Yuichibow’s diary

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊、1日目

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

今日は合計で6日連続のフライトの1日目、まずはデトロイトからウィスコンシン州の州都であるマディソンという小さな町を往復してデトロイトまで戻ってきて2時間半の待機。マディソン往復便で使用した機材を使ってそのままテキサス州はダラスまで向かいます。荷物を残したままターミナルへと入り、お昼を物色。

裕坊が勤める今のリージョナル航空会社に就職したのが今からほぼ12年前。お給料は今と比較すると約6分の1、ザ・リージョナルの時代。アパート代を払うのですらやっとの雀の涙のお給料でしたから、お昼を買うのもお財布と相談した上での話でした。レストランでの食事だなんてとんでもない話。宿泊滞在先でも、空港を出る前に安いハンバーガーを調達したり、苦心に苦心を重ねました。

取りあえず空港でオーガニックのサンドイッチを買えるくらいにはお給料ももらえるようになり、少々高くてもいいから体に少しでもいいものを、と最近はなるべく野菜を多く摂るように心がけます。それでも美味しいものを目にすると、どうしてもそちらに足を吸い寄せられてしまうことに。一度でも美味しいものを口にすると、それが自然と記憶の中に刻み込まれてしまうのです。

デトロイト空港における裕坊のお気に入りは、プラム・マーケットというオーガニックが中心の食材を使ったお店の、トマト・カプリースサンドイッチ。これにポテトチップスにコーラを添えます。

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このサンドイッチ、家でも簡単に作れます。イタリアンブレッドに大きめにスライスしたモッツァレラチーズにトマトのスライス、それに大きめに切ったレタスを挟んでバルサミコソースを振りかけて出来上がり。材料さえ揃えば、誰でも簡単に作れます。

これが困ったことに、あまりにも美味しいのです。最近ではここデトロイト空港内のお店でも人気。夕方に来ると既に売り切れになっていることがあります。でもお昼頃買いにくれば、まず買いそびれることがありません。

カロリーはやや高めですから、罪悪感が残ります。今日こそサラダをと思っているときに限って、在庫があるのです。サラダを食べないとというよい子の裕坊に変わって、悪い子の裕坊が勝手に「カプリースサンドイッチ一つ」と口走ります。それをまた困ったことに、店員さんが聞き逃さないのです。せっかく袋に詰めてもらった以上、断るなどということはできません。サラダを食べないといけないというよい子の裕坊の意思に反して、今日も美味しいサンドイッチを口にしてしまいます…………………なんでこんなにおいしいんだろう……………………

我がリージョナル航空会社も、裕坊が最近ブログをやっているのを知って、各空港のレストランに寄ってみなさいということなのでしょう。今月は各地で空港の長時間の待機があちこちで入っています。裕坊の意に反して、各空港のレストランに寄らざるを得ません。美味しいもの巡りをせざるを得ないのです。空港内レストランに寄っても、まだ時間がたっぷりと余ります。ホテルに着いたときは、せめてジョギングでもして、汗をかかないといけません。

昼食が終わって、これからテキサス州はダラスを経由してオハイオ州シンシナティまで。明日のお昼頃までの宿泊滞在です。

 

裕坊