんついていて、しかも重たい酸素ボンベをすっぽり飲み込むだけの容量があるスグレモノ。使い勝手がとてもいいので、お出かけの際の裕坊の大切なお供。今回も裕坊とともに一緒に日本へ向かいます。

今日は荷物をまとめる前に銀行にも立ち寄りました。

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旅のお供には欠かせないと、トラベラーズチェックを作ってもらおうと頼んでみると、「もうウチでは取り扱いがないんだ、ごめんねー」の返事。そうなの?

どうやら世界中でデビットカードやクレジットカードが普及するようになり、また旅行先でも現金が引き降ろせるようになるなどカードが便利に使えるようになって、トラベラーズチェックは1990年代以降急速に廃れていっているのだそうです。逆にメリットが少なくなってきたことから、トラベラーズチェックを敢えて受け付けないところも増えているのだとか…………知らんかった………………………

明日は12時過ぎのデトロイト発の名古屋行きに搭乗の……………………………予定……………………………………

航空会社に勤めるものに与えられる福利厚生の一部で、スタンバイで空きがあれば飛行機に乗せてもらえます。今のところ110席ほどの空席があって、スタンバイは裕坊含めて15人ほど。楽勝やん、と言いたいところなのですが、空席に余裕があるときは国際線の場合貨物室に重量制限目一杯に貨物を積んでスタンバイで待っている乗客が弾かれることがあり、裕坊自身何度かそれで乗り過ごしそうになったことがありました。

このスタンバイのシステム、もし座席が空いてたら乗っけてやるからな、が大前提。路線によってはいつもほぼ満席になってなかなか乗れないこともあります。その筆頭が西海岸とハワイを結ぶ便。裕坊一家、数年ほど前ハワイを訪れた際、デトロイトから西海岸までは順調に来ることができたものの、そこで足止めを受けて3日間ハワイ入りが遅れたことがありました。

デトロイトからミネアポリスに行くのに、既に座席に座っているのに降ろされたこともあります。年に一度受けないといけない年次研修の座学は、エンデバー航空の本社があるミネアポリスで行われるのですが、その前身のピナクル航空だった当時はミネアポリスまでのチケットは所属先からのみという時代。当時の裕坊の所属先はケネディ空港。ケネディ空港からならチケットが発行されるのですが、デトロイトからの場合、自分で何とかしてやってきな、というザ・リージョナルの扱い。

デトロイトからの直行便が既に全便満席になっていたのでそちらは諦め、デトロイトから少し北に行ったフリントからのフライトにスタンバイを入れます。担当機材は50人乗りのCRJで、見ると5席の空席。ボーディングパスももらってやれやれと座席に腰を落ち着けたのも束の間、聞くと到着地の天候がかなり悪く、リストされた代替空港がかなり遠かったため、搭載燃料がかなり多くなり、重量制限を受けやすい50人乗りの機体からは3名のスタンバイの乗客を降ろされることに……………………裕坊も諦めて座席を立ちました…………………………………

そのときは最後の砦に全てをかけ、デトロイト空港まで1時間をかけて運転。出発間際だったミネアポリス行きのジャンプシートに奇跡的に乗ることができました。スタンバイでどこかへ出かけるときはいつも冒険です。

お願いですから、明日は何とか乗せてくださーーい🙇

 

裕坊

裕坊、帰国準備へ

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

昨日の中西部地方のお天気は1日じゅう大荒れ。そんな中、アメリカにおけるトヨタ最大の工場TMMKで知られるジョージタウンのすぐ南、ケンタッキー州レキシントンの空港で我がエンデバー航空のCRJ−900型機が着陸の際に滑走路を踏み外してしまう事故を起こしてしまいました。幸い滑走路横の芝生の上に止まる形で大事故を免れ、負傷者もなく終わったのは不幸中の幸いでした。かくいう裕坊も4年ほど前、ケネディ空港で雨氷の降る中で着陸し、ブレーキがほとんど効かずに怖い経験をしたことがあります。決して人ごとではありません。

そのケンタッキー州レキシントン空港は別名ブルーグラス空港と呼ばれます。ここでいうグラスとは芝生のことを指します。一旦空港を出ると周りには馬が放牧されている牧場が至る所に。芝生が見渡す限り続くその景色はまさに壮観そのもの。まさに青々とした芝生が一面に広がります。

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ただ、そのそのブルーグラス空港、実はパイロットにとっては経験がモノをいうちょっと技術を試される空港。裕坊が昨日出発したシンシナティからすぐ南に位置するレキシントン、車で走っても1時間とちょっとの距離。シンシナティ空港が空域を大きく保有するため、そのすぐ南に位置するレキシントン空港を出入りする飛行機は、使える空域が限られてしまいます。そのため滑走路へ入る際、高めの高度を保たなければならないことが多く、南西方向への滑走路へ入るにはちょっとした急な降下を要求されます。ジェット機は速い速度で飛びながらも空気抵抗を少なくして燃費効率をよくするようにデザインされていますから、急降下と減速を同時に確保するのがとても難しいのです。

さらに滑走路は一番長いのでも2,100メートルとやや短め。滑走路の南西端は崖になっているので、ここを踏み外すと大事故を引き起こしてしまいます。

以前は全長2,100メートルの滑走路22の入り口と1,000メートルほどしかない滑走路26の入り口が交差していて、慣れないパイロットが簡単に間違った滑走路に入りやすい構造になっていました。実際2006年にはリージョナルジェット機が短い滑走路から間違って離陸滑走を始めてしまい、飛び上がりきれずに森林の中に墜落するという事故も起きています。

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そのときは担当していた副操縦士1人だけが生き残り、49人の方が命を落とすという痛ましい事故になってしまいました。現在では短い方の滑走路はやや西寄りに移転されてお互いの滑走路が交差することもなくなりましたので、滑走路の間違いがなくなったのは、パイロットにはありがたいことです。

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今日はお昼前にコネチカット州ハートフォードという町からデトロイトまでお客さんと一緒に客席に座ってゆっくり野球ゲームフライト。でも本物のデトロイトタイガースは力負けしてマリナーズに2連敗。ついでにホークスも投手陣崩壊で連敗中………………なんしよっとやー(ちょっと九州弁)…………

今日あと2本のフライトこなしたら日本で美味しいものいっぱい食べられるのに、空港内のレストランにまた足を引き寄せられ………………………またも寿司食っちまった…………………ちょっと反省……………………煩悩を克服するのは難しいです…………………

あと1時間ほど待って、これから世界最大の海軍基地があることで知られ、アメリカ海軍、海兵隊基地の総本山としても知られるバージニア州ノーフォークを往復して3日間に短縮になったフライトおしまいです。さー有給だー‼️

 

裕坊

裕坊、2日目

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

今朝はゆっくりと寝かせていただきました。少し体力が回復。今日は夕方ゆっくりの出発。担当便は2便。ここオハイオ州(正確に言うと空港が位置するのはオハイオ川の南になるので、州としてはケンタッキー州になりますが)シンシナティを出発して、まずはデトロイトまで。飛行機をデトロイトで乗り換えて、次に向かうのがコネチカット州ハートフォード

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ここシンシナティは、かつてリージョナル航空業界における花形と言われたコムエアーという会社の元本社の所在地がありました。1977年に小さな10人乗りのプロペラ機で始まったオハイオ州の航空会社、やがてはジェット機を所有する航空会社になり、デルタ航空専属の下請けの航空会社として、航空業界へと足を踏み入れたばかりのパイロット達の憧れの就職先。

シンシナティ空港は現在はAターミナルとBターミナルの2つだけの供用。かつてはCターミナルが存在し、コムエアー専用のターミナルとして一時はすごい数の往来がありました。既に数年前に解体されて、そのCターミナルは今では面影すらなし……………

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コムエアーのパイロット達、2001年にリージョナル航空会社として初めてストライキを敢行。大幅な昇給を勝ち取ったものの、そのストライキはおよそ3ヶ月にも及び、デルタ航空の運航に多大な影響を与えることに。その後のデルタ航空とコムエアーとの関係は次第に微妙になり、直接の子会社としてコムエアーを所有していたデルタ航空は、他社への売却を検討します。けれどもリージョナル航空業界で圧倒的に人件費の高かったコムエアーを買収する会社はなく、2012年7月にコムエアーの閉鎖をデルタ航空は発表。その2ヶ月後の9月29日にコムエアーは閉鎖。パイロット達は次の職を求めて、あちこちへと散らばって行きました。

実を言うと、裕坊そのコムエアーの所有していたコムエアーアカデミーというフライトスクールの出身。ディズニーワールドで知られるフロリダ州オーランドからちょっと北へ車で30分ほど走ったサンフォードという小さな町があり、その町外れにあるセスナがいっぱい止まっている小型機中心の空港にて訓練を受け、その後は飛行教官としても2年半を過ごしました。

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デルタの傘下を離れた裕坊の母校、今では名前をエアロシム・アカデミーと名前を変え、訓練機も最新式のシラスへと置き換えてたくさんのパイロットの卵たちを育てています。

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コムエアーの本拠として昼の間の飛行機の往来が忙しかったここシンシナティ空港。現在では徐々に夜の主役になりつつあります。旅客航空の忙しい時間帯がお昼なのに対し、貨物航空の忙しい時間帯といえば逆に夜間。ここシンシナティには空港の南側に大きな貨物機専用の駐機場があり、DHLやUPS、最近ではネット販売の大手のアマゾンが所有するプライムエアーという新しい航空会社のジェット機の往来がかなり増えるようになりました。

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今のネット世代では恐らくほとんどの人がお世話になっているアマゾン。そのアマゾンのロゴが機体後方の尾翼に描かれているのがよく見えます。主要都市向けのフライトは、ときどき昼間でも離発着のあるこのプライムエアー。日に日にその存在感を高めています。

裕坊の有給休暇が始まるのは来週の火曜日。今日と明日、合計で4便を担当したら1週間のお休み。今日は2便を担当で、まずはデトロイトへと69人乗りのCRJ700型機で向かいます。

 

裕坊