Yuichibow’s diary

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊、日帰りのフライトから帰宅

皆さんこんにちは、リージョナル航空会社勤め人、裕坊です。

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巷を賑わせている、パリのノートルダム大聖堂の火災……

800年もの歴史がある、パリの象徴の一つでもあった歴史的建造物……大変残念なことになってしまいました……

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ただ美術品の中には、延焼を免れたものもあったようですし、

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大聖堂内のオルガンなども、何とか火災を逃れることができたそうです。

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マクロン大統領は、既に大聖堂再建への意欲を示しているようですし、数々の企業、著名人からの寄付なども集まり始めているようですし、時間と費用はかかるでしょうが、いずれ再建へ頑張っていただきたいです。

 

昨日から10日連続のスタンバイシフトへと入った裕坊。昨日は夜になって電話が入ったのですが、お昼過ぎまでは自宅でゆっくり。
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昨日はまだヒンヤリしながらも、雲一つない見事なお天気でした……
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愛妻ちゃんがお仕事から帰ってきて、お買い物……
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春の訪れを告げるかのように、春のお花が色とりどりに展示されておりました。
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花のことに全然詳しくない裕坊でも、チューリップくらいなら分かる………
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お店の入り口付近にたくさん飾られていたお花、しっかりと春の香りを漂わせてくれていました……
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そしてこちらは、お花に負けじと飾られていた、パイナップルの山………
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コスタリカ産らしいです。産地直送を思わせるような、農場のにおいがしっかりと染み付いておりました……

 

 

1個77セント、100円もしないなら、買って損はない………

 

ということで、我が家も1個購入…………

 

 

春といえば、植木に苗を植えたり、芝生の手入れを始める季節……

 

我が家の今年の目標の一つ……

芝生を青々とさせること…………

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こんな青々とした芝生を是非作ってみせる…………

 

でも現実は………………
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まー、やりがいはある………………………………

 

 

芝生のタネを蒔いた上で、こんな芝生の栄養剤なども蒔きます……
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そんな時に活躍してくれるのが、こちら…

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芝生のタネも、栄養剤も均等に蒔いてくれます………

 

数ヶ月後には…………………
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でもまだ現実はこちら……………………
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夏までには………………………

 

 

昨日は夜7時ごろになって電話が入り、早朝に起床。中途半端にも、担当便は1便のみ……

ミズーリ州カンザスシティーからオハイオ州シンシナティ(空港自体は、ケンタッキー州にあります)行き、というものでした……

 

今朝はまず、デトロイトからカンザスシティーへと移動。自らは操縦席に座ることがありませんから、お客さんとともに客席に座った上で移動します。これが業界で呼ばれる『デッドヘッド』。

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昨夜急に入ってきたフライトだったこともあり、座った座席は最後方。
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リクライニングなし………………

 

窓もなし………………

 

 

そもそもの語源というのが、本来チケットを『購入』して搭乗するはずの「飛行機」や「電車」などに、自らはお金を払うことなく搭乗するため、『チケットの購入者』ではないと見なされ、『チケットの購入者』のカウントの対象外となることが原因で、こういう名前になったそうです。

 

フライトクルーは一度フライトへと出かけると、最低でも3日、国際線のクルーともなると10日間家を開けることはザラ……ですからどうしても荷物は増えがち……

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最近ですと、預け入れの荷物には大抵別途料金が課されますので、多くの乗客の方が荷物を持ち込みにしようとして、ゲート係員に注意されていて、その光景を横目に3つ4つの荷物を運び込んだり………

 

申し訳ありません…………………

 

 

あと、こちら米系の航空会社の場合、座席に余裕があれば、ファーストクラスへの招待があるのは、日常茶飯事……

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日本の航空会社のフライトクルーが「デッドヘッド」で搭乗する場合、例外なく客席の最後方に、目立たないように座ってらっしゃいますが、日本で生まれ育ち、日本のサービス産業も経験してきた裕坊からすると、それが正常な姿だよなぁ………

 

アメリカ人的には、これは許容範囲なのかを聞いてみると、実際かなり違和感を覚えてらっしゃる方も多いようで……さすがに裕坊も含めて、意識の改善が必要かも知れません………

 


ちなみに、担当便を終えた後の、デトロイトまでの便も、今日は『デッドヘッド』でした……
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ちなみに、こちらミズーリ州カンザスシティー空港……
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1970年代から使われているだけあって、老朽化は否めず………

 

ここはかつてTWA(Trans World Airwaysの略:現在はアメリカン航空の一部になっています)のアイデアで作られたコンセプトが、今もターミナルの変わった形にくっきりと表れています。

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そのコンセプトとは、『車からダイレクトに飛行機まで』というもの。

上の写真は、ゲートの入り口から出口にかけて撮ってみたものなのですが……

 

出口までは近いです………

 

荷物受け取った上で、

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車道までもとても近いので、お迎えなどにきてもらうときは、確かに便利…………
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でもさすがに中が狭すぎるので、レストランはおろか、トイレすらまともに設置できるスペースがないのが難点…………
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ここで数時間の待機が入るときは、ちょっと苦痛…………

 

こちらが上から撮ったという写真……
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さすがにあまりに不便な上に、老朽化が激しいので、近々こちらのターミナルも、全面建て替えになることが決まったそうです。既に3つあるターミナルのうち、Aターミナルの取り壊し工事は始まっていて、完成後は40ほどの搭乗ゲートが一つの建物に集まった、最新型になるそうですので、乞うご期待………

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日帰りのフライトを終えて、明日からまた8日間、裕坊はスタンバイで待機です。