Yuichibow’s diary

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊、3日目

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマン裕坊です。

今朝も朝寝坊。このフライトのパターンは裕坊には大助かり。夜が強くて朝がなかなか起きられない超夜型。裕坊が高校3年のとき、1年だけ弟くんと同じ学校に通った時期がありました。バスに乗っての通学。途中で乗り換え、2つのバスをバスセンターで乗り継ぎます。裕坊は1分でも多く寝ていたいので、ギリギリまで起き上がらず、いつも乗るのは弟くんの2つか3つあとのバス。乗り継ぎで同じバスになったことは1年間、一度もなし。弟くんは遅刻なしの皆勤賞。裕坊といえば………………………

息子くんも自らは決して起き上がりません。6時半に起こすのは家にいるときは裕坊の役目。息子くんを起こす掛け声、裕坊の自らへの掛け声そのものです。血は争えません。息子くん、ちゃんと裕坊の遺伝子を継いでくれています。

昨日はシカゴからニューヨークのケネディ空港までをまずは担当。到着ゲートは第2ターミナルのC60。ここでは次のフライトまでの待機が凡そ2時間。飛行機は主要空港に於いても平日であれば1時間以下で折り返すスケジュールが組まれているので、2時間もの待機が入るときは、大抵飛行機を乗り換えます。荷物を棚から取り出して、クルー交代。第2ターミナルに到着するときは、裕坊は必ずファーストフードのウェンディーズへ。ここの鱈サンドイッチが大のお気に入り。サンドイッチの入った紙袋を抱えて、次のフライトの出発ゲートB42がある第4ターミナルへと移動します。

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依然はデルタ航空ではケネディ空港では第2ターミナルと第3ターミナルを併用。2つのターミナルは渡り廊下で繋がれていました。国際線到着機能もあった第3ターミナルは5年ほど前に閉鎖。現在では完全に取り壊されて、跡形もなし。更地になって、今は夜間停泊用の駐機場に。

新しくなって増築された第4ターミナルが第3ターミナルからの置き換えになり、国際線は全てここへと到着。距離が第2ターミナルからだとちょっと離れてしまうため、この2つのターミナル間を移動するのにバスに乗ります。上のターミナルマップの緑色の線が昨日の移動ルート。第4ターミナルは縦にかなり長く伸びているので、2つ停留所があります。第4ターミナルは端から端までを歩くとかなりの距離になるため、この2つの停留所間を乗ることも可能。

各ゲートに停まっている機体、あるいは整備で駐機スペースに停まっている飛行機を間近に見る絶好のチャンスです。こんな感じで飛行機を間近に見ることができます。もちろん写真を撮るのは全然自由。

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マンハッタンへ行くにはニューヨークだとラガーディア空港が近くて便利といえば便利。ただマンハッタンに出るまでの交通手段がちょっとややこしいのが難点。経路が把握しやすい電車でマンハッタンへ行けるので、マンハッタンからはちょっと距離は離れますが裕坊的にはケネディ空港がオススメ。電車を使って迷うことなくマンハッタンへと行くことができます。ターミナル内も清潔そのもの。飛行機を降りて荷物受取に向かうバスに乗れば、飛行機を間近に見るチャンスにも恵まれます。

昨日はケネディ空港からはオハイオ州クリーブランドへの便を担当。夜9時ごろに到着してホテルで昨晩からゆったり。暖房もここのお部屋はちゃんと効いているので、言うことなし。寒い北部の州では冬は暖房は必要不可欠。我が家の暖房もかなり年季が入っているので、そろそろ新しいのに取り替えが必要かも。冬の真っ只中に暖房が止まってしまったら、大変なことになります。水道管が破裂でもしようものなら、目も当てられません。

今日はこれからミネソタ州ミネアポリスへと出発し、そのあとカナダはエドモントンへと向かいます。

 

裕坊