Yuichibow’s diary

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊一家、ハワイ島へ弾丸日帰り旅行

皆さんこんにちは、「有給休暇も終わりを迎えて、ブルーゾーンへ入りつつある」パイロット、裕坊です。

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リージョナル航空機の運転士を務める裕坊。2週間の有給休暇をいただき、家族とともに最初の1週間を日本で過ごし、そのあと数日をハワイで過ごすも、残る休日はあと僅か……

 

実を言うと、月曜日にハワイに到着していたので、本当なら次の日の火曜日にでもハワイ島を訪れたかったのですが、ハリケーンが近づいていると聞いて、ハワイ島訪問をあきらめかけていた裕坊。改めてレストランの係の方に聞くと、どうやらハリケーンは大したことないらしい。

 

ということで、水曜日に「超早朝起きで」、ハワイ行き弾丸ツアーを敢行することに決めてしまいました……
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裕坊「お得意の」3時起き……ウーバーというタクシーに近い、アプリを使った送迎サービスのワゴンに4時には乗り込んで…

 

まだ静まり返っているハワイアン航空のチェックインロビー。4時半ごろには到着。

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6時台のハワイ島ヒロ行き、帰りは午後3時半のフライトにかなりの空席があったので、そちらを選択。
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ただチェックインカウンターでの処理が間違っていたらしく、出発前30分前になって記録の登録をやり直してもらうハメに……

 

 

スターバックスのお隣にある、ヘルプセンターまで走るハメになりました……

 

 

それでもなんとか間に合った…………
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ホノルル空港から、こちらヒロ空港までは、約50分ほどの行程。ただし一旦離陸してしまうと、35分ほどで着いてしまいます。

 

のどかなヒロ空港、到着……

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空港は、本当に閑散としておりました……

 

水曜日のお供はこちら、フォード・マスタング
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スポーツカーらしい、デジタル式のインパネ。
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回転数計が、ダイヤル式ではなく、横に伸びていく計器。

 

ハワイ諸島の7島(オアフ、マウイ、モロカイ、ラナイ、カウアイ等)を合わせた合計の面積よりも大きいというハワイ島に合わせているのか、排気量は、なんと5,000cc。超スポーツ仕様で、あっという間に加速する反面…………

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サスペンションは、かなり固め……道路のデコボコが、ほぼ直にシートにまで伝わってきておりました…

 

コンバーチブル式のルーフトップ。ボタン一つで全開も可能…
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風が思ったほど気にならないのが、意外でした。

 

キラウエア火山国立公園までは、ハワイ島の東側に位置するヒロ国際空港から、南西へおよそクルマで40分。

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硫黄の湯気がたくさん出ている、大きなカルデラのすぐ横にあります。

 

11号線を、約40分ほどのドライブ。ハワイ島はこれだけの広さを誇りながらも、

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フリーウェイはなく、ひたすら続く一般道を、時速70キロほどで安全運転。

 

1時間ほどで到着の、火山国立公園のビジターセンター。

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建物の入り口のすぐ横に、大きな火山を模った模型もあります。
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ここが入り口。かなりの人で、賑わっておりました。
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火山の噴火の様子、歴史などを詳しく紹介していただけます。
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こちらはお土産物コーナー。
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ただし、ここでは飲料水の販売などはなし……

 

お水のボトルやサンドイッチなどを買いたいのであれば、通りを挟んで反対側にボルケーノ・ハウスというホテルがあるので、そこのお土産屋さんで購入可能です。

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裕坊一家も、ここで水を購入。中サイズで2ドル、大きめのボトルでも3ドルとリーズナブル。

 

ビジターセンターを出て、奥へ向かうトレイルへと向かうと、さっそくハワイ火山の活動が穏やかに続く様子を体験することができます。
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トレイルへ入るとすぐに、硫黄の匂いも立ち込めてきて、
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植物にとっても、厳しい環境であることを窺わせておりました。
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心なしか、樹々にも勢いがなく、快晴にもかかわらず、野鳥などが生息している様子も、ほとんど水曜日には見当たらず……

 

地下の奥深くで湧き上がっているマグマが、岩の間を抜けるようにジワジワと熱を伝え、

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硫黄を地表面まで、湧き上がらせておりました。

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かなり強烈な匂いが立ち込める、ハワイ火山国立公園カルデラ
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それでも力強く、花を咲かせている植物の姿もありました。
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強い…………

 

 

午後にはホノルル行きのフライトへと搭乗する、弾丸日帰りツアーでしたが、まだ続きがありますので、また後日載せます。お楽しみに…