Yuichibow’s diary

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊、デトロイトに「宿泊」

皆さんこんにちは、リージョナル航空操縦担当、裕坊です。

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九州を中心とした大雨、佐賀県で今回は特に被害が激しかったのだそうですね。大雨の峠自体は越えたようですが、土砂災害の危険度が高まっているところもあるようですし、西日本でまた30日(金)にかけて、激しい雨の予報も出ているようですし、さらには道路冠水や河川増水に警戒が必要だそうです。

 

いつもこの手のニュースでは、一部の地域だけが報道特集の対象になって(昨年ですと、岡山県真備町のように)、ある一定の地域にボランティアや救援物資などが集中するようですが、できれば自然災害に関しては、被害の全体像を掌握した上で、特定の地域に救援活動、物資が偏らないよう、マスコミ、自治体の方、ボランティアの方などにはお願いしたいです。少しでも孤立した地域、取り残された地域を減らして、少しでも多くの方に、少しでも早く通常の生活が取り戻せますように……

 

 

裕坊は、昨日水曜日から4日間のフライトが始まり、今日木曜日が2日目。朝7時にモントリオールを出発して、ニューヨークを経由し、シンシナティでお昼過ぎには終わるはずだったのですが、今日は久しぶりに本社運航課からのメッセージを通じて、スケジュールの変更の告知……

 

シンシナティには結局向かうことなく、今日2便目で向かったのは、メイン州のバンゴーという人口3万人ほどの、小さな町でした。

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周辺の市町村を含めても、人口規模は15万人程度……アメリカ国内全体で見渡しても、旅客便の就航がある都市としては、最北東の空港になります。

 

今日はニューヨーク地方は雲一つない快晴でしたが……

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こちらが、バンゴー行きの出発の時のニューヨーク・ラガーディア空港の操縦席からの景色。

 

1時間ほど北東へとやってきて、バンゴー到着…

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既に秋の到来を思わせるように、シトシトと雨が降っておりました……

 

人口規模を反映するかのように、空港ターミナルもこじんまり……
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ただここは、第2次世界大戦時、またソビエト連邦との冷戦時においては、アメリカ空軍の重要拠点になっていたそうです。
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そのため、バンゴー空港の一本しかない滑走路も、この人口規模にしては遥かに長く、なんとその滑走路の全長、3,300メートル。

 

現在では正式な空軍基地としての機能はありませんが、空中給油機の重要な拠点として、空軍の補佐的な役割は今も残っています。

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写真は、米空軍KC−135型機。

 

元々ここバンゴー空港といえば、正式に空軍基地としての機能を果たしていたことから、駐機場の面積はとても広く、空中給油機KC−135も50機以上が駐機できる能力を今も持っています。
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このKC−135型機は、実は元々は量産型ジェット旅客機の先駆け的な存在にもなっている、ボーイング707型機と基本的には同型機。旅客型のB707に比べて、エンジンが少し太いのが特徴。
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旅客機としてのボーイング707型機は、エンジンがとても細い初期型のターボジェットエンジン。ターボファンがなく、かなりの騒音を発するのが特徴。遠くにいても轟音がお腹に鳴り響いてきます。

 

それに比べると、KC−135型機のエンジンは、やや太め。ベトナム戦争において目覚ましい活躍をしていたそうですが、既に引退の時期を迎えつつあり、
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一部では既に、最新型の空中給油機に置き換えが始まっているそうです。ただ機体の耐用年数はあと10年は残っているそうですので、バンゴーまで訪れる機会があれば、恐らく広い駐機場に停泊している灰色の空中給油機を拝むことができるでしょう。

 

お昼過ぎには、ニューヨークへと戻ってきていて、
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そのあとは「デッドヘッド(お客様とともに客席に座って移動する、フライトクルーの業務の一部)」で、
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デトロイトまで戻ってきました。明日3日目のデトロイトトロント行きから、元のスケジュールへと復帰。
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ただ明日がかなり早朝の便の担当になる上に、今晩の宿泊滞在時間も、あいにく短くなってしまったので……

 

まずはいつものオーガニック専門のお店で…
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夕食を買って…
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今日は我が家から一番近いデトロイトにて、『宿泊』……
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普段であれば、空港から20分ほどの『裕坊ホテル』へと宿泊するのですが……

 

今晩は空港直結のホテルに滞在…
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ホテルへの入り口を入ると、飛行機が停まっているのも見えます。
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ターミナルのゲート階と同じフロアにある、ホテルのフロントでチェックイン。
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大きな吹き抜けの天井が、最上階にまで伸びています。
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エレベーターから階下を見た様子。
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ロビー階には、レストランもあります。

 

お部屋に到着…
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クローゼットに電気までがついていて…
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カーテンを開けると、窓越しに空港の様子も観察できます。
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旅客機が飛び上がる様子も、拝むことができました。
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こちらが、今晩のささやかな裕坊の夕食。

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これでもオーガニック専門のお店で買いましたので、20ドル超え………

 

 

明日も頑張って、稼がんといかん……

 

 

 

明日は早朝の出発で、3便を担当です。

 

 

 

 

 

裕坊、4日間のフライトへと出発

皆さんこんにちは、米系リージョナル航空操縦担当、裕坊です。

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3日間のお休みを経て、今日からまた次の4日間のフライトへと出発。今月最後の4日間のフライト。先月から今月初めにかけて有給をいただいておりましたので、このままだと最低保障給。本当は休日返上のフライトを入れて、少し給料の足しにしたかったのですが、それは叶わず……

 

 

このままだと来月は赤字……

なんとか来月は、上手にやりくりしていかんといかん……

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以前に比べれば、リージョナル航空会社のパイロットのお給料は上がりました。機長昇格して一定の飛行時間を稼ぎ、パイロット試験官の資格を取得して、新人、或いは機長昇格の実機研修を担当したり、路線審査と呼ばれる定期的なパイロットの操縦技量、操縦操作の試験などを担当して、頻繁に休日返上のフライトを入れさえすれば、夢の6桁給料、100,000ドル(日本円にして、およそ1,100万円)を稼ぐことも可能…

 

裕坊は試験官の資格を持たない、一般の機長ですので、そんな金額からは程遠いのですが……

 

リージョナル航空のパイロットといえども、それ相応の生活はできるようにはなりました。

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ただまだ生活費、その他諸々、あまりにも高過ぎ…………

 

 

特に教育費、医療費が…………

 

 

我が息子くんは、いよいよ来月の火曜日から、アメリカの4年制の高校の1年目が始まるのですが、今の息子くんが見据えているのは、大学進学。州立、州外の私立大学など、様々な大学の入学要項とにらめっこ…

 

 

親の裕坊は、かかる費用とにらめっこ…………

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九州のとある大学の薬学部に行った裕坊が言える立場にはありませんが、こちらの大学の学費もハンパなくかかります。州内の大学で平均の学費、年間25,000ドル(日本円換算で、およそ270万円)ほど。州外の有名私立大学に行こうものなら、学費だけで年間50,000ドル……

 

それを知ってか知らずか、息子くんは大学の単位として通用する高校の単位(Advanced Credit)を取得するのに、今は必死。この夏もそれを見据えて、サマースクールにほぼ1ヶ月通っておりました。

 

 

裕坊は、先月腹痛を起こし、そのためにミシガン大学付属のクリニックにしばらく通院。最後はCTスキャンによる身体検査までを受けることになり、その合計の診察代、検査代の合計費用、なんと3,000ドル超え……

 

 

もしパイロット試験官の資格を取得して、家族も顧みずに休日も返上して仕事を入れまくり、仮に6桁に届くお給料を稼いだとしても、生活はとてもラクにはなりません……

 

 

せめて医療費だけでも、なんとかならんのかな〜〜……

 

 

そんな中、先日あるニュースが目に飛び込んできました。

 

そのニュースのタイトルは「米トップCEOたちがようやく気づいた真の企業目的」。ウェッジニュース日本語版で検索できます。

 

それによると、先日8月19日(月)、「ビジネスラウンドテーブル」(米主力大企業の最高経営責任者(CEO)たちで構成される、非営利団体)が、従来までとは全く異なり、今後の大企業の経営理念の基礎となる「企業の目的について」と題する、異例の声明文を発表したそうです。今回の発表では、アップル社ティム・クック氏、ゼネラルモーターズ社メアリー・バラ氏、或いはアマゾン社ジェフ・ベゾス氏などを含む、181社のCEOたちが署名したそうです。

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1997年以降、毎回の文書で、「『企業の根本的存在目的は、株主への奉仕にある』として、株主最優先主義を公にしてきた」、数々のアメリカの大企業。今回の声明文の発表の真意が何なのかは、分かりませんが、方向性としてはいいのではないかと思います。

 

 

新声明の骨子は、5つからなり、その概要は

 

1)顧客への期待に応えること

2)従業員への投資、公正な報酬と福利厚生の充実

3)周辺、或いは関連企業、他社との健全な関係の構築

4)地域社会、環境保全への貢献

5)企業に関わる全ての人たちへの貢献

 

日本の企業では、少なくとも表面上では当たり前の企業理念ですから、日本人的にはあまり新鮮味はないかも知れません。また、なぜこのタイミングでの発表だったのか、或いはその背景にあるものは一体何なのか、というのが裕坊にはすぐには見えてはきませんでしたが、これまで利益至上主義だったこれまでの企業環境が、本当に改善されるのであれば、裕坊は大いに歓迎したいと思います。

 

 

これで裕坊の生活も、少しはラクになるといいんやけどな〜〜……

 

 

今日は自らは操縦はなしの裕坊。40分遅れでカナダ・モントリオールまでやってきて

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明日は早朝の出発です。

 

 

 

 

 

裕坊、今日もお休み

皆さんこんにちは、サラリーマンパイロット、裕坊です。

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まずは今日はこちらの話題から……ブラジルのアマゾン森林火災、先週から既に1週間以上も続いているようですね……

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どうも、先日までフランスで行われていた先進7カ国首脳会議の議題にも取り上げられていたらしいですね。何しろ観測史上最多、しかも森林は今も炎上中……

 

地球全体の酸素のうちの20パーセントが、ここアマゾン森林で生成されるらしいです。環境だけでなく、地球全体に大きな影響を及ぼしそうですね……
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超極右で、二酸化炭素排出による気候変動に大変懐疑派であることで知られる、ブラジルのボルソナロ大統領…
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ボルソナロ氏によると、この大火災は非政府組織が、ブラジル政府のイメージダウンのために、アマゾンで放火しているのが原因だ、とおっしゃっております。証拠もないのに………

 

 

あんたは、ブラジルの文在寅か……

 

 

元々ボルソナロ氏は、アマゾン森林の経済的可能性を探ることでブラジル経済の建て直しを政権公約に掲げて、大統領に当選した経緯がある方で、ブラジル環境庁の予算を削減し、業者の森林伐採に対する罰則を緩和。他にも森林を焼いて、家畜の放牧地や畑の作成などを奨励していたのだそうです。

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その結果、今年に入って既にほぼ8万件もの森林火災が発生、これは2013年の観測開始以来最多、昨年同時期と比較して80%もの増加だそうです。

 

そしてボルソナロ氏:『私には、今回の火災に対処する手段を持っていない…………』

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ブラジルが韓国のように、諸外国から孤立しないことを祈ります……

 

G7で取り上げられるほどに広がっている、アマゾン森林火災。既にボリビア、ペルー、パラグアイに面する部分にまで火災は広がっていて、サンパウロでは、煙が町を覆い、昼間でも暗い状態になっているそうです。乾季が終わって、雨が降り出すのを待つしかないのでしょうか……

 

 

今日月曜日は、愛妻ちゃんが勤める幼稚園の、入園式…

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愛妻ちゃんに言わせれば、毎年こんな子がやってくるのは、既に想定済みだそうで、10年以上の経験はダテではないのを実感。いよいよ新学年の始まり。来週からは、息子くんの高校生活も始まります…

 

とうとうそんな年齢になってしまったか……

 

 

そら裕坊も、歳取るわな〜〜……

 

 

そんな中、裕坊は3ヶ月の間、オンラインでの学習を終わって、つい先日飛行教官(Certified FlightInstructor)の免許の更新を終えました。

 

まだ手続きが完了したばかりですので、手元にあるのは、仮発行の教官証。正式に発行される教官証と、同じ効力は持っています。

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2ヶ月ほど待つと、オクラホマシティーにある、連邦航空局(FAA)のオフィスから、緑色の正式な教官証が郵便で郵送されてきますので、それまではこちらを保管…

 

正式な教官証はプラスチック製で、緑色が基調。

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ただし顔写真は、飛行教官証や、パイロットライセンスには載りません…

 

こちらが裏面で、飛行教官として従事できるフライトの種類が掲載されるのですが、
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こちらに載っている写真は、航空界の先駆けになった偉人2人。ライト兄弟…ちなみに、パイロットライセンスも、全く見た目が同じこのカードを基調に、発行されます。

 

実は通常のパイロットライセンスと飛行教官証の間には、大きな違いがあるのですが、

 

 

それは、期限の有無……

 

 

通常のパイロットライセンスには期限というものはなく、一定の要件を満たしていれば、いつでもフライトへと赴くことが可能…

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対して飛行教官免許には、例外なく教官証にはっきりと期限が掲載されます。原則2年ごとの更新で、これには例外がありません。

 

飛行教官証の更新は、期限3ヶ月前から受け付け。週末に開催されるセミナーに参加してもいいですし、

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こちらは2日間で終わりますが、開催地が毎週変わり、週末に休みが取れないと、参加がままならないのが欠点…

 

オンラインによる学習での更新も可能。

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パソコンかタブレット等さえあれば、いつでも自分のペースで学習を進めることができます。

 

ただし、こちらはかなりのページ数をこなしていかないといけないので、膨大な時間を要します。ただ裕坊の場合、他に選択肢はなかったので、3ヶ月ほどかけて、オンライン学習をこなし切りました…

 

 

長かった……

 

 

裕坊も、フロリダのフライトスクールにいる当時は、セスナのような小型単発機や…(写真はセスナ172・スカイホーク)

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小型の双発機(写真は、パイパー・セミノール)…
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あるいはランディングギア付きの単発機(写真は、パイパー・アロー)などに乗って、
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1,000時間以上の飛行時間を、地道に貯めておりました。

 

 

裕坊が最後に、小型機に乗ったのって…………

 

 

今から13年も前………………

 

 

これらの飛行機に再び乗るには、教官の同乗が絶対に必要です…………

 

 

 

 

裕坊、お休みの日

皆さんこんにちは、米系航空会社サラリーマン、裕坊です。

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いよいよ夏休みもあと1週間を残すのみとなりました。今デトロイト近郊の自宅で、キーボードを叩く裕坊。日中の気温は27度まで上がったデトロイト地方ですが、夜はかなり冷え込むようになってきて、部屋にいても少し冷えを感じ始めてきました…

 

 

外の気温、17度……

今の裕坊、長袖長ズボン姿……

 

とうとうやってくるのか……

 

 

日本人の子供たちが大半を占める愛妻ちゃんが勤める幼稚園も、明日入園式。

 

 

日本やハワイで過ごした、あの夏の日が、どんどんと遠のいていく……

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また来年日本へと帰りたいですが、来年の夏といえば、東京オリンピック…果たして帰れるのやら……

 

そんな夏を惜しむかのように、今日は愛妻ちゃんの新学期が始まる前の、夏の最後の“豪遊”。ご飯類やめん類に目がない愛妻ちゃんと共にダイエットに励んできたここ1ヶ月でしたが、ちょっとだけハメを外して…

 

まずは韓国料理のお店へと赴いて……

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前回訪れた時は、鉄板の上に大きな換気扇がある、バーベキューコーナーでのお食事でしたが、
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今日は普通のレストランへと入り、

 

カロリーと炭水化物のことを忘れて、ガッツリ食い解禁……

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韓国料理のお店へと行くと、小さなお皿にいくつもの前菜が出てきますので、

 

けっこうそれだけでも、お腹がいっぱいになります…

 

そしてチジミに…
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裕坊が大好きな、骨付きカルビに、ここでは写っていませんが、白ご飯……
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もう最高…………

 

そして食後は、同じ建物の中にあるカフェへと赴いて……
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こちらは抹茶シロップに、あずき入りを、練乳をたっぷりとかけ…
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こちらは様々な果物がのった、練乳たっぷりかき氷……
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もう最高…………

 

仕上げは…
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ファーンデールという街までやってきて、
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愛妻ちゃんが以前に訪れたことがあるという、カフェにまでやってきました。
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愛妻ちゃんが大のお気に入りの、ここのコーヒー。
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通りに並べられた椅子に腰掛けて、閉店までのんびり……
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日が差して、気温がちょうど25度くらい……

 

 

ずっとこのお天気が続けばいいのに……

 

 

最後は食材の買い出し…
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経営は韓国人ですが、お店の中の雰囲気は、日本のスーパーによく似ています。
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日本と韓国の政治情勢は、恐らく戦後の歴史の中でも最悪になりつつある日韓関係ですが、食文化に似たところが多い韓国系のスーパー。デトロイト近郊に住んでいる日本人としては助かるので、どうしても立ち寄ってしまいます…

 

お魚も手軽に手に入りますし、
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お味噌などを買うことも可能…
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韓国系のスーパーですので、キムチなども種類から大きさから様々…
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新鮮なサンマに…
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サバなども…
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日本のスーパーとほぼ同じ厚みにスライスされている焼肉用、ステーキ用のなどが手に入ったりして…
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ついつい衝動買い……

 

しゃぶしゃぶ用、すき焼き用の牛肉なんかも買えて、とても便利。
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中にはグラム800円相当の、高級牛肉……
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家に帰った後まで、夜中まで待ったりの1日。愛妻ちゃんにとって、夏休み最後となる日曜日を、存分に満喫した1日でした…

 

 

ずっとこんな風に平和に過ごせるならいいのに……

 

 

今日は日本人にとって、真剣に向き合わなければならない政治の話をちょっとしてみたいと思います。

 

戦後最悪といってもいい、今の日韓関係……そんな中、文在寅政権は、北朝鮮からあれだけの罵倒を受けながらも、北朝鮮との統合へと一直線……アメリ国務省国防総省を激怒させてまで日韓秘密軍事保護協定(GSOMIA)を一方的に破棄してしまいましたね……

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反日一色の文在寅大統領の思いつきの可能性も大いにありますが、彼の頭には北朝鮮との国の合併が一番の視野にあることは、火を見るよりも明らか…もし仮に韓国と北朝鮮の合併がいずれ実現するとなると、合併後の国は北側がほぼ主導権を握ることになるでしょう。恐らく新朝鮮国と中国の関係が今よりもさらに強固になり、反日色を一層鮮明に押し出すことになるでしょうから、軍事的脅威が現在の38度線から、一気に対馬海峡まで南下することは、避けられないでしょう……

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安倍政権の外交的な舵取りには、裕坊は概ね支持に一票。ただ注意しなければならないのは、最近の日本の中国への明らかな擦り寄り……米中貿易戦争が過熱し、中国経済が急激に減速して、習近平中国国家主席も日本へと擦り寄ってきていますが、ここで過剰に日中関係を良好にするのは、裕坊は禁じ手だと考えています。なぜなら、アメリカに対する裏切り行為と取られかねないから。

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対中国の関税率、対象額を増やすだけでなく、台湾と最新型F−16戦闘機60機の売却へと合意するなど、中国との対決姿勢を鮮明にしている現在のアメリカを刺激して、いいことはないでしょう。飛躍的な軍事力強化が著しい現在の中国に軍事力で対抗するには、日米安保を抜きには考えられないのですから。相応に日中関係を良好にすることは悪いことではないのでしょうが、現段階では必要最小限にとどめておいていただきたいです。

 

その上で、日米の関係をより強固に築き上げ、インドや東南アジア各国、或いはオーストラリアなど周辺諸国との同盟関係を強くし、共産圏からの軍事的脅威を防ぐ手段を吟味した上で、日本を何とか守り抜いていただきたいです。

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裕坊、グリーンベイに宿泊滞在

皆さんこんにちは、リージョナル航空会社パイロット、裕坊です。

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有給から復帰して2週目の裕坊。再び4日間のフライトへと出発して、今日金曜日が3日目。今週は最終日となる土曜日を除いては、お昼過ぎゆっくりのショーアップ。

 

有給前に腹痛を起こして、胆管炎を疑われ、検査では肝臓にやや脂肪が溜まっていると告げられ、ここ最近は健康食にハマる裕坊。おかげで、75キロ近くあった体重は、この3週間の間にほぼ70キロほどにまで落ち着いてきました。身長がちょうど170センチの裕坊の理想の体重は、66キロ。もう一息……

 

今週はアトランタから地方の都市を行ったり来たり。人口が20万人、あるいは多いところでも30万人といった地方の都市を往復する便が、今週は中心。昨日、2日目の晩は、芝生が見事なほどに青々としていることで有名な、ケンタッキー州レキシントンへと宿泊滞在しておりました。

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空港の周りは、至る所で競走馬サラブレッドが飼育されていて、見渡す限りの芝生が続く、壮観な景色が続きます。
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レキシントンに限らず、のどかな景色を見ることが多い、裕坊のフライト。
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青々とした芝生が広がることから名付けられたレキシントン空港のニックネームは、そのまま『ブルーグラス空港』。
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保安検査場は、早朝はかなりの人混みになりますが、お昼以降はフライトの数も少なくなり、人影もまばら……
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朝晩はそこそこ涼しくなりつつあるアメリカ中西部ですが、日中の気温はまだまだ30度近くにまで上がりますから、積乱雲もあちこちで上がりまくります…

 

昨日木曜日、一昨日の水曜日は、ニューヨークを初めとする東海岸では、積乱雲が東海岸全体を全体を覆うようになってしまって、相次いでフライトが欠航に…

 

裕坊のフライトは、欠航にこそなりませんでしたが、今日のレキシントンアトランタ行きでは、積乱雲を避けるために、かなりジグザグのフライトを余儀なくされました……
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それでもなんとか、数分の遅れで、目的地であるアトランタには到着…

 

サラダをいただいて、しばらくの間、ひと息。
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タンパク質をアーモンドなど、ナッツ系で補うここ最近の裕坊。

 

今日発着したアトランタ・ハーツフィールド・ジャクソン空港、Dコンコースにはバージニア州が発祥のファイブガイズ(Five Guys)というハンバーガー屋さんがあり、ここのハンバーガーがとにかくジューシーで美味しいのですが、唾を飲み込んでガマン…………

 

そんな中、今日はまた、裕坊にとって久し振りに訪れる町へとやってきました。到着したのは、ウィスコンシン州グリーンベイミルウォーキーを除くと、ウィスコンシン州の空港は規模がとても小さく、ここグリーンベイ空港などは、到着したターミナルのすぐ上に管制塔があり、その高さはせいぜい5階建てビルくらい…

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グリーンベイへようこそ…
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今日の到着時の外の気温、15度……
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冬の到来を予感させるかのように、雪かき機の展示までがしておりました…

 

ここグリーンベイの人口規模自体は、およそ10万人ほどで、町自体はとてものどか…

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ダウンタウンの規模も、かなりこじんまり……
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なのですが……

 

 

ここグリーンベイは、何を隠そう、アメリカンフットボールで全米でも一番熱い町なのです……
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実は全米で数あるNFLのチームの中でも、一般市民が保有するというとてもユニークな存在の『グリーンベイ・パッカーズ』の本拠地。

 

全米でも最大級を誇るNFL用のフットボール場、『ランボーフィールド』を保有し、その球技場は、この町の中で際立った存在感を見せるのですが、なんとその規模、人口10万人に対して、観客収容数8万1千人。グリーンベイの8割の住民が観戦できてしまうという凄さ………………

 

ちなみにこの「ランボーフィールド」の名称、パッカーズの創設者である『カーリー・ランボー』に由来して命名されました。

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過去20年の間だけでも、13回のプレーオフ出場を記録する強豪中の強豪チームのパッカーズ…………

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そのパッカーズは、数々の有名選手を輩出しましたが、裕坊がすぐに思いつくパッカーズのレジェンド中のレジェンドといえば、フットボール好きの人であれば、顔を見た瞬間に名前を思い浮かべてしまうこの選手。
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ブレット・ファーブ。

 

全盛時のそのほとんどをパッカーズにて過ごし(1992年−2007年)、1995年から1997年にかけて3シーズン連続で、MVPを獲得。3年連続の獲得は、未だにファーブ選手1人だけ。1997年にはグリーンベイに、31年ぶりのスーパーボウル勝利の栄冠をもたらしました。

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グリーンベイ移籍当初はプレーが今一つ安定せず、ランボーフィールドで激しいブーイングを受けていたというファーブ選手、今ではグリーンベイのレジェンドとしての名前が轟いています。

 

ランボーフィールドは、グリーンベイ空港からやや北東に位置していて、旅客機が南西に向かって着陸する際には、ランボーフィールドを間近にみることも可能。

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たまたま裕坊が飛んでいた日に試合が開催されていて、カクテル光線の中に浮かぶ、熱気に包まれたフットボール場をコックピットから目の当たりにしたこともありました。

 

フットボールがないシーズンでも、ほぼ毎日のようにスタジアムのツアーなどもあり、
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そのスタジアムの迫力を直に感じることも可能。

 

ウィスコンシン州といえば、チーズが有名なのですが、

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そのウィスコンシンチーズを片手に、フットボール場の迫力を味わってみるのも、おススメです。
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そのグリーンベイ・パッカーズ。創設は1919年8月11日。今年が創設100周年です。

 

 

 

裕坊、4日間のフライトへ出発

皆さんこんにちは、航空会社サラリーマン、裕坊です。

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先月の終わりから今月中旬にかけて、2週間連続の有給休暇を取得。先週からフライトをまた始めて、今週が2週目。今日水曜日からまた次の4日間のフライトへと出発しました。まだまだ世間巷は夏休みモード……まだ家でゆっくりしていたい……

 

ただ新学期に向けた動きも、徐々に本格的になってきています…

 

6月から夏休みに入るアメリカの学校が始まるのは、大抵9月の初めか8月の終わりごろ……日本人の子供たちが多く通う幼稚園に勤める愛妻ちゃんも、来週から始まる幼稚園の準備に、明日からお出かけ。息子くんの高校は、9月が始業ですが、そのオリエンテーションがあるため、明日木曜日と金曜日にかけて、息子くんは2日とも登校。学校の様子を見学したりするようです。

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スーパーに行くと、Back to Schoolのセールが目白押し。

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こちらでは、学校内で共有する文房具などを各生徒が購入してそれを共有したり、指定の色とサイズのノートを授業で使ったりするので、来週辺りはそのお買い物にも出かけないといけません…

 

この時期はリスト表を手に抱えて、必要な文房具を買い揃える親子をかなり多く見かけます…

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ウチもはよ行かんと、スーパーから在庫が消えてしまう…………

 

今日はお昼過ぎに我が家を出発して、3便を担当。

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こちらは、コックピットからの映像。デトロイト・メトロポリタン空港では、空港の南側にあるマクナマラターミナルは、ほぼ例外なくデルタ航空とその下請けの会社ばかりですので、各ボーディングブリッジに、デルタのロゴがかけられています。

 

最終目的地になったのは、テネシー州のチャタヌーガ。
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ターミナルの規模が小さく、同じボーディングブリッジを、複数の航空会社が使用するので、ボーディングブリッジには航空会社のロゴはなく、その代わり掲げらているのは、チャタヌーガ空港の3桁コード、CHA。
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かつてのノースウエスト航空デルタ航空が合併するまでの間は、ノースウエスト・エアリンクとして飛んでいたピナクル航空。その当時はデトロイトからも、かなりの頻度で直行便を担当しておりました。デトロイトからチャタヌーガへと直行便を担当するのは、なんとログブックを調べてみると、11年ぶり…

 

町全体としては、人口20万人にも満たない、小さな都市なのですが、ここはアメリカでも南部の有数の観光地の一つ。チャタヌーガとは、元々アメリカ先住民のクリーク族の言葉で、『岩の迫り来る場所』という意味があるらしく、それを象徴する『ルックアウトマウンテン』が、代表的な観光名所。

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チャタヌーガダウンタウンから、すぐ西に行くと、インクライン・レールウェイというケーブルカーがありますから、まずはそちらに乗車して……
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ルックアウト・マウンテン頂上を目指します。

 

なんとその最大傾角度、

 

72度……
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下を見ただけで、その岩の迫力が堪能できます…

 

山頂につくと、そこがルックアウト・マウンテンからの展望台。
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ロックシティーガーデンという名前が付いています。

 

今晩滞在のホテルにチェックインした際、フロントの係員に、行くならいつの時期がオススメなのかを聞いてみると、即答で10月から11月にかけて、とのことでした。
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色とりどりに変化する紅葉の景色を上から見る景色は、言葉を失うほどの迫力なんだそうです。

 

もう一つの、ここ「ロックシティーガーデン」のウリは、一つの展望台から、なんと7つの州がいっぺんに拝めてしまうこと。
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アラバマ州ジョージア州ケンタッキー州ノースカロライナ州サウスカロライナ州テネシー州バージニア州、を一度に見渡すことができるんだそうです。

 

地上へと降りると、ここではもう一つの名所があります。鍾乳洞の中に、滝が流れているという、ルビー・フォールズがそちら…
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地底およそ400メートルにまで降りたところに、洞窟があり、その鍾乳洞を流れる滝の落差は、なんと45メートル……

 

元々はレオ・ランバートという探検家によって発見されたこちらの鍾乳洞、ルビー・フォールズ…
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そのルビーは、実は彼の最愛の妻の名前が由来しているそうです。ライトアップまでされるという、ルビーフォールズ。幻想的な体験が出来るこちらの滝も、外せません…

 

ダウンタウンにまで戻ってきたときに、こちらも押さえておきたい名所が1つ。ウォルナットストリートブリッジ。

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19世紀後半から20世紀初頭にかけて、40年もの歳月をかけて建設された、テネシー川をチャタヌーガダウンタウンからノースショアへと結ぶ橋だったのですが、1978年に老朽化を理由に、新しい橋の開通と共に閉鎖。その後はダウンタウンの衰退とともに、かなり経年劣化が起こっていたそうです。

 

取り壊しが一時決まっていたというウォルナットストリートブリッジ。その後、市民活動によって再生用の募金活動などがなされ、大幅改修が施されて、1993年に歩行者専用の橋として、再オープンにたどり着きました。

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歩行者専用の橋としては、世界最長なのだそうです。

 

その後はチャタヌーガ周辺に、多くの美術館や博物館がオープンし、さらにはウォルナットストリートブリッジ自体もライトアップがされるようになり、

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こちらもチャタヌーガでは、外せない観光名所の一つになりました。

 

南部のアメリカを直に体験できる、テネシー州ジョージア州の境にある南部都市、チャタヌーガ。裕坊も、時間があるとき、ぜひ数日かけて訪れてみたいです。

 

 

 

 

 

裕坊、有給から1週間

皆さんこんにちは、リージョナル航空機、フロントオフィス担当、裕坊です。

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2週間に渡る有給を日本とハワイで過ごして、バケーションモードをなかなか切り替えられないまま、先週の水曜日から4日間のフライトをこなし終えて、今はしばしの休養中。やっとのことで頭も少しずつ日常モードへと戻りつつあります。

 

先週の4日間のフライトは、お天気に振り回されて、積乱雲の脇を擦り抜けるようなフライトをいくつもこなしてみたり、飛行機の故障に振り回されたり……

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黄色いシールは、一部の装備品や機械類が故障していることを示しています。この写真は、与圧システムの故障を示すシール……

 

ある日は、ドアは全て、客室ドアも貨物室ドアも閉めているのに、それが全て開いたままになっている警告表示が上がってきて、出発前に乗客の皆さまに謝った上で、飛行機の電源を落としてシステムのリセットをしてみたり……

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まぁ、いろいろとありました……

 

 

それでも無事に済んでよかった…………

 

 

先週の4日間のフライトは、デルタ航空が運航便の強化を進めているアトランタ空港からの往復便が中心。

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そして先週は、デルタ航空本体の100人以上の座席数の機体だと、ちょっと大きすぎる地方の都市を多く担当。
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大都市ではなかなか味わえない雰囲気を感じ取り、本当のアメリカの姿を垣間見ることができます。
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最終日となった先週の土曜日は、人気がほとんどないのどかな空港からの出発。
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普段デトロイトからは担当することがない、これらの都市の様子なども、いずれご紹介させていただきますので、そちらも是非お付き合いくださいませ。

 

お休みの中日となった今日月曜日は、愛妻ちゃんとちょっとお買い物。朝晩が少しずつひんやりとし始めてきて、お店の中の様子も徐々に秋模様に……
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もうハロウィンの準備始める時期なん?…………ミシガン州デトロイト近辺の秋の風物詩ともいえる、アップルサイダーミルも、早い所では来週から再開するらしく、とうとう本格的な秋がやってきてしまった…………

 

そんな中、普段よくお世話になっているスーパーでは、日本食の扱いが、ほんのちょっとながらも増えておりました。

 

いつもは日本食材店まで行かないと手に入らなかった、「おーいお茶」シリーズ。
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これが普通のスーパーで手に入るようになるのは、すごく助かります。ちなみに裕坊たちが、数本をカゴに入れる頃には、棚の後ろはほとんど完全に空になっておりました…

 

ポテトチップスは、こちらアメリカ製が市場シェアをほぼ独占しているアメリカのポテチの中に食い込んできた、カルビーのポテトチップスシリーズ。
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ここ最近ずっとダイエットに励んでいて、常時空腹感を感じている裕坊。

 

 

めちゃ食いたい……

 

 

これも食いたいな〜〜……
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先週のCTスキャン検査で、まだ少し体脂肪を落とすようにアドバイスされ、炭水化物を極力控えて、脂分も減らし、カロリーを控えめにしている裕坊。

 

 

正直、これらをガマンするのはツラい…………

 

 

でも健康の為……

頑張ります……

 

 

ところで、先週になって、デルタ航空の下請け先となっている各航空会社の陣容が、来年以降少しずつ改変されることになり、裕坊が勤めているエンデバー航空に、20機の機体が新たに加わることになりました。そのうちの13機は、主翼上の非常口が一つしかない、69名乗りのCRJ−700型機。

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さらに主力機であるCRJ−900型機に、7機が新しく仲間が加わることに。

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こちらがその外装。700型機とは、主翼上にある非常口の数で簡単に見分けができます。CRJ−900型機は、700型機に比べると胴体がやや長く、700型機が非常口が両側1つずつしかないのに対して、900型機は両側とも2つ。

 

客席の上の棚も、やや大きめになっていて、700型機だと機内持ち込み用の荷物といえども、少し厚みがある荷物は、かなり入れるのがツラいのですが、900型機であれば、通常の機内持ち込み荷物ならば、ほとんど問題なく収納可能。
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こちらが前方から写した写真。
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新たに加わる仲間はインテリアが若干仕様変更が施されていて、現在の標準仕様である76名分の座席を少し減らして70席仕様とし、荷物棚や化粧室、客室乗務員用のギャレーなどを少し広くして、
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さらにはインテリアライトも、紫を基調としたライトへと改修されています。このCRJ−900型機7機は、全く新しい新造機とのこと。製造は今までどおり、ボンバルディエ社のモントリオールの工場になるようですが、その後の整備点検を「三菱航空機」が担当することになるようです。

 

その「三菱航空機」には、旅客機製造業を日本の新たな基幹産業とするべく、多くのノウハウを蓄積して、新たな旅客機市場の開拓にも、是非尽力していただきたいです。

 

 

ただ、下請けの陣容改変に当たっては、今までデルタ航空と契約を結んでいたエンデバー航空を含む5社のうち、2社が契約打ち切りということになりました。リージョナル航空会社のビジネスとは、いつも荒波に揉まれる小舟の悲哀を伴います。

 

 

明日は我が身……

素直に喜ぶことは、できません……