Yuichibow’s diary

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊、4日間のフライトの2日目

皆さんこんにちは、航空会社サラリーマン、裕坊です。

f:id:Yuichibow:20191025143620j:image

裕坊は、毎日野球の結果をチェックする大の野球ファン。ということで、今日は野球ファンの独り言。野球シーズン、とうとう終わってしまった………

 

ただ10月24日現在、メジャーリーグワールドシリーズは続いております。金曜日からは舞台をワシントンに移して、第3戦。ワールドシリーズ初出場のナショナルズが現在2連勝中。

 

裕坊的に現役メジャー投手の中で、安定感なら間違いなく1番だと思っているシャーザー投手(今年は怪我の影響もあって、11勝止まりには終わってしまいましたが…)に、是非チャンピオンリングを手にして欲しい。

f:id:Yuichibow:20191025124110j:image

そのナショナルズワイルドカードを勝ち抜いてから、快進撃を続けています。ワイルドカードでのプレーオフ進出をかけたブリュワーズとの試合、8回裏に2点差を起死回生でひっくり返し、地区シリーズでもあとがないところまで追い込まれながら、ドジャースとの第5戦で、8回表にレンドン、ソトが2者連続のホームランで同点に追いついて、延長10回にはケンドリックが、起死回生のグランドスラム

f:id:Yuichibow:20191025124436j:image

そしてチャンピオンシップシリーズでは、プレーオフ常連のカージナルスをスイープ。まさか、ここまで来るとは正直思わんかった…

 

ナショナルズ、チャンピオンリングまであと2試合。そして明日金曜日、第3戦の先発は、タイガースにも所属していたアニバル・サンチェス……

f:id:Yuichibow:20191025124910j:image

彼の投げる2種類のチェンジアップは、タイガース時代の同僚だったバーランダー(現アストロズ)、ナショナルズでチームメートのシャーザーもその威力を認めるくらい、バッターのバランスを崩す幻惑の魔球。タイガース時代の2013年シーズンでは、そのチェンジアップが冴えに冴え渡り、年間通してローテーションを守って14勝を挙げながら、被本塁打たったの9。この幻惑ぶりを、第3戦では如何なく発揮してくれよ。

 

考えてみると、今年のワールドシリーズバーランダーにシャーザーにサンチェス、皆5年前まではタイガースに所属していた選手ばかり。そのタイガースといえば……

 

書くと愚痴が延々と続くことになるので、敢えて書かないことにします。楽しみな選手を敢えて1人ずつ挙げるとすると、野手は今年ブレイクしたビクター・レイエス

f:id:Yuichibow:20191025133402j:image

投手では、まだメジャーデビューを果たしていませんが、ケイシー・マイズ。将来バーランダー級の選手に、タイガースとしても育成して欲しいです。

 

 

片や日本シリーズ。ここ最近は日本シリーズに限らず、交流戦でもパリーグセリーグを圧倒していて、今年もソフトバンクが巨人を圧倒してしまいましたね。これで球団創設以来、ソフトバンクセリーグ全6球団を撃破しての完全制覇ですか……

f:id:Yuichibow:20191025143741j:image

今や常勝軍団ともなったソフトバンクは、150キロ超えの剛球を投げる投手が次々に育ってきていますね。西武のような超強力打線とまともに相対するためには、それくらいの球が投げられなければ、まず相手にならないのでしょう。

f:id:Yuichibow:20191025144140j:image

野手は高齢化が進んで、松田、内川を継ぐ選手の台頭が急務ではありますが、今年のドラフトでは野手を中心のドラフト。来年以降が楽しみになってきました。

 

いつも感心するのが、2軍、3軍施設を完備させて、育成への努力を怠らないこと。

f:id:Yuichibow:20191025144407j:image

今年の育成ドラフトでも7名を指名。かつて育成ドラフトで指名した選手の中からは、今年の日本シリーズ第1戦先発した千賀晃大投手を筆頭に、甲斐キャノンで知られる甲斐拓也捕手、走塁のスペシャリストの周東佑京選手などが台頭してきています。今季はローテーションの一角まで担った大竹耕太郎投手も育成出身。外国人を加えるなら、キューバ出身のモイネロ投手だって育成出身。これを見ただけでも、ソフトバンクの育成に対する本気度が見えるのに、片や巨人と来た日には………

 

敗戦から一夜明けたその翌日から、新聞に今オフの大補強の話題が、スポーツ紙の一面を飾るていたらく……ヤクルト・バレンティンに西武・秋山、はたまたロッテの益田ですか……山口オーナーも外国人の違いを目の当たりにして、FA、外国人補強を大号令をかけて積極補強を行なうと、口にする始末……そこじゃないでしょうに………

 

原監督も原監督で、セリーグにもDH(指名打者制度)を導入しようとの提言。それは一理あるけど、今言うのはタイミング的に、ただの敗戦の言い訳にしか聞こえないのは、ひょっとして裕坊だけなのかな〜?

 

巨人もかつては生え抜きの選手たちで先発メンバーが固められていたはず。そしてその選手たちを支えたのは、川上監督であったり、その川上監督の優秀な参謀役を務めた牧野コーチであったり、王貞治選手を育てた荒川コーチなどの、優秀な指導者たちだったのでは?

 

そんな中で、スワローズを退団したばかりの石井琢朗氏をコーチで招聘するというニュース。裕坊としては、巨人の再生のためにも、こういったニュースをもっともっと聞きたいです。

 

裕坊的には、楽天を退団することになった佐藤義則氏を是非コーチで招聘してほしい。ダルビッシュ(現カブス)、ソフトバンクの武田の育成、阪神のコーチ時代にも井川など、数多くの投手を育て上げた実績は見逃せません。

 

もし外国人選手の積極補強を進めたいのであれば、ここは中日を退団することになった森繁和氏を招聘するべきでしょう。ドミニカとの強力なパイプを持つ森繁和氏。ご自身が銃を頭に突きつけられるという、命からがらの経験を経ても、自ら足を運んでスカウト活動を続けていたそうです。最近ですと、中日ビシエドなども森氏の発掘による選手の1人。今の巨人に打ってつけだと思うのですが。

 

最近はすっかりソフトバンクにハマってしまい、すっかり巨人の動向から疎くなってしまった裕坊ですが、心の中では巨人にかつての輝きを取り戻して欲しい、と思っています。裕坊は69年の生まれですので、V9時代のことはほとんど記憶にありません。物心ついた当時の巨人といえば、王さんが4番に座り、3番には張本などがいた時代。高田繁柴田勲などもまだまだ現役でした。

 

そして藤田元司監督になってからの巨人。江川、西本聖、定岡がいた鉄壁の先発に、篠塚、原、吉村、クロマティ、中畑、山倉などが名を連ねるスタメン。あの頃も強かった。見ていてワクワクしていました。

 

今年もどうやらFA戦線に名乗りを上げるような気配ですが、そんな付け焼き刃的なことをするのではなく、日本で1番厳しい猛練習をしていたという、かつての巨人の伝統を復活させて、選手を一から鍛え直して、選手層の下地を築き直していただきたいです。

 

 

裕坊、今日4日間のフライトの2日目を終えました。

f:id:Yuichibow:20191025143027j:image

明日はちょっと長めの1日です。