米国航空会社の副操縦士、裕坊です。
6月といえば日本は梅雨の季節。アメリカでは卒業、終業シーズン。今まではどちらかだけを味わっておりましたが、今年はどちらをも「堪能」することになりました。
我が息子くんは高校生活スタートの年からいきなりコロナ禍を経験するという、特殊な環境に置かれることになったものの、4年間貴重な体験を積み重ねてあとは卒業式を控えるだけになりました。5月には授業も終わっていて、6月2週目に予定されている卒業式までしばしのお休みが入ることになり、家族で一時帰国することに。ガウンや帽子まで購入しての本格的な卒業式。裕坊にとっても初めての経験になります。
家族のお休みに合わせるように、5月は後半にかけて仕事を詰めて頑張りました。
アトランタ本社では2日間に渡る訓練。
実機でのフライトはデトロイトを基点に、8日間の間に合計で25便を担当しました。
セントルイスへのフライトをこなしては、
フィラデルフィアへのフライトが入ってみたり…
休日直前はニューアーク行き往復便を担当して、デトロイト帰宅はほぼ夜中だったのですが…
翌朝7時には我が家を出て、10時50分発の羽田行きへと搭乗…
羽田着は翌日午後2時。
荷物を受け取るやいなや、ほぼ間髪入れずに新千歳行きへと搭乗しておりました。
そして夜の8時には、札幌に到着。
北海道に来たからには、カニが食べたい…
でも札幌にいるからには、ここは外せん…
カウンター席がほとんどのお店にあって、比較的店舗面積が広くゆったりしたお店で、
定番のコーンバターラーメンを堪能しました。
翌日は札幌から電車に乗り込み、西へ向かうこと約40分、
やってきたのは小樽。
駅舎前には、かつて日本中で見かけていた赤色の郵便ポストも残されています。
もし寒い時期に訪れることができるのであれば、ライトアップ時に訪れてみたい運河。
そしてやってきたガラス工芸品店、北一硝子。
ワイングラスなど数点を購入して、
オルゴール堂を少し見学。
当日のメインイベント。小樽駅を出てすぐ、駐車場横にある三角市場。
好きな海鮮が3品、もしくは4品選べる「わがまま丼」を堪能する夕食になりました。
もちろん北海道でこれを外すわけにはいきません…
日本帰国後3日目は、北海道から東京への移動。
4日目は息子くんたっての希望で、とある音楽の先生の個人レッスンをお願いし、目黒区のご家庭を訪問しておりました。
2時間ほどのレッスンを終えて、東京駅へと移動。かつて裕坊が住んでいた池上線のとある駅(現在は地下駅になっています)を通過。
丸の内口へと到着。
腹ごしらえはイタリアンと、
いちごパフェ…
楽器の町、お茶の水までやってきて、息子くんが希望していた楽器選び…
商品選びに夢中になっている息子くん…
2時間ほど待ちました…
腹減った…
翌日は「銀ブラ」…
贅沢に銀座でブランチをいただき、
腕が一般のアメリカ人に比べて短い日本人には、洋服選びは日本で販売される商品がピッタリ。
1日中歩行者天国の銀座を歩き続けて、洋服を数点購入。
懐かしの雰囲気と趣が残る有楽町を練り歩き、
帰米前の腹ごしらえ…
しかし帰米当日は、羽田空港内のフードコートで、
こんな物をいただいておりました…
裕坊一家弾丸帰国ツアーには、後日談があり…
実は関東付近にも近付いていた線状降水帯に見舞われて、
東京到着時ホテルへと向かう途中で豪雨に見舞われて、裕坊一家3人全員ずぶ濡れになっておりました…
まさか、こんな早い時期の梅雨を経験するなんて……図らずもアメリカの卒業シーズンと日本の梅雨を、この6月は両方とも経験することになりました。
帰米早々、次の3日勤務へと復帰です。