Yuichibow’s diary

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊、4日間のフライト終える

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皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

今週4日間は毎日早朝からのスタート。4日目の今日も朝早くの出発でお昼過ぎ1時にはデトロイト到着。帰り道で我がセダンくんに給油。空を見上げると、今日のデトロイト付近のお天気は快晴。

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お天気もいいし今日は帰ってすぐ芝刈りでも頑張って、と気合だけは入っていた裕坊。ところが家に着いても普段ならお迎えしてくれる人の姿はなし………………まだ2時やん…………………………愛妻ちゃんと息子くんが帰ってくるのはいつも3時半過ぎ。ログブックを更新しているうちに眠気もやってきて……………………気づいたらコタツの中に足を突っ込んだままグッスリと寝ていました…………………少しずつ体内時計もこちらの時間に戻って来ているとはいえ、今朝も起きたのは2時過ぎ……………………

昨日はボストンに宿泊。学問の町であるボストン。メジャーリーグ最古の野球場施設、グリーンモンスターで知られるフェンウェイパークボストン・レッドソックスの本拠地。そのレッドソックス、今年は役者が一通り揃って首位街道爆走中。勝率ほぼ7割。ありえないくらいの強さ………昨夜はデトロイト・タイガースがボストンまでやってきていてレッドソックス戦3連戦の初戦でしたが、勝てる気がしない……………………案の定、6対0の完封負けでした……………………

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そのボストンから飛んだのは、ミズーリ州カンザスシティー、直線距離にしてほぼ2,000キロ。向かい風があったこともあり、飛行用書類には今日のフライト時間が3時間20分とあります………………………長い……………………………

そして飛行用書類には目をよく通してみると、決して壊れていて欲しくなものが一つ故障していました……………………前方化粧室故障中…………………………………ありえん………………………

連邦航空法には様々な規定があり、旅客運送に関しては航空法第121条の規定が適用されます。乗客用の座席数によって最低限必要とされる客室乗務員の数もこの規定によって決まります。客席50席に対して最低1人の客室乗務員を配置。実際に搭乗する乗客の方の数とは関係なく、客席数によって客室乗務員の必要数が定められているのです。50人乗りであれば1人、もし51人乗りであれば普段は50人しか運ばなくてももう1人の客室乗務員を乗せる必要があります。ではトイレに関する規定は………………………

にわかに信じ難い話なのですが、トイレに関しては各航空会社の任意に委ねられていて、それを規定する法律は実は存在しないのです。たとえ10時間を超える洋上飛行といえども、航空会社が必要ないと判断すれば、それを航空局が飛行を制限することはできません。ですから今日のように2つあるトイレのうち片方が故障していても全く問題なし。3時間を超えるフライトで使えるトイレが一つだけとか、普通ありえへんやろー、と思うのですが………………………今日は76人乗りの飛行機に乗客の方は30名だけ。助かりました………………

本来明日から3日間のお休みだったのですが、またしても休日返上でのフライトを入れてしまい、結局お休みは今週は1日だけとなりました。芝刈りはもう明日やなー……………………既に外は真っ暗になっていて、またも眠気に襲われています………………………

 

裕坊

裕坊、スケジュール変更でボストンへ

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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上の写真、今日の裕坊の昼食でございます。シンシナティ空港、Bコンコースのフードコートにはチリホットドッグが買えるお店があります。チリソース付きのホットドッグ3つに飲み物がついて7ドル。安月給のリージョナル航空会社の特に副操縦士の間で大人気。裕坊も入社当時からかなりお世話になっています。

スパゲティーもメニューにあり、そのスパゲティーの上に玉ねぎ、チリソース、あとはチーズをたっぷりどうぞのカップ。どう見ても健康的な食事とは言えません………………この仕事始めてからというもの、明らかに体重が増えました。入社時の体重はおよそ65キロ、で今はななじゅうと…………………………それ以上はとても書けへん……………………

本来なら野菜をもっと取ったり食べる量を減らすなり努力をするべきなのですが、煩悩の欲求は本当に強い……もとい、今日は実は多めのカロリーが必要な事情がありまして………………

実はこの時間とっくのとうにテキサス州オースティンへ向けて飛び立っているはずだったのですが、いろいろと事情が重なって結局はお昼下がりのボストン行きを担当することに。アメリカの首都ワシントンを早朝6時に出発してオハイオ州シンシナティまで来たはいいのですが、そこでなんと6時間待機をする羽目になりました…………夜中過ぎから目が覚めていたので、持久戦…………………………さすがにちょっと堪えます……………

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写真をよく見ていただくとお分りいただけますが、飛行機の右側エンジンに故障が発生して、整備員が必死の作業。リージョナルジェット機は平均飛行時間が短く、離着陸の頻度も増えて機体への負担も増えますから、どうしても故障が発生する確率も高くなります。主要部品に故障が発生するとその機体は当然使えなくなりますから、残っている飛行機でスケジュールをやりくり。今日の裕坊のように本来2時間待ちのはずが結果として6時間待ちになるなんてことも…………………………

本来なら69人乗りのCRJ−700型機で行く予定にしていたのが機材変更で76人乗りの900型機になり、ところがその飛行機には既に故障が発生していて、どの機材を使うかが二転三転………………そうこうしているうちに、オースティン行きの出発時刻が遅れに遅れて……………結局オースティン行きは別のクルーが担当することに。地上で待機している間はパイロットは基本的にすることがなにもなく、シンシナティのような空港にもなると、ゆっくり休める場所もなし…………………

夜中過ぎから目が覚めていて、ホテルに着いたら夕方のうちから睡眠を取って、という目論見は脆くも崩れ去ることになりました。でもおかげで、こちらの時間にいよいよ体も戻りそうな気配………………やっぱり体は実際の現地の時間に合わせておかないとツラいです………………えー教訓やな……………………

実は”昼食”代わりに(とは言っても実際に食べたの8時過ぎだったのですが)パニーニサンドイッチを食べていて、しかもコーヒーまでいただいていましたので、お腹はパンパン。でもオースティンから戻ってくるの夕方過ぎるし、レストランなど立ち寄ってるヒマねーよなー、とスパゲティーを買ったところで乗務員配置係からの電話。もっと早く知ってればボストンのシーフードのお店で、クラムチャウダーとか買えたのに…………………………

東海岸のお天気がよくなっているのが救いです。まだ3時間もある…………………………………これから向かうは学問の町、ボストンです。まだ3時間もある…………………………………………

 

裕坊

裕坊、ワシントンで宿泊滞在

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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今日は3本のフライトを担当して、宿泊滞在はアメリカ合衆国の首都、ワシントンDC。連邦国会議事堂、ホワイトハウスペンタゴン、各主要国大使館などの重要施設がたくさん立ち並びます。16時間を超える宿泊滞在、しかも雨が上がったワシントン地方、外は晴れ。外に出て観光をしてもよかったのですが、まだ時差ボケで自分が一体どこにいるのかよく分かっていない裕坊。

お弁当を買い込んで、サナギ状態になって部屋のドアをロック。お昼をいただいて少しダラダラしながら、少しずつこちらの時間に体を慣らしていくはずが……………………またも夕方5時ごろ力尽きて、夜中の12時ごろに目が覚めてしまうという……………………………寝たのは日本時間だと朝の6時、ということは既に裕坊の体は日本時間ではない……………………………いるのはコペンハーゲン辺りか?……………………………

今回のフライト、毎朝本来だと3時台起床。このパターンが見事なまでにハマってます。今日もワシントンを朝6時20分発、シンシナティ行きを担当。そうか、日本から帰ってきたときは早朝のパターンのフライトを担当すればいいのか………………………いいことを知った……………

昨日は前日とは違い、飛行機にも大きな故障品とかもなく、平穏に時間も過ぎていきました。いつもこうなら仕事もラクチンでいいのに……………………………珍しくニューヨーク・ケネディ空港も昨日はかなり閑散としていました。こちらは日本でも最近お馴染みになってきているシェイク・シャック。ここケネディ空港ではかなり人気のお店で、普段だといつも長い行列……今日は人の数も少なく、列が珍しく出来ていませんでした……

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そのケネディ空港からワシントンDCまで。デルタ航空ではケネディ空港からもラガーディア空港からもワシントンDCへの直行便が日に何便も行き来を繰り返します。面白いものでラガーディア空港から乗ってくるのはビジネスマンが中心。ビシッとしたスーツに身を固めたビジネスマンが到着と同時に、颯爽とスーツケース片手に飛行機を降り立っていきます。

対照的にケネディ空港からのワシントンDC行き。多いのは外国人。ヨーロッパからの乗り継ぎでかなりの外国人が乗ってきます。イタリア、フランス、イギリス、ギリシャ、中にはインドからはるばる乗り換えを繰り返しながらやってきたお客さん、ヨーロッパの都市をいくつか経由してやってきた中国人の姿なども…………………

大抵大きなカバンを下げて飛行機に乗り込んできます。リージョナルジェット機の場合、荷物だながやはり小さくなるので、持ち込みの手荷物が大きすぎると荷物だなに入りません。そんなときはピンク色のタグをカバンにつけて、搭乗直前にお預かり。搭乗手続きのときにお預かりした荷物と一緒に貨物室へと積み込んでしまいます。搭乗口でお預かりするときにピンク色のタグをつけ、ボーディングブリッジに設置されている荷物置き場へご案内。裕坊の乗るリージョナルジェット機の風物詩の一つ。

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アメリカはリージョナルジェット機就航率が他の国と比較して突出して高いので、地元のお客さまはリージョナルジェット機の乗り降りも慣れたもの。ゲートの係員に言われなくても自らピンク色のタグをつけて荷物を置いてご搭乗。今日もワシントンからシンシナティを経由して、テキサス州オースティンを往復。ピンク色のタグ付きの荷物をお預かりいたします。でもまだホテルの送迎シャトルに乗るまで2時間半……………………………何をしようかなー……………………………

 

裕坊

裕坊、復帰1日目

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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今日は有給からの復帰1日目。まだ日本時間に体がどっぷり。昨日は昼間がすごく眠くて夜中は目がパッチリ。なかなか寝付けないまま朝を迎えてしまいました。それでも愛妻ちゃんお弁当を作ってくれて…………………かなり迷惑そうな顔をしてはいましたが…………………………愛妻ちゃん、ありがとう…………………………

実を言うとこの寝起きのパターン、今日も引きずってしまい、昨夜は3本のフライトを終えてホテルへ着くなり眠気に耐えられず夕方6時過ぎにはグッスリ。今朝…………………………というより夜中の12時過ぎには目がパッチリ。もう一寝入りしようにも、目が冴えすぎて寝られる気配なし…………………一体、自分は今どこにおるんやろ?……………………

アメリカに来て16年になる裕坊。時差に対する慣れや時差ボケの克服は個人差があるのでしょうが、裕坊的には日本行き、西へと向かう方がラクな気がするのは気のせいでしょうか。ほとんど1日とかからず日本の時間に体が慣れ、こちらに戻ってくると時差をズルズルと引きずり、時には1週間以上かかることも……………………今週は4日間全て早朝出発のパターン。今日は5時50分発を担当し、明日明後日も6時台。普段なら発狂しそうなフライトのパターンでも、再渡米後の日本時間どっぷりの裕坊であれば、なんとか耐えられそうな雰囲気です。夜中の2時だというのにコーヒーを沸かしたりして……………………またそれがウマかったりする……………………

昨日はデトロイトから春から秋にかけてたくさんの人が訪れるリゾート地、マートルビーチを往復。

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デトロイトに到着後飛行機を乗り換え。A25へと到着して、そのお隣のA27へと入ってくる飛行機へと乗り換えます。それで飛行用の書類に目を通してみると、故障品登録が3つ……………………………乗って来た飛行機、故障品なかったのに………………………………

地上では主エンジンはゲート到着後に切ってしまいます。燃料消費量がハンパない上、エンジンから吹き出される排気ガスの勢いが激しく、最悪の場合飛行機の後ろを通りかかるバスやトラックの窓を吹き飛ばしてしまいかねないほどの噴射力があるため、安全性も考慮するのです。主エンジンには発電機、機内与圧用の調整機なども据え付けられていて、飛行中の電源、エアコン用の空気などはそこから確保。

着陸してゲートに一旦到着して主エンジンを切ってしまうと、エアコン用の空気や電気が確保できなくなってしまいます。そこで活躍するのがAPUと呼ばれる補助エンジン。

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主エンジンに似た構造をしていて、タービンを回して発電機を回し、空気調整機を回すこともできるので、電気を確保できますし、エアコンも地上にいながら効かせることができるのですが、今日はそれが故障中…………………外の気温が上がって、満員に近い乗客の皆さまをお迎えした機内、かなり暑くなってました。温度計を見ると30度………………………乗客の皆さま、本当に申し訳ありません……………………

外付けされた発電機と空気圧縮機を利用してエンジン立ち上げ、ありがたいことにCRJ−900型機は十分なエンジンパワーがあり、一旦エンジンを立ち上げるとしっかりと冷えた空気を機内に送り込むことができます。以前裕坊が乗っていた50人乗りの200型機は本当にパワーがなくて、エンジンを立ち上げた後も汗をガンガン掻いていました。痩せたいならいいのかも知れませんが…………………

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今日も昨日に続いて3本のフライトを担当。目指すはアメリカの首都、ワシントンDCです。

 

裕坊

裕坊、復帰前の寝休日

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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今日は復帰前の最後のお休み。ひたすら寝休日。普段でも2週間に一度、こんな日を過ごしてしまいます。普段からあくせく動き回っている皆さんに本当に申し訳ありません…………………でもおかげで体は休まりました。もー明日からの復帰に言い訳はできん……………………

本当なら息子くんの剣道の練習について行く予定にしていました。いただいた防具をつけて、掛かり稽古も始められるはずだったのですが、いざ袴をつけて行く準備が整った頃になって、息子くんひとこと………………………………「熱がある」………………………………

測らせてみると38度。結局練習も断念……来週以降のお預けとなりました。

今日の裕坊の頭の中をグルグルしていたのは、単独操縦による旅客機運航の話題。どこまで具体的なことが連邦議会で取り上げられたのか、検索してもすぐには回答が出ませんでしたが、議題に挙がっているのは確実なようです。

機械化技術の発展とともに省力化が進み、既に旅客機の世界でも2名運航が当たり前になった昨今。旅客機の世界でも今からおよそ40年前、裕坊が幼少の頃といえばナビゲーションに燃料の計算、油圧装置や与圧装置などの調整、監視をするのは航空機関士の役目でした。

こちらが40年前の旅客機の代表、ボーイング747−200型機との操縦席。丸い計器が無数に並んでいるのがよく見えます。

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そしてこちらがデルタ航空でも採用されている最新型のエアバスA350

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表示されている内容自体はほとんど同じなのですが、コンピューター画面に表示がほとんどまとめられ、かつて航空機関士が担当していた作業はコンピューターが全てを担うようになりました。

では省力化がさらに進んで単独運航が実現するのはいつになるのか、裕坊が思うに5年、10年の単位ではないでしょう。今の旅客機の場合、2名運航を前提にコックピットが設計されていますから、装置やスイッチによっては機長席からだと届かないものも。裕坊が現在乗っているリージョナルジェット機などの場合、パイロットによる入力がなければ全く動かない、人間の操作の必要なものもあるので、少なくともCRJシリーズで単独運航が実現するのはかなり困難だと思われます。スラストレバーなどは今でも我々が動かしていますから、単独運航も不可能ではありませんが、まだまだかなり困難……でももしこの写真にようなコックピットデザインの飛行機が出てきたとすると……………………

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実際にパイロットはフライトスクールにおいてパイロットの免許を取得する際、セスナなどの小さい機体を単独で操縦することを前提にライセンスを取得します。また10人乗りの小型プロペラ機による旅客運航の場合も、単独運航をするのが基本。アメリカだと東海岸のボストンを中心に、小さなリゾート島を結ぶケープエア(Cape Air)などはその一例。

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ただ一般のジェット旅客機による運航の場合は、完全自動運航を操縦席に座るパイロットがモニターをする、というのが単独運航の際の大前提になるのではないか、と思います。それにかかる年数はというと、恐らく最低で20年はかかることになるでしょう。裕坊の場合、どんなに健康に過ごしても16年で強制引退の年齢を迎えますから、裕坊は安泰かも知れませんが次世代のパイロット達にはやはり影響があるかも知れません。時代の波とはいえ、やはり寂しいですね。

明日は早朝に出発して3本を担当。宿泊は東海岸きっての裕福な街、日本人の方も多くいらっしゃるというニューヨーク州・ウェストチェスターにて宿泊滞在です。

 

裕坊

裕坊、ちょっと動いた2日目

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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今日は帰宅してから2日目。お休みは今日と明日の2日で、日曜日の早朝からフライトへと復帰。裕坊の場合、再渡米後のフライト復帰までに大抵3日間の余裕を入れてこちらの時間に体を馴らします。

1日目はほとんど何もせず。大抵ソファの上でゴロン。日本での出来事を思い出しては感傷に浸りながら野球ゲーム三昧……………………我がデトロイトタイガースの夢の打線が大爆発します。でも現実にはそのラインナップのうち、実際に未だタイガースに名を連ねているのは1人(2013年にメジャーリーグ68年ぶりの三冠王に輝いたミゲル・カブレラ)だけ。ところが本物のタイガース、若手が想像以上の活躍で勝率ほぼ5割の大健闘。今日もトロントに勝って3連勝。しかもカブレラ復帰……………これってひょっとして期待していいんやろか…………………

2日目、ちょこっと動きます。今日は伸びに伸びた芝を散髪。1度だけ息子くんがお手伝いで芝刈りをしてくれてはいたものの、実際にはほとんど10日間伸び放題。すでに使い始めて7年目になる旧式の充電池式芝刈り機とあってパワー不足は否めず、ほふく前進の芝刈り、一歩進んでは一歩下がるを繰り返して、1時間半をかけてやっとのことで作業を終えました。外の気温も30度にまで上がっていて、汗もダラダラ…………………カルピスがウマい……………………

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日本から送っていた荷物も届きます。先日フェデックスの岡山の営業所から発送していた荷物も本日全て無事到着。その中には友人から譲っていただいた剣道の防具も入っています。

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おかげで我が息子くんも明日からいよいよ本格的に掛かり稽古、相掛かり稽古なども始められるようになります。

こちらの学校はこの時期は年度末。高校生は今日が大抵のところで卒業式。他にも学校主催の音楽の発表会があちこちで開催されます。これも年度締めくくりの恒例行事の一つ。卒業式前後のアメリカの初夏の風物詩。今日は息子くんが以前通っていた小学校の音楽会でした。息子くんはそちらの学校を既に2年前に卒業。ただその学校が放課後の課外授業でやっているアフリカ太鼓を未だにやっているので、中休みに太鼓を披露します。かなり長くやっているので、まずまずサマにはなっておりました。

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この小学校、愛妻ちゃんが勤める幼稚園と校舎を共有していて、幼稚園卒業後にそのまま通う子供たちもたくさん。愛妻ちゃんも顔見知りの子が多く、その成長ぶりにかなり感激した様子でした。手塩にかけて育てた子供たちもたくさん、大きく口を開けて歌を披露。感慨深いものがあって思わず涙も溢れています。

終わってから裕坊も片付けをお手伝い。裕坊自身顔見知りの先生も多く、しばらく大人の会話の時間を楽しみました。やっぱ仲間っていいよなー………………

今日は一つパイロットにとって耳に痛いニュースも入ってきました。米連邦国会でパイロット1人体制による旅客機運航のことが議題に取り上げられたようです。まだグーグルで調べてみてもそれを直接検索するには至りませんでしたが、裕坊的には「ついにその波がやってきたか」………………………

AIと呼ばれる人工知能の発展は目覚しいものがありますし、実際に電気自動車メーカーによる自動運転車などの開発は日進月歩で進んでいます。パイロットという職業が過去のものになるのは、恐らくそう遠くはない…………半世紀後にはパイロットという職業自体、既に存在していないかも知れません。恐らくパイロットと航空会社のせめぎ合いがしばらく続くことになるでしょう。また機会を追って、これは裕坊自身追求してみたいと思います。

明日もう1日ゆっくりと休養し、いよいよ日曜日からフライトへと復帰です。

 

裕坊

裕坊、休養の1日

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

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昨日の夕方5時ごろ帰ってきて、ゆっくりしたかった裕坊。ただ昨夜は息子くんの通う学校の音楽会が開かれ、自らハンドルを握ってとある教会まで。地下に大きなコンサートホールがある規模の大きい教会……………………………儲かっとんやなー……………………………………もとい、信者が多いということですね………………

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学年ごとに歌や演奏などを15分ずつ披露。ただ音楽の先生はここ最近になって急に変わったばかり。なので即席演奏の感は否めず…………………息子くんはアフリカン太鼓を習っているので、打楽器はやらせればそれなりにこなすのですが、結局昨日はエレクトーンの演奏。打楽器、弦楽器、管楽器の中に入ると音がほとんど聞こえてきませんでした。まぁ今回ばかりは仕方ない……………でもエレクトーンなんてほとんど弾いたことがないのに、音符だけで本人なりによく頑張っていました。

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それが終わっていざ外に出ようとすると、………………………………横なぐりの雨………………………………

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…………………………はよ帰らせてくれー……………………………

ということで、今日は朝食こそ2人に付き合ったものの、1日じゅう何もせず1人お留守番。欠かさないのは野球の結果のチェック。日本のプロ野球、今年も交流戦が開幕し、我がホークスは阪神相手に3連勝。

野球といえば何といっても今年エンゼルスに入団した大谷選手。大抵全米で話題沸騰などというと、実際には知っているのは一部の人だけだったりするものですが、こと大谷くんに関してはかなりの人が名前を知っています。若い副操縦士と一緒の飛ぶ時などは、あちらから話題にしてくるくらい。ベーブルース以来の本格的二刀流。そりゃ人気も出るよなー。投手として160キロ超えの速球ですか……………凄すぎ………………………

その大谷選手、昨日のデトロイトコメリカパークで先発登板。まさに裕坊が1番望むパターン。裕坊も応援する日本人選手が『ほどほどに』大活躍して…………………試合は裕坊が応援するチームが勝つ。その1番望む展開の試合を見事やってのけてくれました。先発登板した大谷選手、5回1失点、5奪三振

まだまだ余力はあったのでしょうが、雨で中断すること2回。結局5回で降板で勝ち負けつかず。そりゃ横殴りの雨が降るくらいやもんなー。大谷選手が降板後、タイガース打線は急に目が覚めたように爆発して5得点。見に行ってた日本人の方、雨に降られて大変だったでしょうが、試合展開としては申し分なかったのではないかと思います。実際日本人でかなりスタンドは埋め尽くされていたようで………

今日もデーゲームの試合で打線好調のタイガース、エンゼルス相手に2連勝。去年の終盤、大物選手を惜しげもなく他球団へと放出しどうなるかと思っていたら、次々と若手が台頭し、まだ負け越していながらも誰も想像していなかった大健闘。コメリカパーク、去年は本当に最終戦にしか行けませんでしたが、今年はいつになったら行けるかな?…………

あまりにも何もしないのも罪悪感が残るので、愛妻ちゃんが帰宅してからほんのちょっとお料理を手伝いました。今日はステーキ。一時期照り焼きステーキに凝った時期もありましたが、ここ最近は我が家では単純に塩、胡椒にお醤油。それにみじん切りニンニクを刷り込んで

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石焼用のフライパンに乗せ、

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表面に焦げ目をちょこっと。

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途中までは写真に撮っておきながら、出来上がりの写真を…………………………忘れた………………………………焼き加減がステーキは本当に難しい……………お料理は本当に奥が深いですね。

日曜日のお仕事復帰まで、明日、明後日ともう2日お休みです。

 

裕坊