Yuichibow’s diary

リージョナルジェット機の操縦席から外を眺めるお仕事をする人の日記

裕坊、一旦帰宅

皆さんこんにちは、航空会社フラリーマンです。

昨日は一本のフライトをこなしてゆっくり睡眠。今晩はまた愛妻ちゃんと息子くんに会える日。6日間連続とはいえ、最後の日を除いてはそれぞれの日はゆったりとしたスケジュールで、気分的にちょっとゆったりの裕坊。コーヒーが今朝はめちゃウマ。

一昨日の夕方になってほんの短時間に降った雪に、さすがのミシガン除雪隊も手を焼いたのでしょう。大雨のあとの大雪、しかもベチャ雪。道路事情がどうやら今一つよくなかったようで、朝になって少しずつ休校が発表になります。コタツで力尽きてそのまま寝ていた愛妻ちゃん、朝の4時過ぎには目もパッチリ。よく見ると液晶画面のバックライトが愛妻ちゃんの顔を照らしています。眉間にシワを寄せて真剣な眼差しで見入っているのは休校情報。ほぼ30秒おきに情報を更新。幼稚園が休園にならないか、心配で仕方がないのでしょう。

元々愛妻ちゃんの勤める幼稚園の学区は、他の学区に比べても休校に至るまでに時間がかかることで有名。皆熱心な先生ばかりで、生徒の顔を見たくて見たくてきっとウズウズしているに違いありません。ギリギリのギリギリまで決断を粘ります。そのうちに、ほんの少しその学区から離れた中学校に通う息子くんの学区は休校の発表。息子くん、これ幸いとばかりに二度寝に入ります。普段もこちらが起こさない限り、自らは決して起きてくることがない息子くん、中学生にして夜中を過ぎても起きていられる超がつく夜型人間。裕坊の息子であることを改めて実感。

6時を過ぎても休校が発表にならない幼稚園の学区。さすがに覚悟を固めていつものルーティンへと入る愛妻ちゃん。シャワーへと入っていきます。愛妻ちゃんのあとを継いで情報更新を受け継ぐ裕坊。休校情報がやっと出たの6時半。シャワーで愛妻ちゃん、ホッとした表情。眉間のシワがどこかへ消え失せていました。園児の顔が見られなくて残念かと思いきや、そっか、園児が家に安全でいられるから安心なんだね。さすが気の優しい愛妻ちゃん………

ゆっくりの朝食を済ませて、ほんのちょっと雪かき。昨夜のうちに大きなシャベルをフロントバンパーにつけたトラックが道路の雪かきを済ませてくれています。おかげで道路はとてもキレイ。そしてそのトラックのシャベルからこぼれた雪の塊がたっぷりと家の前に積まれています。仕事に行く前には、それを履かないといけません。水分をかなり含んでいて雪かき機は全く使い物にならないので、久しぶりにシャベルを取り出し、固まった雪を持ち上げようとすると…………………動かね〜…………

トラックにつけられたシャベルは前に進むにつれて、雪の塊を雪だるま方式に大きくします。そしてカーブに差し掛かると大きな塊がシャベルの横へとこぼれます。そして我が家はちょうどカーブの1番最後のところにくるので、トラックは毎回1番大きな塊を残していきます。普段裕坊があまり体を動かさないのをトラックの運転手もよく知っているに違いありません。膝の高さはある塊を我が家の前にいくつも積み上げて、鼻歌を歌いながら去っていきます。

いい運動です。塊を砕きます。いつも溜まるストレスをしっかり発散です。砕いてそれをシャベルでズルズルと引きずります。まだ外の気温は一桁台だというのに、しっかりといい汗をかきます。不摂生で重くなった体も軽くなります。仕事始めの景気付けにはもってこいです。

今日はデッドヘッド2本。操縦席に座ってフライトを直接担当するのは1本だけ。デトロイトからニューハンプシャー州マンチェスターまでのフライトが担当便。あとはお客さん。iPad片手にゆったりの1日です。

 

裕坊