Yuichibow’s diary

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊、帰宅日

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

春はあけぼの……………………………………

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やうやう白く成り行く……………………………………

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山際少し明かりて………………………………………

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紫立ちたる雲の、細く長引きたる…………………………………………どこを向いても、見えねーし……………………………

ちなみにこれは今朝の出発前の操縦席からの景色。日が高くなるのも早くなって、6時ごろの離陸でも確かに空は明るくなります。でも朝はまたもや3時起き………………………

昨夜はヒルトンホテルの系列のダブルツリーというホテルに泊まっていました。ここの売りの一つといえば、宿泊客向けのサービスで作られるホテル特製のクッキー。これに裕坊の『いくらなんでも早すぎやろこんな早起き』セット、チョコクロワッサンとコーヒーとを組み合わせます。大抵5時より早く起きないといけないときは、ホテルの部屋でパジャマを着たままこんな感じのものが朝食に。

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ホテルによっては無料の朝食がついているところもあり、フライトクルーが定宿にしているようなホテルにもなると朝5時くらいから朝食を用意してくれているところもあります。今日のホテルはフロントの横にベーグルにりんごなどが箱に並べられていました。

ただ有料のレストランになると、早くても営業が始まるのは6時くらい。なので早朝のショーアップのときは、前日から何か口にできるものを準備しておくのは必須。裕坊の場合、大抵スターバックスなどのコーヒーショップで売っているチョコクロワッサンを1個か2個調達しておきます。こちらのアメリカでのホテルだと冷蔵庫やレンジが部屋に用意されているところもけっこうあるので、夕食の残りを冷蔵庫などにしまっておいて、次の日の朝に口にすることも。

昨晩宿泊のホテルも部屋の中に冷蔵庫、レンジが据え付けてあります。前日の宿泊滞在があまりに短すぎて疲れが取れず、昨日はフライトが終わったあと到底外へ出る気分になれなかったので、思い切って奮発してお寿司をインターネットで注文。レストランから直接お食事をホテルの部屋まで届けてくれます。サラダくらい冷蔵庫に入れておいて、朝にでも食べようかなと思って注文して届けられたのはこんな内容。

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お寿司はこちらにしては上出来の内容。最近はお寿司のネタの流通も発達したのか、まずまず新鮮な魚介類が内陸にいても手に入ります。昨夜のお寿司もまずまずのお味。サラダはこちらではあまり口にすることがない、ごまドレ付き。

横に置いてある袋は、アメリカの中華料理を食べに行くと大抵一緒に添えられるフォーチュンクッキー。クッキーの間に小さな紙が入っていて、片側にちょっとした占い、反対側には大抵中国語が何か一言書かれています。昨日開けたクッキー、『明日はまた新たな1日の始まり。その新たな1日を落ち着いた気持ちで迎えましょう』とありました。これって何かの暗示なのか?………………

そしてもう一つ大きな容器に入ったの、これお味噌汁です。写真だとそのサイズが想像しにくいかも知れませんが…………

多分これ、1リットルはあったと思います。大きさを特定していなかったので、普通に大きさの方を注文したら………………………うっかりしていました。アメリカでは普通のサイズを注文すると、日本では見られない超大型の容器入りで出て来るんだった…………………飲んでも飲んでも減りませんでした。塩分の取りすぎになるし、半分くらいでやめておいてもよかったんですが、根が貧乏性の裕坊。一滴といえども残すとかなりの罪悪感を感じるたちなので、結局最後まで飲み干してしまい…………………昨夜は熊のプーさん状態。かなりお腹いっぱいになってました。

今回は幸運なことに荒れた天気に遭遇することなく2日間を無事終了。家に帰ってきて珍しく宿題を終わっているという息子くんとともに家族3人の団欒の時間を過ごします。さて、どんな宿題をこなしたのかなと聞いてみると、今日は宿題が出ていなかったのだそうです…………………………………血は争えません…………………

 

裕坊